功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

死力を尽くして、公開オンライン & 少数対面の特別講義を致しました。(2021-12-18 23:15:59)

2021-12-18 23:43:46 | On the Road
・・・死力を尽くして、公開オンライン & 少数対面の特別講義を致しました。

▼朝、自宅を出るときは、辛かった。
 今週の、ちと凄まじかった日程の疲労が、身体の内部から噴き出てくる感じで、空港に着くまで、ガクッと首を垂れて寝ていました。



▼それでも飛行機のなかでは、長年のもう癖というか習慣というか義務というか、モバイル・パソコンを開いて、新潮社から刊行予定の新刊の執筆です。
 書いていて、無意識に一瞬、眠り、次の瞬間、はっと目覚めて、また書く。その繰り返しです。
 もっといい言葉を、とふと窓の外をみると、雲海が光を美しく、はね返していました。
 ぼくの多様な仕事の大半を支えてくれているモバイル・パソコンは、深刻な問題が起きてから、まだ一部だけの修復です。しかし機上で原稿を書く分には、大丈夫です。

▼東大阪市の近畿大学に着くと、かつてレギュラーの授業を持っていた経済学部ではなくて、大学本部の棟です。
 ここは最新の設備が整っているようです。
 そのためにオンラインは、快適な環境でした。

▼授業を進めるうち、あのひどい疲労感が根こそぎ、吹っ飛んでしまいました。
 不思議です。
 授業の最後は、質問に応える時間です。
 少数に絞ってある対面の学生諸君や、オンラインの受講者のみなさん ( 学生プラス広く国民のかたがた ) からの質問に、これも命を一滴まで絞り切る心身の構えで、答えていくうちに、1時間半の授業のはずが2時間ぐらいになり、飛行機に危うく遅れるところでした。

 近畿大学の学生諸君は、レベルが上がっているのをはっきり感じました。

▼今は、すこしぶり返した疲労感と戦いつつ、新刊の執筆を続けています。
 電話での、まつりごと ( 政 ) の交渉も続けています。
 みなさんからの怒りと絶望感に溢れた書き込みも、すべて読みました。

▼今日の授業のレジュメの本文を、下掲しておきます。
(レジュメそのものではありません。本文に当たる部分だけです)

2021/12/18
第8回近畿大学アカデミックシアター特別講義 

 危機は去るのか、その先はどうする

近畿大学経済学部客員教授、東京大学学生有志ゼミ講師(元教養学部非常勤講師)
参議院議員、72人の衆参両院議員でつくる護る会(日本の尊厳と国益を護る会)代表
                                  青山繁晴 拝

【 武漢熱を逆手に取る 】
  • 依然として学生がキャンパスで学生生活が送れない現実にどう向かい合うか。
  • 武漢熱の正体は何か。
  • ワクチンをめぐる真実は何か。
  • 武漢熱が浮き彫りにした日本の姿、ほんとうの姿とは何か。
  • 武漢熱は世界をどう変えているか。
【 何に拠って立つか 】
  • あなたとは誰か。
  • 天皇陛下は何のためにいらっしゃるのか。
  • 現状の日本は国家と言えるか。
【 きみは愛するひとを護れるか 】

A.憲法を、右からでも左からでもなく、ど真ん中から考えてみたことがあるか。

▼第9条(全文)
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

▼憲法前文(一部の抜粋)
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

B.日本の安全保障の実像はどうか。

(1)自衛隊について、世界の常識や国際法からして、もっとも不可思議な点はどこか。
(2)自衛隊は軍隊か。専守防衛は可能なのか。警察は、世界の基準と同じなのか。
  • 日本の安全保障・国防の歴史で世界の民主国家と比べてもっとも異常な点は何か。
【 日本は戦争に負けた、資源の無い国なのか 】
  • 自前資源はあるか。あるなら何か。あるならなぜ海外から高値で買うのか。
  • 人類はこれまで、資源エネルギーをどこから採ってきたのか。
【 今こそ見つめたい日本の根っことは何か 】
  • 硫黄島に何を学ぶか。
  • 「白梅の塔」に、何を学ぶか。
  • 真の教育とは何か。





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どうにかこうにか今月も「澄哲録片片」を書きました。(2021-12-18 09:17:28)

2021-12-18 10:48:51 | On the Road
・・・南の海で、遠い島へとゆっくりクロールで泳ぎ、北の山で、思い切りスキーを猛速で滑ったのでした。

 なぁんちて。
 そんなわけないっすよ。



 どうにかこうにか今月も、月刊Hanadaの連載エッセイ「澄哲録片片」(ちょうてつろく・へんぺん)を書きました。
 発刊は年末だから早いのでしょう、いつもより6日早い、12月20日です。
 すこし安くなるらしい定期購読はここです。(定期購読なさっても、ぼくには1円の利益にもなりません。戦う論壇誌の花田編集長と担当編集者の沼尻さんへの友情から申しているだけです)

 いま、南の海でも北の山でもなく、大阪の近畿大学経済学部へ向かっています。




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茂木幹事長が、高市政調会長に「採択しない」(2021-12-18 05:56:24)

2021-12-18 06:45:42 | On the Road
▼今回は公明党との調整も、実は、完了しています。
 茂木幹事長も「内容はいい」と言明されたそうです。
 では、なぜ ?

 ぼくは昨日も予算委員会で身動きがとれず、予算委の終了直後に護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) メンバーの和田政宗参議院議員から、茂木幹事長が、高市政調会長に「採択しない」と表明されたことを聞きました。

▼その後、詳しい状況を調べ、北京五輪の外交ボイコットについて政府がまだ態度を表明していない段階で、この決議の採択になるのは好ましくないという判断だと知りました。
 これに対し、高市政調会長らは、それは話が逆であり、今こそがタイミングだと表明されています。その通りだと考えます。



▼夜の早い段階で、諦めずに交渉する行動を起こしました。
 答えはまだありません。

 こういう動きは、ずっと懸念していました。
 岸田総理が、高市さんを幹事長にせず、茂木外相 ( 当時 ) を幹事長に持ってきた人事ですでに、この事態は予想せざるを得ませんでした。
 そのために水面下で、こうならないよう働きかけ続けてきましたが、民主主義においては、権限が公式に付与された人物だけが最終的にすべてを差配できるというのが冷厳な現実です。
 自由民主党の同じ三役である政調会長 ( 高市さん ) であっても、切歯扼腕しても、幹事長の権限に対してどうにもなりません。

 しかしむしろ、無役で自由に動ける立場には、役に就いている人にはできない、それなりの見えざる動きはできます。
 家族会の会長だった飯塚繁雄さんの死を含め、懸念してきたことが次々に現実になっても、その歩みは止めません。
 どなたにどんな権限があるか、それを見極めつつ、謙虚に私心なく動くこと、表に出ない、報われざる交渉を重ねることが肝心です。




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飯塚繁雄さんが、お姉さんの拉致被害者、田口八重子さんと会えないまま世を去られました。(2021-12-18 05:29:16)

2021-12-18 06:38:48 | On the Road
 拉致被害者の家族会の会長を務められた飯塚繁雄さんが、遂に、お姉さんの拉致被害者、田口八重子さんと会えないまま世を去られました。
 自由民主党の対策本部や、国民の集会でお目にかかるたび、弱っていかれて、深く危惧していました。
 憤死なさったと言わざるを得ません。
 国会議員のひとりとして、こゝろからお詫びを申しあげます。



 同胞、はらからをみな取り戻すために取り組み続けることしか供養はないと思うほかありません。
 飯塚さん、無念と憤激が、ありありと伝わります。どうかせめて、自由な魂となられて、ほんのすこしでも楽になられていますように。




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みなさんとの連帯以外に道はありません。(2021-12-18 04:44:12)

2021-12-18 05:57:52 | On the Road
・・・できれば、この動画を視ていただけませんか。

 みなさんとの連帯以外に道はありません。




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