「三重県営サンアリーナ」 ここは、伊勢市朝熊町にある11,000人を収容できる巨大な多目的イベントホールです。
近代的な建物なので、里離れた山間にあって ちょっと異質な感じがします。
見るだけならタダなので、中を覗いて見たんですがこれまた超豪華・・・
いつか こんなところで「オチャサイズ」をしてみないなぁ。
な~んて無謀なことを思ってみたりしながら お目当ての場所に向かいます。
サンアリーナのメイン玄関前に陽を浴びて、ひと際 輝きを放っているのは、岡本太郎氏の作品 「であい」 です。
1994年に開催された「三重県世界祝祭博覧会」の時に作られたモニユメントで、当時は「であいの泉」と言う名の噴水でした。
近年、隣接するフットボール場の建設の際に一時撤去され、その後 像だけが復活した歴史を持っています。
遠くから見ると鳥のようもに見えますが、男性(金)と女性(銀)のカップルを表現しています。
相変わらず TARO らしい造形で、彼の作品を見ると いつもワクワクする。
この作品も、角度によってイロイロな表情を見せてくれます。 鶏のような? 指のような? この 怪奇な形 こそがオンリーワンで魅力なのです。
中でもスゴイ!と思ったのは、目の部分がまったくないのに、影によって あたかも目がそこにあるように見えるから不思議です。
イイね、この形・・・ ブツブツしゃべりながら、何回も まわりながら独りで感動していた。
伊勢には毎年行ってますが、訪れる機会がなく今回が初めての 「であい」 でした。
ホントは場所を調べて翌日に行く予定でしたが、道を間違えて偶然この横を通った時、金と銀に輝く物体が目に止まって一目で アレだ! (ここだ)とわかりました。
次の日だったら大雨だったので、やっぱ導かれてるのかな? なんて思っちゃいます。
実はね 「神話」 の時も 今とまったく同じような事が起きてたんですよ。
快晴の空にそびえ立つ「金」と「銀」の姿は とても優雅で、写真で見ていたよりも遥に美しく感動モン
噴水の時に見てみたかったけど、それでも5本指に入るほどの お気に入りの作品になりました。
こういうのが近所にあるとイイよなぁ・・・ 毎日でも来るのに。
岡本太郎・・・ やっぱ素晴らしい。 ボクが一番に尊敬する人物です。(キモト)
自分が片思いしている。
そう思っているときの方が強烈だ!
つまり、相思相愛、おめでたいのが恋愛ではなくて、
方思いが恋愛だと言える。 【岡本太郎の名言】より