写真は、『SUZAO RSW11 甲部ロクマル』のグリップ部分です。
竿尻の長さが、一般に比べ3~4倍あります。
長くした理由は、太目のグラスチューブラーを使用した為に重量が増し、竿全体のバランス調整には尻手部分を長くした方が、、ヤジロベェ~の原理で軽いオモリでバランスをとれる為、、というのが最大の理由です。
先日、甲ヶ崎で試釣してみました。
バランスは良好で、思ったほど竿尻の長さが気になりませんでした。
それと、嬉しい誤算がありました。
弾けたような感触のアタリが手に心地よく伝わってきます。
太目のチューブラー+超ロンググリップにより、竿内の空洞部分の容積が筆者の製作した竿の中では過去最大で、、竿内にアタリがビンビン反響してきます。
今回の竿は強靭なのに触感が繊細で使っていて面白いモノに仕上がりました。
筆者には技術的に無理ですが、竿尻のグリップ部分を『中が空洞の樹脂一体成型差し込み式グリップ(アタリ反響チャンバー)』を作るコトが出来れば、更に反響が増すか確認できるのですが、、まぁ~そこまでしなくてもエエかぁ。