リールのボディーと面一の一体型アンダーガードの場合、アンダーガードが水受けとなり、スプールの外周がダンゴやゴミを巻き込みボディーとの隙間に入り噛み込んでしまいます。
改善策としましては、
アンダーガードに排水用の穴を設ける。
スプールの外周を磨き、凹凸を無くす。
などが考えられます。
ただ、高価な道具なだけに、なかなか加工に踏み切れないのが本音だと思います。
設計の段階で、バイキングやセイハコーのように、アンダーガードがボディーと面一にならない位置に付いていれば砂噛みのストレスは随分軽減さるんですが・・・。。
筆者のK社のドラグ付きリールは、アンダーガードに穴を開け、外周を少し削って(磨いて)います。
スプールの外周は、回転によって外側(ラインの巻いてある側)にゴミが吐き出されやすいように、外側のクリアランスが大きくなるように、断面図でいうと斜めに削って(磨いて)います。
ノーマルに比べると大分軽減されましたが、加工後も時々砂噛みは起こっています。