竿のケツ部分です。
昔から筆者は、竿のバランスを重視しておりまして作業には『板鉛』を使ってきました。
子供の時は、竿に板鉛をビニールテープで貼っていました。
今回は、板鉛の太さを17ミリで巻き(事前にバランスを確認済み)、内径12ミリのEVAグリップの外径が17ミリになるまで削った物をスペーサー代わりとしました。
今回の竿は、ケツのグリップを『砲弾型』にせずに、もったりしたカーブの細長い感じにしたかったので、市販の内径17ミリのコルクグリップを切断して使いました。
鉛とEVAのスペーサーの上にコルクを被せて接着したら完了です。
子供の時から比べたらチョコット綺麗に仕上がりましたが、構造的な原理は全く同じです。
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グリップがベージュ色なのは、EVAの上にタコ糸を巻いてから着色しています。
タコ糸作戦は初めての試みですが、EVAがひしゃげた時に糸が緩んだらアウトですので、EVA内部に浸透するようにシャバシャバの漆で固め中です。
もしもタコ糸が緩んだら、それはそれで経験値になりますので、全然OKなんです。
もしもダメだった場合は、内部のEVAに縦に一度切り込みを入れ、切ったトコロをまたボンドで接着し、縦十文字にボンド製の骨組みを入れるという対処案も控えています。
たいがいのコトに関して筆者は失敗と思っていませんが、他人様から見て失敗という状況もまた、、自作竿の楽しみなんです。