筆者は、サシ餌を動かして誘って釣るのが好きです。
特に、誘い上げて掛けるのが簡単でイイ塩梅なのですが、、オキアミを誘い上げた時にボラを良く釣ってしまいます。
ちゃんと口に掛かっていますので、『ボラはオキアミが好物なんや~』と、、思っておりました。
好物なのか?そうでもないのか?という真意は定かではありませんが、今日何気に筏下の水中映像を見ていて、ムムムと感じるところがありました。
海底に山盛りのダンゴがあるのに、跳ね上がったサシ餌に付着しているダンゴを、2匹のボラが競うように削ぎ取りにいっております。
サシ餌は口に入る大きさなのですが、サシ餌に付着したダンゴに照準を定めハフハフしに行っているように見えました。
映像からは、ダンゴがキレイに取れてしまった後のサシ餌には全く無関心です。
この事から、ボラがガンガンの状態の時には、ダンゴがサシ餌に粘着し難いニギリ方で包んだ方が、どうも得策のようです。
理想としては、表面がイビツでダンゴが粘着しそうなサシ餌の場合は、ダンゴの中に空洞を作りソコに放り込んでフタをして落とすのが、ほぼ完ぺきかも知れません。
ただ、面倒くさそうなので、通常のニギリ方で着底後にできるだけ海底に留めるようにして、サシ餌に付着したダンゴが洗い流されたかな?まだかな?と少し間をとってから、誘いを開始してみるのも一つの方法かと考えてみたりしています。
これは、海底にボラがガンガンの時だけの、ちょっとした対策になるかと思いつつ、、今度試してみます。
ただ、ダンゴが赤土などの粘着傾向の強い物につきましては、あと一歩二歩踏み込んで考える必要がありそうです。
筆者は関心はありませんので『ボラ釣り?』のスタンダードな仕掛けを知りませんが、出来るだけ小針の鯉の吸い込み針のような仕掛けで、海底到達時に直径2cm程度のダンゴの球を誘い上げるのが、もしかして数釣りにつながるのでは?
と考えてみましたが、ボラ釣りはヤル気ありません。