1月26日編
かねてから、ひとつ疑問がありました。
実のトコロ筆者は、、白石湖であんまりキビレを釣ったコトがないのです。
『キビレ=シュッシュ釣法(シュッシュ、シュッシュと竿を振りながらラインを振り出す釣り方)』というイメージがありましたが、『への字穂先』なので、シュッシュがやり難い事情があります。
たまには、やって見るのですが『ボヨ~~ン、ボヨヨ~~ン』という感じで、いまいちソフトなムードになってしまいます。
しかし、胸を張ってシュッシュしている人が羨ましくなり、『への字穂先のTYPEゴボウ』で、シュッシュにTRYしてみるコトにしました。
キビレを狙うのが目的ではなく、濁りの外に居るかもしれない大型マチヌを狙うのが目的です。
朝イチに、テキトーに足元を落とし込みでチェックした後、ダンゴを4~5個落として足元を濁らせました。
いよいよ『TYPEゴボウ』の登場です。
しかし、なんだか穂先が折れそうで思いっきり竿を振れません。
テキトーな加減を模索しながら頑張ってみましたが、なんと!『ボヨヨ~~ン』よりも飛距離も出ないのです。
仕方がないので『ボヨヨ~~ン』にチェンジして、サナギを投げてみましたら、着底後すぐアタリがあり、キビレが釣れてきました。
キビレを狙っている訳ではないので、事前にサナギをパラパラと放りながらチヌの到来を願ったのですがダメでした。
『あぁ~それにしても今日は風が強い・・・』、、風には勝てず、、別打ちダンゴ+落とし込みに切り替えることにしました。
しか~し、海中に生態反応がありません。
『穂先よ沈め~!お願いチョットでいいし・・・』と何度も念じてみますが、全く沈みません。
気配を消すために『無・・無・・・無・・・・無ー!』と無心になり、タマに横目でチロッと見ますが、穂先は風で揺れているダケです。
寒いし、風はキツイし、波のシブキで背中は濡れてくるし、カセはヒッキリナシに大移動するし、『あぁ~帰りたい』と思いますが、周りのオジサマ達は黙々と釣りをしてはります。
大移動の最中、、小ダンゴを打ちまくっていると、、やっとアタリが出てきました。
しかも、そのポイント1箇所だけアタリがあります。
カセは移動を繰り返しそのポイントに長くは止まっていませんが、その直前、(復路の時は、、直後)に必ず根掛かりします。
『ココに何かある?』
オモリを小型タングステンの中通しに替えて、『出来るだけピンポイント』に『短時間』に、、そのポイントに到達する仕掛けに変更しました。
コレはコレで、ちょっとスリリングなゲーム感覚なので、ダンダン闘志に火が付いてきました。
何往復したでしょうか?、、風で細かいアタリはカイモク解りませんが、カメジャコのサシ餌の時に穂先がグ~ンと入り、、その後グングゥゥゥ~~~ンと入りました。
『ヴィクトリー!』、、小さいながらも40cm弱のチヌをゲットし、何とかボーズを逃れるコトが出来ました。
その後、ダンゴ煙幕の外をチェックしていたら、またキビレが1匹釣れて、、納竿となりました。
なんだかよく解りませんが、キビレはダンゴが苦手なんでしょうかねぇ~?
1月27日編
この日は、『Kzeroの河村事務局長さん』と『山根チリしさん』と『もぅ1名の会員さん』とで釣りをするという感じだったのですが、イマイチ状況がノミコメナイまま前日同様に5号カせで1日釣りをしておりました。
前日同様、足元には何も居ない感じです。
今日は水がよく澄んでおりましたので海底を見てみると、昨日『根掛かり』していた正体は、かなり大きな海草軍団だったのでした。
魚が集まる場所は解っていますので、チョイ投げで攻めてみますが、根掛かりばかりして釣りになりません。
風も吹かないし、『どうにもこうにもお手上げな感じ』に支配されてしまいそうです。
そして、買っておいた粒サナギを車中に忘れてしまい、何となくやる気が起こりません。
弁当船が来たので、船頭さんに頼んで船に乗せてもらい、サナギを取りにいきました。
途中で船頭さんに『つきあって』と言われ、、『ゴメンナサイ』と言おうと思ったら、、水質検査の人が乗り込んできはりましたので、『あぁ~そういう意味だったのねぇ~』と安心しました。
水深・水温・水質を定期的に検査してはるみたいです。
この日の湾口付近は、水深6.9メートル、、水温は海面13.5℃・水深3メートル14.9℃・海底14.5℃って、教えてくれはりました。
『ふ~ん』。
それ後、カセに送ってもらったのですが、風が吹いてて昨日のBESTポジションの上にカセが浮かんでいます。
『おぉ~!』、、早速、、落とし込んでみますが、反応がありません。
イチかバチかで、大小のダンゴを15個くらい短時間で撒き、竿も2本出して、久々の二刀流で戦う事にしました。
この時、もし『こしやん』から、いつもの18禁メールが着たら、海賊狩りのゾロ張りに三刀流になるところでしたが・・・。
1本は濁りのド真ん中に落とし込み、もぉ1本は右にチョイ投げで濁りの外を攻めます。
作戦成功!、、まず濁りの外の竿が反応し44cmが釣れてきました。
背後から微風が続いていて、カセの位置がイイ塩梅に動きません。
その30分後、今度は濁りのド真ん中狙いの竿が反応し、40cmくらいのが1匹釣れました。
風が止み、カセは定位置へ。。。とほほ
でも、神風が吹いてボーズは回避するコトができました。
夕方になり、無反応の状態がつづいていたのですが、ずっと気になってるコトがありました。
カメジャコを落とし込む最中に『何かが、触っているのでは?』というコトです。
最初のうちは、『スプールに巻かれたラインの軽い糸噛みかな?』と思っていたのですが、どうも気になります。
そこで、カセの中で釣り座から遠い位置に移動し、澄んだ海中を覗きながら、カメジャコを落とし込んでみました。
コレは、釣るコトが目的ではなく、ラインの出方や、スプールの回転や、サシ餌の挙動を確認したかった訳です。
想像していたより、3号ラインはスムーズに出て、スプールもけっこう滑らかに回っています。
面白かったのは、カメジャコの動きです。
落ちている最中は、お尻を下にして『ア~レ~』って感じで落ちていきますが、スプールでブレーキをかけると、『んっ!?』って感じで急に正気に戻って、フケたハリス分だけ横方向に泳ごうとします。
『なるほど!こりゃ使えるかも?、、障害物周りを潜行する生きたルアー!?』、、先々に取り組む宿題がまたひとつ出来てしまいました。。(笑)
釣り座に戻り、カメジャコが落下の途中に『何か居る?』と感じたら、オキアミで試してみるコトに決めました。
納竿前にその時がやってきました。
1回目は、オキアミをストーンと落としてみました。
『何か触った?』感はありましたが、アワセどころ』がありません。
2回目は、途中でブレーキをかけて止めてみました。
『一度触って、すぐ止めた?』、、なんだか、正体を見破られてしまった感じです。
3回目は、さっき1度触ったアタリで止めてから、人差し指をトン、、トン、、としたリズムでスプールに当てて、オキアミを落下させながらシェイクさせてみました。
イメージとしては、バス釣りで4インチワームの常吉リグを操作している感じです。
『人間だったら、こんなコトされたら絶対酔うわ!』と思いながら続けていると、突然穂先がギュィィ~~ンと入り、グングン引きます。
『やったー!チヌ?キビレ?』と思いながら格闘していると、針外れです。
なんだか正体は解らずじまいでしたが、最後の最後に作戦が当たり楽しく納竿できました。
その後事務所でKzeroの方と話をして、その時に今回参加されたメンバーを知りました。
ここだけの話ですが、『実は違う人をKzeroの会員さんと思っていて、1日中勘違いしていました』。。(笑)
両日の釣果=3匹(他キビレ2匹)
2010年 釣行 6回 9匹 最長54.5cm 年無し1匹
2009年 釣行 67回 426匹 最長51.8cm 年無し1匹
2008年 釣行 64回 114匹 最長56.5cm 年無し7匹
2007年 釣行 18回 68匹 最長42cm
通 算 釣行155回 617匹 最長56.5cm 年無し9匹
1日人違いですか(笑)
漁さんらしくてGOODです
本当に、想像できて笑けてしまうのは私だけは、無いだろ~な~[E:smile]
昨日は、特に朝礼的なモノもなく、各自がバラバラに筏に行きましたので、勘違いしていても特に支障はございませんでした。(笑)
失礼しました[E:coldsweats02]
三刀流見たかったな~(笑)(つд`)
落とし込みの途中のバラし何だったのでしょう?
『で』が抜けていたのですね。
了解しました。
再度、心して拝読させていただきます。
釣り上げていないので、正体は解りませんが引き具合から、多分キビレ?では??と思います。
当日は、チヌもタモですくえそうな上層を泳いでおりましたので・・・、、チヌの可能性もあります。
去年、二刀流をしていてラインが絡まってバラシたコトがありましたので、暫らく封印していたのですが、今回は作戦大成功!でした。
長~
明日楽しみにしています。
本日は宜しくお願いします。
ブログを初めてから、ずっと文章を短くするコトに心がけてきました。
一度、思いっきり書いてみたくなり2日分まとめて書いてみました。