GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

完成しました。

2015-03-09 18:23:24 | 道具・筏


外径17ミリの太いカーボンを受け手に使ったからなのか、予想以上に手元感度ビンビンの竿になりました。

これは、うれしい誤算です。

スケルトンシートにグリップを被せて取り付けたのには、二つの理由があります。

ひとつは、持ちやすさのため。

も~ひとつは、ライン→リール→リールシートと伝わってくる振動を、今よりも効率よく拾えないか?という実験です。

もしも筆者が大富豪だったら、リールシートと一体型の中空グリップを作っちゃうんですけどねぇ~~♪

無敵の片手平突き

2015-03-09 10:46:59 | 道具・筏


もしも新撰組三番隊組長「斉藤一」が、かかり釣りをしたら・・・。

というコンセプトで作り始めた竿が、写真の「甲部3斉藤」(筆者用の竿の名前)です。

以前一度完成しましたが、グリップ廻りの改良を始めました。

この竿は、手持ち用の竿です。

以前は、EVAのワンピースのグリップでした。

ただ、手元感度がほぼゼロっていう感じで、使っていて面白くも何ともないので、リールシートより下を大改造しています。

スケルトンシートを使いましたので、もしも普通にセパレートのグリップを着けるとしたら丸っこいシルエットの流線型のグリップが納まりが良さそうです。

ただ、この場合はミョーに可愛らしい感じになりそうですので、あの斉藤一が許してくれそうにありません。

ってコトで、、飾り気がなく「悪即斬」っぽいグリップにしてみました、、って何だかムリクリでしたね。

誘い用、、その2

2015-03-04 21:53:01 | 道具・筏


誘って釣るに特化した竿を作るにあたり試行錯誤しなければならないのは、実はコレからです。

納得のいくモノにするには、穂先を煮詰めていかなければなりません。

手始めに、一般的な先調子穂先の先端部の寸法を拡大したようなカーブに曲がる穂先を作って試してみました。

随分と瞬発力が鈍ってきた筆者は、咥えたサシエサを離し難そうな、、そこそこストロークのある穂先が有利だと考えた結果です。

昨日は、底より少し上のタナにチヌを見つけられませんでしたので、穂先の良し悪しも確認できませんでした。


穂先を削る前に、、まずは、エサを食べやすい穂先が最良の穂先と考えるコトにしてみました。

動画などを拝見しますと、チヌはエサに近づき口を少しだけ開けて咥えます。

ありきたりの光景ですが、なんとなく疑問に思うコトがでてきました。

色々思いを巡らしているうちに、このありきたりの光景がだんだん不思議に思えてきます。

「何故?チヌはいとも簡単に、確実にエサを咥えるコトが出来るのか・・・??」

筆者がお風呂で、水中に漂う小さなゴミを掴もうとしても簡単には掴めません。

掴もうとすると、逆に逃げるよう離れていきます。

もしもコレが、生きている小エビなら、、なおさらです。

「咥える前に、、もしかして、、、ちょっと吸ってる?」

チヌに聞く訳にもいきませんが、吸っているとしか思えません。

このままでは、いつまでも先に進めそうにありませんので、筆者は「君達、ちょっと吸ってるよね・・・。」と勝手に決めつけて、吸われやすそうな穂先を考えるコトにしたのです。

釣りの技量があれば、どんな穂先でも簡単に釣れると思うのですが、筆者は未熟なクセに、一度気になりだすと変なトコにこだわってしまいます。

「ちょっと吸ってるよね?」という真偽のほども解らない「推測」を素に考えたのが、一般的な先調子の先端の寸法を拡大したようなカーブに曲がる穂先だったのでした。

「への字穂先」は、この手の誘う釣りに向いていますが、風に弱いのが欠点です。

コレからしばらくは、、この大柄な先調子?の変な穂先をチョコット試してみようかと思います。

誘い用、、その1

2015-03-04 20:07:42 | 道具・筏
昨日は白石湖に行ってきましたが、残念ながらキビレ2枚で撃沈をくらってしまいました。

年無しチヌかと思うくらいよく引いてくれましたので、外道でもキビレには感謝です。



誘い用に作ってみた竿もデビューさせてみました。

この竿は、太くて短いので、若い頃に写真を見たコトのある、太くて短い印象が強かったステルス戦闘機のイメージで作り始めてみました。

前回アップした写真は、作り始めた時の外観です。

もともと30点で満足する竿作りですから、100点を狙わなくてイイのでデザインも含めて色々なコトを試せます。

作り始めは、太くて短いという短所?を逆に強調するデザインを狙いました。

しかし、誘い用というコトで軽い方が扱いやすいので、あれからEVAを薄く削り込みました。

外観は前の方が好きだったのですが、竿も道具というコトで、やっぱ使い心地優先です。

カラーリングだけは、筆者の記憶の中のステルスのようなツヤのない黒っぽい印象を残しました。

筆者は航空機マニアではありませんので、正直よく解っておりません、、あしからず。

短い竿というコトを考慮して、突然の突進でも竿を安定して握っていられるように、グリップを少し断面が楕円の形に削っています。

筆者の作るキッズ用竿ほど楕円ではありませんが、これで急に突っ込まれてもシッカリ竿を握れます。

手元感度は予想通りで面白い竿になりました。

また予想外だった事は、16mmグラスを使った割には、あまり硬さが気になりませんでした。

時期がきたら細ラインでも試したくなる硬さです。