若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

Superfly なう

2012-09-23 09:21:08 | 音楽(足利市民合唱団)

昨夜、『ナオミの舟』(別名:ソファ)にペタリと座り込んでNHKの『Songs』という番組を凝視してたら、二代目に「Superfly、ハマってるの?」と尋ねられました。

 

うん、ハマってるの。

 

銀行員時代の上司が、Superflyの新譜を郵送で(!)貸してくださいました。「新しいアルバム出た!」、「貸して!貸して!」な女子高生的ノリが懐かしく、とても嬉しかったです(その上司は、ある意味女子高生的なノリを残した方です)。

 

でも、それがハマった理由じゃないんです。

 

少し前。今夜は合唱の大事な練習日(本番目白押しなんで、とにかく休みたくない!)という日に、ショッピングセンターで撮影でした。二代目もそんな私のために「何とか練習に行かれるように終わらせるからね!朝からマッハで頑張るからね!」と言ってくれていました。が、終わらない。終わる予感がしない。っていうか練習行くどころか、今日中に終わるのか?この量!?と目の前真っ暗。「えーん。」と未撮影商品の山の前で立ちすくんでいた時に、Superflyの新曲(その時は、何の曲なのか知らなかったけど)『輝く月のように』が流れてきました。呆然とした脳に、じんわりガッツリ沁みてきました。

 

「こんなに仕事があって、楽しい趣味があって、優しい人に囲まれて、これ以上何を望むのさ。」な気持ちになりました、とても素直に。「がんばろー」って。

 

 

その日の練習?最後50分間だけだったけど、ちゃんと行かれました!


オペラ「ピーター・グライムズ」に行くんだ。

2012-09-08 14:25:53 | 音楽(足利市民合唱団)

えへへへ~。発券してきちゃった。

 

 

以前から何度も言ってますが、私は合唱が大好きなんです。歌うより聴く方が、多分好き。人声が合わさっていけば基本的には何でも好きなんですが、時々ボリューム的に『圧倒的な合唱』を聴きたくなります。

 

圧倒的な合唱として以前自分が選んでいたのは、とにかく大人数の合唱。第九とかメサイアとか。でも数年前に新国立劇場でオペラを観たとき、階段に居並ぶほんの20~30人の合唱に、経験したことのないほどの、『圧倒的だ。』を感じて、その興奮が忘れられません。

 

今回、いくつかのキッカケに背中を押されて、思い切って買っちゃった(1か月分のおこずかい投資)!大きなニンジンぶらさげて、この日までお仕事ガンバります♪♪♪

 

 


罪の告白

2012-09-03 12:47:32 | 音楽(足利市民合唱団)

昨日、都響オペラ「カルメン」@神奈川県民ホールに行ってきました。いつも足利まで聴きに来てくれるお友達が合唱で参加するし、カルメンはやっぱり私にとって特別に思い入れのある作品なので。

 

1階のかなり前の良い席。わーい!と開演を待っていたのですが、ナント始まった瞬間に姿勢を正した前の席のおじさまが、とってもデカい(泣)。私は特に小さいのでいつもその点では厳しい目に会いがちなのですが、今までにない迫力の見えなさ加減。舞台の真ん中3分の2はおじさまの頭。上手と下手のはけ口周辺が見えているという状況。主要キャストは中央に設置された階段から降りて登場した(らしい)ので、かなり進むまでカルメンの衣装さえ確認できないような状態で(笑)。

 

休憩時間に、わたしは、必死で考えた。音楽を聴こうと割り切って前半は過ごしたけど、うーん。

 

かなり細かく席レベルが分かれていたはずなので(私はA席)、多分一角がすっぽり空席になっている端っこはBかCなのだろう・・・。移ってもいいかなぁ。ダメだよなぁ。うーーん。

 

係員さんに尋ねたらダメって言うよなー。気持ちでは「どうぞ、どうぞ。」って思ったって、立場上OK出すわけにいかないだろうからなー。

 

うーーーん。でもー。

 

私は勇気を振り絞って、席を移動。係員さんのすぐ近くの(出口間際の)席に座り、係員のお兄さんとお姉さんに、ちらっちらっと視線を送ってみました。『さっきココ、からっぽでしたよね~。いま、私が座ってるってことは、どこか別の席から移動してきたわけですね~。どうなんでしょ~?ダメ・・・なのかな?ダメだったら言ってくださいねー、戻りますから!戻りますとも!』といったオーラを送り続けました。

 

が、お兄さんもちらっちらっと私を見つつも、最後まで見逃して下さいました(休憩時間に携帯で舞台を撮影する人にはダッシュして、厳しく注意してましたが)。

 

というわけで結局、前から5列目、一番端っこの席で(私の前・横には、どなたもいらっしゃらない状態)、カルメン後半は独り占め感を満喫いたしました。確かに超端っこで、字幕は見にくいし、音も随分偏って聴こえてきた時間帯もあったけど、でも舞台観えたの、嬉しかった。オペラだもん、やっぱり「観」たい!無事、友人の迫真の演技姿もバッチリ確認して、堪能いたしました。ミカエラさんのアリアには涙があふれて、最後は「ブラボー♪」って言っちゃった~(移動直後はあんなに小さく縮こまってたくせに)。贅沢な休日になりました♪ Saotomeっち、ありがとう♪


ドイツ語難しい

2012-09-01 11:48:28 | 音楽(足利市民合唱団)

ベートーベンの第九「歓喜の歌」、マーラーの二番「復活」、この秋はこんなデッカイ2曲の練習をしています。ドイツ語です。上手に発音?できるわけがない。

 

普通にドイツ語を喋る努力をしたことはないので話しコトバではどんなもんなのか分かりませんが、歌っているとき、伸ばしている音やら小節の最後に、「~~t」、「~~f」といった感じで、子音をポンっと置き去ることが求められます。これがなかなか勇気を要する挑戦だったりします。「あ~~。」と伸ばして指揮棒でピタっと留めることは出来ても、その最後に子音を置くとなると結構ズレてしまうんですね。で、そのズレが怖いもんで、つい曖昧に「~~・・・(t)」みたいに誤魔化してしまいがち。当然、いつも指摘される事態となってしまいます。合唱先生にさんざん指摘されていた箇所を、オケの先生にも改めて言われてしまうと、自分が過去に書き込んだ注意書きを眺めつつ、「あーあ。」とため息をつくのです。

 

いま、ラジオでAKB48ちゃんの新曲が流れていました。「ギンガムチェック」という曲らしい。「ギ~ンガ~ム・チェーー」♪ のラストフレーズにいちいち、「チェーー」、「k!!」と突っ込んでしまうのは、ちょっとした職業(じゃないけど)病かな。


居場所

2012-08-25 15:24:52 | 音楽(足利市民合唱団)

「基本的に、自分の歌声を人に聴いてほしいという願望がない。というか、どちらかというと恥ずかしくて、聴かれたくない。」

なら、なんで合唱なんてやってるのーーー????と、よく不思議がられるんですが、ココは何の不思議もなく回答可能。歌いたいだけなんだもん。で、一人で歌うんじゃなくて、人の声が重なり合っていくのがぞくぞくするほど好きだから、一人カラオケでは解決しない願望なわけで。

 

とはいえ、やっぱり前の席の人や隣の席の人には自分の声が聴こえてしまうし、実際上手に歌えなければ、周囲にも全体的な出来上がりにも迷惑をかけてしまいます。自分が予想以上に、歌が上手じゃなかった、と知ってしまった数年前以来ずっと考えてきたけど、今の合唱団の中で、自分が果たしている役割って、本当に何も無くて、時々そんな自分がこの合唱団にいたら迷惑?とか考えてしまいます。先生も、仲間も、みんな上手に歌うための努力を惜しまないし、実際どんどん上手になっていくから、自分が上手に歌えないことが情けないし、とても残念で。家族が全員出掛けると、「それ!」と練習して、自分の声を密かに録音したりしてみますが(しかも、2割増し上手に聴こえる撮影スタジオで歌ってみる)、泣きたくなるほど進歩がありません。色々試しているんだけどねぇ、はぁ。

 

なーんて、練習終わりに落ち込んでいる日に限って、後方に座っていたテノール男子(私より若干お兄さま)2名がやってきて、

「ちょっと、松本さーん。お酒飲みながら練習してんじゃない?って後ろで噂してたんだよー。なんだよ、これ~?」

なんて声を掛けてくれたりするもんだから、一気にテンションが「泣」から、「笑」になっちゃって、『楽しいから、辞められない。単純なハナシか。』なんて、納得して来週も練習に行っちゃうんだな。こういう居場所を見付けた自分は多分、かなり幸せなんだろうな。

 

因みに、男子たちの噂の元は、コレ。中身はもちろん、お茶でございます。

 

 


あれから1か月

2012-08-08 15:16:11 | 音楽(足利市民合唱団)

今年の定期演奏会(足唱コンサート)から、早1か月。昨日、地元のテレビで本番の様子を初めて観ました。あっはっは、直後の興奮が冷めたころ目にする録画(および録音)というのは、何ともこそばゆい。

 

また暫くすると、きちんとプロの方が撮影してくださったDVDがやってくると思うけど(それをみんなでワイワイ観るのが、また楽しい)、今回は地元CATVがボランティアで撮影しているもの。アングルの変化もなく(たまーにズーミングだけある)、音も生音を拾っているだけなので、まさに客席で見ている感覚を味わえます。会場の笑い声なんかも拾っているので、「へー、ココ、意外とウケてる。」と思ったり、「ウケてない・・・。おヘソ出したのに、ウケてない!」と冷や汗かいたり。中でも一番面白いなと思ったのは、ある場面でカメラマンさんが、「ハハハ。」と思わず笑っちゃってたとこ。笑わせ冥利につきました(←業務連絡。合唱団諸君へ。「え~?なんのハナシぃ~?」、「おまえ、勘の悪いやつだなぁ。」の場面です)。

 

ん?ウケたところだけ、喜んでる?そーんな訳ないじゃないですかーー。

 

何回も叱られた部分で曲がりなりにもハーモニーが成り立ってた時とか、鳴り止まない拍手を受けて、先生が「もう一回、アンコールいっちゃう?」な顔になった時とか、前日の夜中までかかって用意した仕掛け(空から降ってくる何百個もの風船♪)に、客席が「おー。」と、どよめいた時とか、もう最高☆

 

更に言えば、会場中からすすり泣く声が聞こえるくらい感動・・・させられたら凄いけど、そうなるには、まだまだ修行が足りません。2012年の足唱コンサート、「はい、よくできました!『がんばりま賞』授与!」って、とこかな。


ドンマイ!ドンマイ!次!次!

2012-07-24 12:29:08 | 音楽(足利市民合唱団)

週末、中学3年生の最後の大会でした。私は、野球とテニスの撮影に行きました。

 

3年間頑張ってきた集大成。どのチームだって、どの子だって、ベストの力を出せたらいいな、と思うし、願わくば勝たせてやりたいって思います。でも、必ずチャンスに空振りしちゃう子がいる。1点差のときに、エラーしちゃう子がいる。そんなとき、傍で見ている大人は、心の中で悲鳴をあげて、「あぁ、なんてこと。」と可哀想でたまらなくなってしまうのですが、子どもたちは本当に逞しい。

 

「ドンマイ!ドンマイ!次!次!」

すると、ニカっと笑って、「わりー!」って叫んだ子が、次の打席でタイムリー打っちゃったりするんだからなー。凄い。

 

 

金曜日の合唱団の練習で、めちゃくちゃ凹んでた自分が情けなく、恥ずかしくなりました。いい大人が落ち込んで。成長遅いけど、優しい団員のみんなに付いて行くことにします。「ドンマイ!ドンマイ!次!次!」と、心の中で呟いて。


写真特権

2012-07-04 16:14:45 | 音楽(足利市民合唱団)

「体育祭の写真を、学校で1番最初に見られるらしいよ。」

と聞いて、『写真・八ミリクラブ』に入ったことが縁で、写真館の若女将になっているわけですが(二代目が部長だった)、今はその頃の気持ちを思い出す日々です。暇さえあればパソコンに向かい、ニヤニヤと、足唱コンサートの写真選びをしています(1400枚近く撮影されていましたので、選別して団員さんにお見せします)。

 

「おー。新人さん、ガッツリ歌ってるじゃん!」

「サルくん、皿回しが上手だぞ。」

「先生、指揮しないで汽車ポッポやってるー。」

「風船、きれーい。」

「ソリストさん達も、アンコール楽しそう~。」

といった具合に楽しんでいるので・・・・・・ちっとも、はかどりません(笑)。

 

そして時々。明らかに贔屓されている写真が見受けられます。私が主役の写真です。あはは、職権乱用?まぁ、許して下さい。貴重な見本だしの一枚にはせず、一人で静かに楽しみますので!

 

わたし的ナンバー1写真は、いつもクールな彼女が、超得意気な顔をして、マジックを成功させた瞬間の写真。これぞ、天下のドヤ顔だ!


全員イイ顔、イイ写真

2012-07-02 22:25:54 | 音楽(足利市民合唱団)

大好きな集合写真があります、1年に1回。

毎年、足利市民合唱団のコンサート開演前に集合写真を撮るのが、いつの頃からか定着。今年もまた最高傑作が撮れていました(撮影者:二代目)。団員のみんな、「ハッチャけるの」が、本当に上手になったなぁ。この写真見てると、自然とニヤニヤしちゃうんです。色々なこと思い出したり、実感したりして。とても好きな写真です。

 

さて、今年は幕が開くまで、「一体どうなっちゃう!?」なことが沢山ありましたが、無事終了して本当に良かったです。音楽以外にも、さまざまな新しいことを学んだ末、打ち上げで笑い過ぎて腹筋と喉を傷めた今年のコンサートでした。

 

個人的には、今までで一番落ち着いて本番を過ごすことが出来ました(緊張はしたけど)。次に繋がるものが沢山得られた本番だった気がします。反省点・及第点すべて含めて。

 

 

コンサートにいらしてくださった皆さま、私たちの今の精一杯に対して、温かい拍手を沢山頂戴し(再アンコール・リクエストまで頂いて!)、本当にありがとうございました。


喜劇は真面目に

2012-06-30 07:47:27 | 音楽(足利市民合唱団)

別に、コメディ合唱団な訳じゃありませんが、少しは愉快な場面も用意しています。そして、私は割と愉快な場面を担当しています。

 

合唱団のある方に数週間前、「喜劇こそ、完璧に練習しなくちゃいけないのよね。」と言われ、『全くその通りだ。』と納得し、とても真面目に!練習に取り組んでいます。正直なところ、発声力、響きでの貢献度は、今からバタバタしてもさほど劇的な変化は望めず(みなさん、ごめんなさい。)、せめて役を頂いた場面くらい、迷惑かけないように、願わくば貢献できるように、と今はそう考えてます。

 

二代目がいない時間を見計らって、こそこそ衣装をつけては鏡の前で、おかしな、もとい素敵なダンスの練習。しわしわにふやけた歌詞カードを持ってリラックスとは無縁のお風呂・暗譜タイム(ココが私は一番覚えられる!)。練習の録音を聴きながらの就寝(安眠できないときもある)・・・・・・。そんな日々も今日で終わりです。遂に明日は足唱コンサート、本番♪ 

 

待ちきれないな、本番。けど勿体ないな、本番きちゃうの。

 

 

7月1日(日) 2時開演 於:足利市民プラザ文化ホール

足唱コンサート

第一部 組曲 「旅」

第二部 ミュージカル 「回転木馬」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「南太平洋」、「オクラホマ!」より