若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

人生初茶髪

2010-07-31 11:26:35 | 日々雑多
基本的に冒険が出来ないタイプなので、ものっすごく派手に変身してやろうと目論んでいたのに、色決めの段階で「えーっと、じゃあ、その一番明るい色から2番目のやつにしとこうかな」と気弱な決定。

赤い泥みたいのを頭全体に塗られて、サランラップをぐるぐる巻かれて、ハリウッド映画に出てくる宇宙人みたいになって、鏡見て笑って(本当はすっごい写真撮りたかったけど、預けた荷物から携帯とってもらって、カシャっと鏡に向かって撮影する勇気がありませんでした。二代目には、「変なとこ勇気ないよなー」と帰ってきてからあきれられたけど)。

シャンプー台で泥を落としてもらっている間も、早く見たくて落ち着かなくて、鏡を見てジャーーン!と思ったら、意外と普通でした。ま、なんか生まれながらにこの色でもいいんじゃない?程度の。きっとこんな「あー、まだまだイケるな」感覚で、どんどん明るい茶髪になっていくんだね、みんな。

「夏だし~」と連発していたので、美容院のお兄さんに「この夏は何かスペシャルな企画でも?」と尋ねられましたが、「ビアガーデンと蔵王に一日行く予定が……」と非常に地味な感じの夏予定。せっかく店もお休みするんだし、何はともあれ人生初茶髪なんだし!派手な水着や派手な洋服でも着て、ぱーっと行くかな!この夏!(と言いつつ、多分テレビで甲子園の「佐日(※)、ガンバレー」なんて応援する程度の静かな夏になるでしょう)

※佐野日大高校。栃木県代表。

抹茶ナントカ

2010-07-30 10:29:25 | 日々雑多
取引先の営業の方で、撮影の帰り道にコンビニに立ち寄ると、必ずチョコやアイスを購入する甘党の方がいます。いつも新発売お菓子について楽しいお喋りをさせていただいています。が、意見が合わないのが『抹茶ナントカ』について。私がキットカットだったか、TOPPOだったかの抹茶味を嬉々として抱えていたら、「なんで女はスグ抹茶味のモノを買うんだろうなー。ウチのかみさんもさー、すぐ買うんだけどさー」と、ブーイングされてしまいました。

最近の私のお気に入りは、JTビバレッジから出ている辻利の抹茶ミルク。お~いし~です。普段、缶ジュースって一気に飲みきれないから殆ど買わないんだけど、コレは別。濃厚でじわーっと美味しくて、あっという間に飲んでしまうから、お客さんが撮影後に自販機でご馳走してくださるときも(有難いことにこういう機会が多々あります。多分、二代目が滝のように汗をかいているせいでしょう)、「あ、あの私は飲みきれないので、大丈夫です。あ、そうですか?あ、じゃあ、えーっとえーっと(蓋が出来るヤツ、蓋が出来るヤツ、どうしよう?蓋が出来るヤツだけちょっと高いんだけど……)」という、妙に面倒くさい女にならずに「じゃあ、コレで」とスマートにご馳走して頂くことが出来ます。各地にJTの自販機を置いていただきたいものだ。

あと、ついやっちゃうのが、抹茶・バニラ・ミックス・ソフトクリーム。ソフトクリームなんて、そうそう食べる機会がある訳ではないので、無類のソフトクリーム好きとしては、その機会を最大限に満喫したい。だから、一応心の中では「ミックスにしない。バニラの王道を満喫するんだ」と決意しているのに、『抹茶』という文字が目に入ると、つい「ミックスで~」とデレデレしちゃうんだよ。

何故か夏の方が目に付く機会が多いような気がする抹茶味。抹茶パフェ、抹茶ソフトクリーム(結局食べる)、抹茶チョコ、そして抹茶ミルク!私の緑色の甘い夏は、まだまだこれからだっ!

『You've got mail』

2010-07-29 20:05:50 | 映画と本
今朝、撮影に行く前にNew Yorkのことをブログに書いたら、この映画が観たくて観たくてたまらなくなりました。好都合なことに、今夜の徹夜撮影に向け二代目が仮眠に入ったので、マツモト写真の営業時間中だったのに観ちゃった、映画『You've got mail(ユーガットメール)』。

映画館で観て、ビデオ買って、擦り切れちゃって、DVD買って、二代目に「一体何回観るのぉ?」と呆れられて、尚まだ観ているこの映画。一言で言っちゃえば、インターネットで知り合った男女の恋愛映画なんだけど、私にとっては本当に大切な映画です。

まず、冒頭のシーンでメグ・ライアンと一緒にニューヨークの街を歩いている気分を味わいます。ハッピーな気持ちで街を闊歩する彼女と気持ちが同化して、彼女の口角がキュっと上がるご機嫌な表情が移ってくるような感じ。むか~し、1人で初めてニューヨークを歩いたときの、わくわく感が見事に蘇ってくるのです。

「専業主婦になります!」と高らかに宣言して銀行を辞めたくせに、10ヶ月で再就職を目指してしまった私。再就職が決まった面接の帰り道に、ちょっと自分らしくないワンピースを一枚買って、その足でこの映画を観にいきました。だから多分、「新しい生活が始まるぞぉーー」な気持ちが、この映画とセットになっているのかもしれない。とにかく機嫌が良くなるんです、この映画を観れば、どんなにガクンと落ちてる日でも。


クスッとさせるオッシャレー♪な場面や台詞が目白押しで、割と軽めなラブコメ的立ち位置な映画だけど、「自分の生き方は臆病なだけじゃないか」とか「ココロを喜びで満たす人がいたら、その人こそ!」とか、意外と「うんうん、わかるわかる」と深くうなずいちゃう場面もいっぱいあるんだよ。

この映画の中で、彼女が愛読書を彼に薦めるんだけど、それは彼には「うへぇ」な作品だったりして、どんなに完璧な相手でも、好きなモノが必ず共通とは限らない。だから、別に私は「この映画を観てない人は勿体無い!本っ当にイイ映画だから、絶対観て!!」とは言いません。が、もし「お盆休み、暇だな~。映画でも借りるかな~」と思った人は、どうですか(と、結局お薦めしちゃったよ)。

海外旅行

2010-07-29 10:17:45 | 日々雑多
お店に何枚か写真を飾っていますが、お客様の笑顔の中に3枚だけ風景写真を置いています。それは、1995年に二代目が撮影したニューヨークの写真で、自由の女神の向こうに、ワールドトレードセンターの双子ビルが写っています。お客様が、「あ、そうか。9.11の悲劇の前か」と気付いて下さればいいな、と密かに思いながら、『1995年 New York』とだけ書いて、さりげなく飾っています。

この旅行は、二代目と二人で行った唯一の海外旅行です。彼が当時勤めていた撮影スタジオの師匠から、ボーナスとして頂いた旅行だったので(スゴイよね~)、彼はガッツリ撮影しまくりな旅でした。でかいカメラ二台担いで、地下鉄でも、道端で行き交う人々にも、公衆電話にいる怖そうなおじさんにも、ガンガン近づいてカメラを向けるものだから、私はすごく冷や冷やしたのを覚えています。

海外旅行、またいつか行きたいなー。聞くもの、見るもの、漂うもの、出会う人、全てが「ちっがーーう」という、あの新鮮な戸惑いの連続が本当に大好き。実はアメリカ合衆国以外行ったことないから、行ってみたい国がいっぱいあるんだよな。

一生懸命働いて、いつか行くんだ、海外旅行。で、吸収力抜群なココロを持った二代目と一緒に「地球はデカイんじゃのぉ。色々な国があるんじゃのぉ」って、感動する日が楽しみだ!

……と、この時期、激混み成田空港の映像を見る度に、思ったりする訳です。

バターフィンガー

2010-07-28 09:24:11 | 日々雑多
二代目と買い物していたら、突然ゲリラ豪雨に襲われて、身動きとれなくなってしまいました。仕方ないから、店内をウロウロして時間つぶし。

そのお店は、普通のスーパーマーケットですが、輸入菓子や変わった食品が置いてあるので(買わないけど見てると楽しい)、よく利用しています。ウロウロ中に、『お買い得ワゴン』を物色していたら、懐かしいパッケージに出会いました。それは、『バターフィンガー』。チョコレートの中にピーナッツバター味のキャンディーが入っている、要するにアメリカのジャンク・スウィーツです。スニッカーズの仲間って感じの。こういう類のモノをいつもポケットに忍ばせて授業を受けていたから、10ヶ月で12キロ増なんていうことになった訳ですが。

もう一つ、日本では滅多に見かけなくて、とても懐かしい味は、『オートミールクッキー』。手の平サイズのしっとりクッキーが15枚位入って2ドル弱で買っていた記憶があります。オートミールって、そのものズバリは大っ嫌いなんだけど(お米をミルクで煮込んで砂糖かけて食べてるような印象)、あのクッキーは大好きだったなぁ。『チョコキャラメルチップ入りオートミールクッキー』とか、一日で15枚食べてたら、そりゃあ肥大化するわな。

10代だったから耐えられたのであろう、健康害しまくりの、あの食生活(朝:クッキー・チョコバー・ペプシ、昼:ピザ・アイスクリーム・コーラ、授業中:チョコバー・コーラ、夜:ハンバーガー・カラフルな砂糖かけケーキ……)。10ヶ月しか生活しなかったからこその無謀さだったけど、サイコーだったなぁ。

40代になってしまった今、バターフィンガーは(ミニサイズにも関わらず)、一日一個まで(泣)。

♪夏の若お~かみ~♪(歌えた人は同世代)

2010-07-27 11:16:28 | 日々雑多
私は日曜日の撮影をもって夏休み(気分)に突入しました。ちょこちょこお仕事は入っているし、二代目は相変わらず忙しそうだけど、毎日毎日カメラ持って走り回る生活は秋まで無いので、やっぱりホっとします(っていうか、先週一週間カメラを持ってこの灼熱地獄を走り回っていた自分を褒めてやりたいぞ)。

さぁ、夏です!

はて。何しましょう?


勿論、仕事は色々あるので、片付けなくてはなりませんが、やはりこれだけ自由時間があるのは、この1ヶ月だけ。出来れば有意義に使いたいものです。夏休み初日の昨日は、あまりにも体が疲労していて、グダグダ過ごしてしまいましたが、今日から『夏の若女将』始動しよう。『この夏やることリスト』も書いたし、『予定がない日の一日スケジュール』も決めたし……って、これは小学生のやってることと同じだ。しかも、ラジオ体操ノルマや、プール回数ノルマや、理科自由研究が無い分、私の方がぐっと楽だし。

ふぅむ。何かしなくっちゃ。今年の夏はあっっっっついけど、何だか妙にやる気があるんだよなー。そういう時の自分の気分を存分に利用しなくっちゃ。

というわけで、とりあえず今日は美容院に予約を入れました。イメチェン第一弾、行ってきま~す!

ほがらかさん

2010-07-26 11:02:32 | 日々雑多
友人と理想の結婚相手について話していたとき。彼女が「私は二代目と性格が似てるかも」と言い出しました。女と男だし、おしゃべりさんと無口くんだし、パっと見は全然似ても似つかぬふたり。「どこが~?」と聞いてみると、「アマノジャクで、人と付き合うのは基本的に面倒で、1人で居るのが好きなところ」。……うわぁ。ズバっと直球で似てるかも~。二人とも泣き虫だし~(ちなみに、この友人と一緒に先日の六本木男声合唱団倶楽部の『最後の手紙』演奏会に行ったのですが、泣けなかった私の隣で号泣してました)。


「ってことは、私と似てる男の人を探せばいいんじゃん。二代目と結婚してうまく行ってるし。」と私が言うと、彼女から「えー?どういう人ってこと?」と尋ねられ、答えに詰まってしまいました。二代目にその話をして、「で、自分ではどう思うの?」と聞かれたので、「自分では、『朗らかさん』だと思ってるんだけど……」と答えました。

そのときの、二代目の爆笑ったら。「いやー、君は朗らかさんじゃないよー。ははははは」。その反応にあまりにも私が落ち込んだので、ここ数日は「朗らかさんだ、確かに朗らかさんだ」とフォローしてますが……。

合唱団の愉快な駄洒落大王のおじさまが、家だと全く喋らなくて大人しいとか、仕事先の営業のいつも面白いコトばかり言う方の奥様いわく、家じゃ冗談ひとつ言わないとか、家庭の中と外では違うことも多々あるようだけど。

どうしよう?コレを読んでいる新旧友人各位が、「えー、朗らかさんじゃーないだろー」と突っ込んでいたら!



読んでくれてありがとうの手紙

2010-07-25 08:44:13 | 日々雑多
3連休明けから、この夏の仕事ピーク!を迎えています(と分かっていたのに、サントリーホールの音楽会や初めてのボイスレッスン体験を強行したりするから、余計自分の首を絞めるはめに)。

二代目ブログは、「今日は仕事ノラないよ~」という日に、まとめて書き(描き)溜め、それを忙しい日には順番にアップしていく手があるのですが、私はオンタイムで書いているので、多忙が続くとつい更新しそびれてしまいます。

更新が途切れると、正直にアクセス数というものがガックンと減ります。ってことは、更新されたときは増えるってことだよなぁ。なんでかなぁ?

私は別に仕事と直結するつもりでこのブログを書いている訳ではないので(そのつもりだったら、ココまで自分勝手な内容にはならない)、有料のアクセス解析などは利用しておらず、その数字の変化で色々なことを勝手に想像しては楽しんでいます。時々、妙にPV(このブログを訪れてくれた方の数ではなく、全体で読まれたページ数のこと)だけが多くなる日があります。そんなときは、「あー、いつも忙しい○○さんがまとめ読みしたな」みたいに。

昨日も、取引先のホテルの方に「……もしかしてブログとか書いてます?(二代目に向かって)二代目とか呼ばれてたりします?」と尋ねられました。とても恥ずかしいけど(職場では決して見せたり話したりはしない本音をココでは吐露してるからね)、それって実はすごい嬉しいものです。

このブログは、親友たちへ、家族へ、合唱団の仲間たちへ、いつもは会えない大切な人たちへ、そしてお会いしたことがないけどこのブログを読んで下さっているのであろう方への、私からの手紙です。これからも細々と続けていくので、読んでいただけたら、幸せでございます。

最後の手紙~六本木男声合唱団倶楽部

2010-07-21 18:11:33 | 音楽(足利市民合唱団)
今年は、戦場で書かれた手紙を読むと心に決めている……のに、開かず積んであるだけだと何度かココにも書きました。宣言ばかりでなかなか踏み込めずにいたら、思いがけず、こんなコンサートがあったので、読み始める踏みきり台になるかな、と思い切って行ってきました。音楽会であれば、席についてしまったら、もう逃げも隠れも出来ないし。

戦場から届いた手紙だけが家族のもとに残った13の物語が、13の曲となって演奏されました。行く前は、聴いている間、泣きっぱなしかなぁと心配していたのですが、最後に紹介された各国の犠牲者数(総計7000万人超)を始め、到底この平和な時代に暮らす私には想像が出来ない悲劇過ぎて、感情を移入する隙間が見当たらず、殆ど涙が出ることはありませんでした。妻への思いを綴った手紙を聴いても、今の私に、その手紙を二代目が私に書いていたとしたら……と想像することなど、出来るはずがないと、出来るはずもないのに、そんな想像をすることなど許されないんだと、かえって冷静になりました。

でも一曲だけ、泣きました。それは、ソビエトの兵士が、戦場で夜明けを眺めながら、美しいと心が感じることができないと、小川は「境界線」としか思えず、森は「機関銃陣地に適した場所」としか思えないと、戦いにより自然を美しいと思う人間の心が奪われることを書いている曲でした。これを書いた兵士の職業が作家であったことが、妙に私を悲しくさせました。


思ったよりも冷静に対応できた自分に、勇気が出ました。やっと、「まだ読んでない棚」の一番下に眠っている数冊の本を出すときが来たようです。まだ8月はこれから。子供のころから嫌なことは後回しにする性格ですが、今年こそ、この夏休みの宿題に早めに取り掛かろうと思います。

ミッキーは人気者……だよね?

2010-07-19 10:36:51 | 日々雑多
もうディズニーランドに10年近く足を運んでいません(ディズニーシーは5~6年前に一回行ったけど、ジーニーの声が響き渡る広場で二代目が仕事の電話をしまくっていて、何だか気の毒になった思い出が残ってます)。

意外かもしれませんが、二代目も大のディズニーランド好き。二人で1ヶ月に1回は訪れていた時期もあったほどです。

ところが、最近わたしの周囲にいる友人・知人にはディズニーランドに厳しい感想を持っている人が多いような……。

「しょせんネズミじゃん」(まぁ、そう言えばそうですが)。「ディズニーなんて、コピー(盗作)王国じゃないか」(白雪姫、ぷーさん、シンデレラ、ピーターパン……まぁ、確かに原作はありますが)。「あのネズミの中は灼熱地獄だよね」(あ~、それは禁句のはず)。更には「いまディズニーランドに来ているから写メ送るぞ」と鳩の写真を送ってくる友人まで。

少し前の合唱団女組飲み会では、そんな『ディズニーランドに冷たい派』に対抗しようと話題にしたのに、「え~?二代目、パレード見て泣くのぉ?!」「え~?理解できない」「ふーん(無言)」と、一様に冷たい反応でした。


そ、そうなの?これが世間一般!?