いやいやいや、こないだハロウィン終わったばかりでしょ!……とのんびりしてもいられない。もう街は結構な勢いでクリスマス仕様です。おたおたしてはいられません。あっという間に「も~いくつ寝ると~♪」……ひー。(←取り急ぎ、通年出しっぱなしの我が家のクリスマス要員を集めてみました)
両親がクリスチャンなので、子供の頃クリスマスというのは本当に特別でした。ツリーも飾ったし、サンタさん小2まで来たし、教会の方を自宅に招いてクリスマス会をしたりも。
で、何が楽しみだったって(いや、そりゃ勿論プレゼントだけども、それはとりあえず置いといて)、クリスマスの讃美歌を歌うのが楽しみでした。こどもさんびかと大人の讃美歌は別の曲が載っていましたが、クリスマスの時期にだけ歌う「大人の讃美歌」は意味は皆目分からなくても、なんだかものすごく美しくて、大好きだったのです。母がオルガニストなので、いつでも生演奏で歌える贅沢な環境だったこともあって本当によく歌いました(もしかしたら、母の練習中に勝手に歌っていたのかもしれない……)。
昨日、久しぶりに足利市民合唱団の練習に参加したら、毎年恒例「アピタの足唱クリスマス・コンサート」に向けた練習の初日でした(楽譜忘れてごめんなさい)。プログラムには讃美歌も登場するので毎年、練習だけだけど(本番は欠席なのです……この時期はしょうがないね!)、とっても楽しいです。
讃美歌『荒野の果てに』では、「うわぁー、お母さんは ”グロぉぉぉ、おーぉぉぉ、おーぉぉぉーリア♪” を一息で歌えちゃうんだ!」と感心したり、讃美歌『牧人ひつじを』で「うわぁー、お父さんはメロディーじゃない音を歌ってる!」とびっくりしたり、何かと「大人ってすげぇ!」な感想をもった場面が浮かんできます。私にとってクリスマスの讃美歌はまさに「ファミリーソング」なんだよなーと昨夜も一人で静かにハッピーになっていました。
ただひとつ問題が。数年前にソプラノからアルトへ転向した私。念願の「メロディではない音」で讃美歌を歌うことになる訳ですが、「メロディじゃない音を歌うぞ!」と気合を入れるまでは良かったのですが、幼いころから耳で覚えてしまった『牧人ひつじを』の”テノール”(父のパート)がつい出てきてしまいます。気持ちよく歌いすぎると絶対間違えるな、こりゃ。ちゃんと楽譜見て覚えなおさなくっちゃ(笑)。