若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

地震と津波のあの日から2年

2013-03-12 16:11:32 | 忘備録

だからといって、別に何も特別ではないと思います。毎日、悲しんで、戦っているのだから。でも、日本中の人々が、ふと立ち止まって、色々なことを考える一日として、今後もとても大切な日になると思います。3月11日。

 

新聞記事の中には、あの日おびただしい数の方が、突如愛する人を失ったのだということを、改めて思い知らされる記事が沢山ありました。奥さまと、お嬢さんお二人を亡くされた男性が、「自分だけいつまでも悲しんでいてはいけない気がして、悲しむ気持ちを表に出せない。」と話しているコトバには、想像を絶する苦しみを感じました。復興の強い流れの中で、いつまでも泣いていてはいけない。前を向かなければ、と努力し過ぎている人が多くいるのであろうと想像ができました。

 

いま日本という国は、政府が、被災地の人々が、被災地ではない場所に暮らす人々が、みんな一生懸命頑張って復興に向かい、ひた走る時期なのだと思います。それでも、走り続ける中で、立ち止まってしまったり、後ろを向いてしまったりした人を、置いてきぼりにしない国でありますように。同じ速さで走れない人々に、舌打ちをしたり、冷たい視線を向けたりすることが決してない、私たちでありますように。

 


スローペースで

2012-09-29 19:09:15 | 忘備録

久しぶりの本格的ダウン、やられてました。

 

この仕事になって10年。随分丈夫になった、と自他ともに認めるところになっていた私が、完全に自分を過信したことによる、ミステイクでした。遊びも100%!仕事も100%!と張り切り過ぎて、キャパ以上に頑張ってしまった(砕いて言えば、睡眠時間を削ってしまった)と、大反省中です。もっと落ち着いて、冷静に、カラダと相談しながら、長いスパンで物事を見て、判断すべきでした。

 

と同時に、栄養をきちんと摂る、ということに関しても、気遣いが足りなかったな、と反省しています。コレステロール・脂質を少なくする、二代目がご機嫌になるゴハンを作る、ということには結構気を砕いているつもりだったけど、よくよく考えると、自分のことにはあまりにも無頓着でした。一人の日は、「お昼、いいや。」とか、「朝はクッキーでいいや。」とか。もっと、自分のカラダも可愛がってやらなくちゃいけませんね、こき使うのだから。

 

年齢のせい・・・とは、言いたくないけどーーーーーー!!

仕方ない、今回は少し認めよう。確かに、快復力が弱かった~。勿論、「何をやめる!」なんて急激な変化は起こさないけど、少しスローダウンしてみようか、と改心致しました(←いつまで続くことやら)。

 

とりあえず、このしつこい咳大臣と口内炎大臣。早くやっつけなきゃー。流動食、飽きたよー。ガッツリ食べたいよー。

 

 


仕事の哲学

2012-04-19 05:12:42 | 忘備録

来週末にせまった二代目の写真展に向け、準備が佳境に入ってきました。昔のわたしだったら、のんきに構える二代目を見て、「あれは?これは?」と心配しまくり、お腹いたいたい星人になっていたことでしょうが、数々の「直前に何とかするんだよ作戦」を見せつけられてきたので、今回は大丈夫でした。そして今回も、直前には何とかしそうです。

 

この写真展の準備で、私のためになったことがあります。それは、仕事への哲学が一つクリアになったこと。

 

それが何なのかは企業秘密なのでココには書きませんが(言ってみたかった!「このスープの作り方?企業秘密だよ、だめだめ!」)、「二代目は好きなことを仕事にして、幸せだよね。」と言われ続けてきたことに、ずっと抱いていた私の、謎の違和感。それがクリアになった。それに伴って、お客様の写真を仕上げることに対し、私なりのルールが一つ加わった、というか。

 

仕事へのモチベーションって、時々自分でコントロールできなくなる時があるけど、こういった哲学がしっかりしてると、ある程度以上ブレずに済む気がするのです。だから、私は大事に思ってるんだ。自分なりの、超ちっぽけな考えだとしても。