若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

房子先生 <松山の旅その3>

2013-06-26 10:34:25 | 忘備録

幼稚園時代の『房子先生』にお会いしたい一心で企画した今回の、松山一人旅。

 

卒園式のとき、房子先生が泣いてたから、訳も分からず泣いてしまった私は、その時以来、どうも泣き虫のクセがついたように思っています。「そうか。こういう時は、泣くのか。」と学んでしまったと言ったらいいのでしょうか。ただ、後日親から、先生が「ナオミちゃんが泣いたから、泣かされてしまった。」と仰っていたと聞き、論争に発展。実はお互い譲らず、未解決のままです(笑)。

 

その後、小学生になっても、先生が東京へ赴任してしまった後も、自分も東京で就職して仕事で凹んでしまったときも、私は先生に会いに行きました。ご主人の牧師先生も大好きだったけど、私はいつも房子先生の、独特の喋り方を聞くとものすごく安心できて、元気になれたものでした(今回、松山へ行って初めて、その独特なイントネーションの喋り方が、「松山弁」だったと知りました!)。

 

先生ご夫妻が東京で着任された杉並教会が、偶然、二代目が一人暮らしをしていた部屋のすぐ近くで、通勤途中に何回か、「おはようございます。」と挨拶さえ交わしたことがあったという偶然に飛びつき、私は、敬虔な仏教徒である松本家に嫁入りするにも関わらず、この杉並教会で結婚式を挙げるという我儘を叶えてもらいました。亡くなってしまった牧師先生に頂いた結婚式のコトバ、先生の前で「誓います。」と言った事実を、私はこれからも大切に、きちんと守っていこうと、思っています。

 

さて、あれ?松山の話しになる前だけど……<つづく> 

 

 

 


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