ぽやーっとソファに座っていたら、久しぶりに、二代目の仕事場からあの怖い音が聞こえました。緊急地震速報の音です(何故か分かりませんが、同じdocomoの携帯なのに、二代目には来て、私には来ないんです。何か設定するんですか?これ?)。この辺りは大した地震ではありませんでしたが、福島ではまた大きかったようです。怖いだろうな。私たちの想像を超える恐怖感なんだろうな。
ソファに座っているときや、布団に寝転がって眠っていないとき、船酔い状態というか、「あれ?揺れてる?」と感じることがよくあります。3月11日の直後もそんなことがありましたが、最近になってまた妙に感じるんです。こんなに遠く離れた場所の私ですらそうなんだから、被災地の人々にはさまざまな後遺症が残っているんだろうな。小さな子どもたちとか、にも。
昨日、二代目とショッピングセンターを歩いていて、思わず「豊かだね。」と呟いてしまいました。それは自分で驚くほど、ネガティブな言い方だった気がしました。
子どもの頃、アフリカでは今もゴハンが食べられなくて死んでしまう子がいるんだよ、と聞かされて、むやみやたらと罪悪感をおぼえたのと似た感覚。私たちもその豊かな場所に買い物に行くし、その豊かな場所が仕事場でもあるし、そうした経済活動が復興の底力になるんだし、と頭では分かっていても、どうしてもよぎってしまう罪悪感。目の前にあることに真剣に取り組んでいさえすれば許されるのかな?本当に?
運転中とかに鳴ったら、ビビるだろうな。