若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

知ればより楽しい

2010-01-14 23:18:42 | 日々雑多
先日のウィンナワルツのとき、私は知らないが、他のお客さんは知っているらしいノリがありました。この曲では「はぁ、とため息をつく」とか、この曲では「口笛を吹く」とか。

昔、サザンオールスターズのコンサートに行ったときも、突然周囲の人が同じ場所で跳んだり、手を振り上げて同じ踊りをしたりするのを見て、「えー?何!?私もコレ一緒にやりたいけど、わかんなーい」と切ない疎外感を覚えたことがあります。


今日は楽しみにしていたお相撲の日。私たちの席(安い)の周囲はかなりの率で外国人観光客の皆さんでした。ガイドさんがいる団体は色々と説明を受けているようでしたが、私の隣のカップルは何が何だか分からないようで、ビールばかり飲んであくびをしていました。

土俵入りで横綱が四股を踏んだときに会場中が「よいしょー!」と叫ぶのに驚いていましたし、お気に入りの力士の名前を叫ぶ人々を眺めて「何を言ってるんだろう?」「名前じゃん」みたいな話をしてました。物言いがついたときも「審判かなぁ」と言っていて(全体的にかなりいい勘をしている)、よっぽどお節介してあげようかと思ったのですが、一度話しかけてしまうと多分ずっと説明せねばならず、必死で英語脳を働かせてグッタリするハメになり、お相撲に集中できなくなることが分かっていたので、つい知らん振りしてしまいました。

すると、5時半頃に「そろそろラッシュアワーで電車が混むから」という女性の意見で帰ってしまいました。うーん、これから盛り上がるのになぁ、と思いつつ、日本人代表として申し訳なかったかなぁ、と少し後悔しています。


とにもかくにも、千代大海の最後の雄姿には間に合いませんでしたが、様々な見どころ満載だった初場所5日目!横綱が敗れる一種独特の盛り上がりも初体験しましたし(朝青龍は好きなんだけど)、二代目はあまのじゃく振りを存分に発揮して、最後の弓取りをするお相撲さんに「男女の里~!」と大きく声援を送り(ここで飛んだ声は彼一人だった)、私は元栃東にバッタリ出会って大感激、とそれぞれ満喫いたしました。また是非行きたいです、お相撲。
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