数日前の朝、お湯を沸かそうとヤカンをIHにかけて、ぼんやり待っていました(かなり寝不足)。いつまで経ってもヤカンがぷかぷか言わないので、おかしいな、と気付いたら、魚グリルのスイッチを押していました。あぁ、その場を離れていなくて本当に良かった(そして、この失敗を未だ二代目に報告していなかったので、たぶん後で説教だ)。
数年前。まだマツモト写真の仕事をやり始めた頃のこと。義姉がご主人の転勤で九州へ行ってしまい、手探りで慣れない仕事に四苦八苦していました。朝も昼も夜もなく、耐えられなくなったら仮眠、他の時間はとにかく全部仕事という生活が2か月くらい続いたころだったでしょうか。納品に向かう車中で、気付いたら後ろの車にブーブーっとクラクションを鳴らされていました。なんと、信号待ちの間に眠ってしまっていたのです。今考えても恐ろしい。よく巨大な事故や、巨大なミスを犯さなかったものだ、と。
今では、義姉も帰ってきたし、仕事環境・機材ともにかなり充実したし、仕事にも慣れ、随分効率的に進められるようなって、あそこまで疲労することもなくなりました。それでもやっぱり、運転中は時々、あの時の恐怖を思い出して、緊張してしまうのです(だから、運転中に時々二代目に「肩の力を抜いて、リラ~ックス!」と声をかけられてしまうんだろうか)。