物事には「副作用」がありがちでよく言う「諸刃の剣」なんてなことも言われます。
ここでもう一言、言うならば『制度疲労』もよく聞かれる。
さらにさらに私の造語でいうと『主義疲労』/『主義崩壊』を今回は取り上げたい。
このブログや『うつせみ日記』でも何度も言うようだが、
「『民主主義/資本主義』のセット商品は、もうこの時代に合わない。」と思っている。
少なくとも『資本主義』は、人間を堕落させる事はいわゆる資本主義を標榜する先進国と
言われる国を見れば、解っていただけると思う。
身近なところで言えば、我らが母国『日本国』お隣の『大韓民国(韓国)』を見れば
納得いただけると思うのだが・・・解らない?
韓国で言えば、もともとの「財閥」が幅を効かせていて、「所得の二分化が常態化」していて
国民は財閥批判が二言目には必ず出てくるほどだ。
これは、韓国が戦後日本のように「財閥解体」が無く、戦後軍事政権の庇護の下、
癒着と成長を思うがままにしてきた結果であると思う。
さて、日本国であるが日本の今までの中で言うと、明治~昭和初期の流れで言うと、
「明治/大正資本・民主主義」が「昭和軍国主義の温床を醸成」を
していったと言っても言い過ぎではないだろう。
そんなことから思うに「資本・民主主義」は「独裁・軍事国家」とは連関するものである。
では、「じゃあ、『独裁・軍事国家』と連関しない国家のあり方とは?」と聞かれると、
「高水準福祉/直接選挙制議会主義国家」というと「なんのこっちゃ?」だが、
前の「高水準福祉」は北欧の国々が手本だが、後の「直接選挙制議会主義国家」というのは、
今の日本を考える時に、「憲法改正」や「総理大臣の弾劾」などは、
国民が選出した国会議員に任せているのが現状です。
「憲法改正」は、最終的には国民の投票で決まるのだが、そこまでの過程は議会任せだ。
「高水準福祉」というのは、今の日本に置き換えると資本主義の下、
国民/法人の税金で賄わざるを得ないが、景気の高騰/下落に左右され過ぎなのである。
そこで「資本主義を卒業」して、誤解を恐れずに言えば「鎖国的資本主義」というと
「社会主義懐古主義」のように思われがちですが、「民主/社会主義」といえば、
耳慣れた方も多いはず・・・。
なにせ、すっかり「投機目的でまみれたマーケット」から
自国を守る事が大事と考えているのです。
ということ。
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