最近、様々な場所で見かけるグッズを「レアになるかも」と思って手に取ってみたりする。
「2020東京五輪グッズ」だ。
大変毒づいた話しですが現在世界中で「新型コロナウィルス」をコントロール下に置いている国は世界中どこにもない。
どこにもないが「2020東京五輪」は開催するらしい。
死者はアフリカ大陸や中東、南・東南アジアなどの発展途上国に多く、
もちろんのこと検査キットを含む医療品は足りていない。
リーダーシップを取るべく存在する国連・WHOは機能していないと言って良い。
五輪は別名「平和の祭典」とも言われている。
来年2021年さて少なくとも「新型コロナ」部分だけ見て平和であろうか?
断言出来るが「2020東京五輪」開催時において世界中で「新型コロナ」が
コントロール下にはない、といいえる。
今や米国を先頭とした先進国の多くは「自国優先主義=ナショナリズム」が
当然のことと思い込んでいる。
もちろん日本も。
日本は「自分の手を汚さず平和への貢献」や「自国周辺(極東アジア)の安全保障はアメリカが行うべきもの」と
戦後から当然のごとく考えている。
このことが「ナショナリズム」以外なんと言えるだろうか?
「新型コロナ」に関しても自国が徐々に沈静化してきて
各都道府県で「今日は100人以下」「今日は50人以下」「今日は10人以下」と
数値が下がっていくことで「おそらく隣も町内も今後新型コロナに侵されることはないから世界は平和だ」と感じている人は少なくないはずだ。
さて、身内が友人が隣の人が「新型コロナ」に感染していなければ世界は平和なのか?
オリンピック開催を推し進める人はこのような考えを持っている人達だらけだ。
五輪は「平和の祭典」から「金集めの祭典」から「開催国のメンツの祭典」と
変化しているようだ。
なぜ世界中の医療関係者が「新型コロナ」を恐れているのか考えて欲しい。
彼らは目の前で「新型コロナ」に苦しみそして死んでいく感染者を見ているからだ。
その医療関係者の声に耳を傾けて欲しい、TVニュースに上がらない声に注目して欲しいと思う。