狂人の頭の中

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狂人の頭の中 「スイスのように永世中立国になれ!」のちょっとした勘違い

2019-08-10 01:06:17 | 狂人の頭の中
スイスは確かに永世中立国です。
ヨーロッパのど真ん中でその誓いを守っています。
日本人の「一国平和主義者」には時折、
『スイスのように永世中立国になれ!』てなことを言う人がいます。
この発言の内容は「武器を持たず、どこの国とも軍事同盟を結ばず」
ということが含まれます。
ちょいとね、そこが違います。
スイスというのは、自国の軍隊を持ち「予備兵」もある国です。
この様な体制を『平和・重武装中立国家』といいます。
「自国民を守るならば、生死もいとわない」という立場です。
スイスはヨーロッパの真ん中ですので、いざという時には意図せずとも
戦争に巻き込まれるのは自明の理でしょうから、
「軍事同盟は結ばないが、自国を犯すものであれば容赦はしない」

ではでは、日本はどうでしょうか?
極東とは言いながら、いわゆる『民主主義の最前線』と言って良いでしょう。
日本がこのまま民主主義を望むならば、「朝鮮民主主義共和国(北朝鮮)」や
「中華人民共和国(中国)」が近くの民主主義国である「中華民国(台湾)」や
「大韓民国(韓国)」が『共産化』あるいは『独裁国家』になっては困るでしょう。
もし、「大韓民国」や「中華民国」が共産国や独裁国家になったら、
日本はどうすれば良いでしょうか?
その時はもはや「一国平和主義」では済まされません。
日本が民主主義を信じるならば、「対共産化」、「対独裁国家」から
自国を守らなければいけません。
私は『抗戦主義者』ではありませんが、やはり自国は自国民が守るのは当然でしょう。
当初、「アメリカ合衆国(アメリカ)」と『安全保障条約(軍事同盟)』を結んだ際の
日本側の狙いは「しばらくは日本が軍備に予算を割く余裕は無いので、
経済が立ち直ればアメリカは用済みになる」。
この様な見解にまま、日本は経済立国となり、「もはやアメリカは用済み」に
なったはずだが、『過保護の子は、甘えん坊になる』というようなわけで、
安全保障に関してなんの覚悟もなくすくすくと育ってしまった。

いま、改めて「自国のことは自国民で・・・」という覚悟が必要なのではないかと
思うのですがいかがでしょうか?











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2 コメント

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国とは何か? (元自衛官。)
2020-08-01 22:27:53
日本国がスイス連邦みたいな武装中立国になるには、自衛官239万人、防衛費47兆円必要です。 とは言うものの、イージスアショアが白紙撤回された以上、日本国の安全保障は大きな岐路に立っている段階である。
敵基地攻撃能力、サードミサイル、ミサイル開発、空母保有、ニュークリアシェアリング、核武装など、日本独自の防衛力向上を考えておく必要があります
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元 自衛官さんへ (徳兵衛)
2020-08-02 00:55:35
本文でも書きましたが一国平和主義」を信じておう歌しているつもりなのは、お気楽な日本人だけですよね、昨今中国船が領海を脅かしたり、自国の安全保障が危機状態であるのに能天気ではいられません。お金の問題は二次的な問題で「自国は誰が守るのか?」、「外国に安全保障を任せて良いのか?」をもっと真摯に意見を交わすべきだと思っています。
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