連日、現地からの切迫した状態が報道されている。日本は現在平和で報道だけが走っている。当初は驚異に思ってTVに向かっていたものの、今どこまで緊張感が持続しているのやら…
第一次世界大戦は「オーストリア」から、第二次世界大戦は「ポーランド」から、欧州は民族が一国内でも入れ乱れていて、日本人からは理解しにくい。第一次世界大戦は皇太子の暗殺から、第二次世界大戦はドイツのポーランド領侵攻から始まった話し(その前段はあるとして)、この度のロシアのよる「ウクライナ戦争(あえて「戦争」という)」、これが「大戦の兆し」という可能性を誰も否定できないだろう。今、NATOやG7、他の「西側」といわれる国々は「直接介入」を否定し、「経済制裁」「軍事物資の提供」に留まっている。報道では「ロシア軍撤退の兆し」「ロシア軍一部で撤退」「ロシア軍指揮下がる」などの報道があるが、実質民間人の虐殺は続いているし、まだ侵攻を続けている地域も多くある。そんな「部外者をなだめる報道」など、当事者にとってなんの慰めにもならない。
しかし、直接の軍事介入は直ちに「大戦」になってしまい「核大戦」になるであろう。でも、当事者(指導者)は現状を理解しているようで「木を見て森を見ない(見えない)」もので、『賢い顔をした馬鹿』というのは歴史が語るところだ。それが証拠に有史以来、指導者から民衆の一人に至っても「争いを永続的に止める法」を見いだしていない。その智恵を見いだしたものは「ノーベル平和賞」間違い無しだ。
一国の指導者達ならば賢い選択を見いだして欲しいものだ。