東京を含む一都三県の非常事態宣言の二週間延期が決まって
それを受けてのインタビューをＮＨＫでやっておりました。
それによりと・・・
ＮＨＫ「非常事態宣言の延長についてどう思われますか？」
市民 「これだけ外に人が多いと延長も仕方ないと思います。
やはり、政府の方でもっと厳しい外出制限をした方が良いと思います。」
・・・あほ（毒）
お宅さん外出してるやん。そんなこと言ってたらチコちゃんに怒られるよ。
自己矛盾に気づきもせずにいけしゃあしゃあとインタビューに答えとる。
恐らく胸中は「私の外出は大事な用があったからセーフです。」と言ったところでしょう。
中には・・・
ＮＨＫ「今年はお花見も座って出来ませんがどう思われますか？」
市民 「これだけ人が出ていたらしかたないと思います。
外出する人が少なくなって、早くコロナが治まれば良いなと思います。」
・・・アホ（毒パート２）
前段のコメントもこのコメントも「自分は外出してもノーカウント」というのが
共通した認識だと思われます。
自主規制が出来ずに、それを政府にしてもらおうとしている。
それの手段を「戒厳令」といったりしますが、天皇が崩御した際（昭和天皇）でも
「自粛のお願い」だったと思います。
戦後、日本では「戒厳令」が行われたことはないはずで、
もっとも近いところでは「２・２６事件」の際に首都東京で出されたのが
それかと思われます。
日本は民主主義国家ですので、「戒厳令」なんぞ出されて日には
世界中からなにを言われるか解ったものではありません。
今ひとつそんなことを解っていないと思われます。
日本人特有の「悪いことは全部政府の責任にしておけば間違いなし」てなもんで
ですがね、それは間違いです。
前にイタリアで国民が外出やハグを止めないため、コロナの感染が深刻になって
コメンテーターや街頭インタビューなどで嘲笑していたのを思い出しますが
日本は今や「笑われる方」になってしまったのかもしれません。
日本は「稀に見る感染率が低い国」ということに慢心して、
その地位にあぐらをかいてしまっているのでしょう。
首都圏に限定して言いますと「行政・経済の中心都市」ということが
災いしていることは衆知の通りですが、最初の「非常事態宣言」の時には
東京のど真ん中でも人通りは数えるほどだったはずで、
今やそんなことは頭の片隅にもないようで、それは「企業」、「市民」の
垣根無く「気の緩み」があるようです。
それと「ワクチン万能思想」があるようです。
ワクチンは感染を予防するものではなく、感染してしまうものです。
重症化や症状の軽減効果はあるのかもしれませんが、ワクチンの種類にもより
ますが、ワクチンを接種しても1割～3割の方が感染するようです。
それから私の勘違いなのですが、ワクチン接種は二度打つのが原則なのですが
最初に全国民に1度接種させて一巡してから、また最初の医療従事者に
二巡目の接種をするのかと思っていましたら、
そうではなく二回ずつ優先度の高い人から接種していくのだそうで、
今はまだ「医療従事者」のみなさんが接種している段階で、
私の算段だと一般市民の接種が始まるのは「秋の声」が聞こえる頃
もしくはそれ以降ということになりそうだと思います。（知らんけど）
「オリンピック前に全国民接種完了」なんて『夢のまた夢』だと思っていた方が
良いと思います。
そんな状況下で「オリンピック開催」なんて・・・
今は「海外からの観客を認めない」ということも考えられているようで
しかし、全国民接種完了出来ていない状況下で一般市民を観客として
入れるのか、ということには頭をかしげてしまいます。
現在、Ｊリーグやコンサートなどは「一万人以下」や「入場出来る観客の半数」
などという自主規制でやっているので問題ないと思っているのでしょうか？ね。
国際的平和の祭典でクラスターが起きてしまっては恥をかくことになるでしょう。
かといって、「無観客オリンピック開催」では開催意義には首をかしげたくなります。
まっ、私は開催中止派なだけだからかもしれませんがね。
時系列で追っていきますと「オリンピック開催」－「参加選手の外出禁止など」
－「外国観客の制限を検討（外国のマスコミはＯＫのようです）」
こんな訳でドンドン迫り来る現実に規制を強化して行っているようです。
橋本聖子会長は「開催中止がないわけではない。」といっていますが
『絶対開催！』という圧力が掛かっていることは必至でストレスが貯まる
ことでしょう。
ストレスが貯まったら酒飲んでスケートの高橋大輔選手にまたブチューって
キスすりゃいいでしょ（毒パート3）。