狂人の頭の中

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徳兵衛の狂人日記 「『ロ朝、有事相互支援で合意条約署名-新たな同盟』北朝鮮が第三国に攻撃されてもロシアは加勢しない」

2024-06-20 23:55:15 | 狂人の頭の中

日本のマスコミは「これはロシアと北朝鮮の本格的な(軍事)同盟だ」と泡立っていますが、北朝鮮はロシアのことを「頼みの綱」と思っていると思うが、ロシアはそうでないだろう。いま現在はウクライナに兵力を集中しいるし、その影響で国内を沈めることに躍起になって、不穏分子の粛清に忙しい。いつ暗殺を含む政権転覆があってもおかしくない。先日、ロシア国内で演説した映像が流れたが、憔悴の色は隠せないようだった。なにしろ、誰も信用できないと本人は思っているだろうから。ひとたび政権が傾き始めると、政権という船の中にいる「ネズミたち」は一斉に逃げ出すだろうし、政権に止めを差す存在になりかねない。
そんな状況だから「ある程度の技術協力はしても、そっちが攻められても我が国(ロシア)としては、そこまでが手一杯です。」と。日本史においても世界史においても、日本史では友好国が攻められても自国に余裕がない場合は国境まで兵を進めて、睨みをきかせるだけで終わりということもある。さらには義理堅く参戦する例は近年では少ない。第二次世界大戦においてアメリカは連合国側に物資支援を援助していたものの国内から参戦反対があるので、その意志はなかったと言われる。それがパールハーバーで一気に国内世論が傾いただけのことで、今回のことで言えば北朝鮮との国境を越えてロシア領に第三国が侵攻したり、ロシアの有力な基地に攻撃が無い限りロシアは北朝鮮を見放すだろう。関心があるとすれば「北朝鮮後の朝鮮半島の勢力図」だろう。しかし、それもウクライナ戦争の進み次第であって「口は挟むが実力行使出来ず」ということが予想される。
プーチンがウクライナとの収束条件として掲げたことは到底ウクライナ側、西側には飲めるものでないが、「プーチンの弱さ」がでてきているのではないか?と思わせる。いづれにせよ、ロシアはウクライナが一段落しないと何も出来ないのは事実である。








狂人の頭の中 「『政治資金規正法改正』-施行、第三者委員会設置の具体的な案無く衆院通過」

2024-06-11 23:39:20 | 狂人の頭の中

本日、参院委員会で政治資金規正改正法の審議があった。衆院で協議の後、賛成に回った維新の会が「場合によっては参院で反対に回る」という趣旨の発言をした。維新は結局「俺らが賛成したから、政治改革した」という顔をしたかったのだろうが、自民/公明は具体的な方法を決めずに衆院を通してしまった。公明の山口氏も不満顔であったが後の祭り。しかし、参院は公明の賛成無くして通過しないから、公明がどこまで粘るのか、維新がさらに主導権を持って修正させるのか。下手に賛成してしまえば、公明も維新も総選挙で自民と共に沈没してしまう。ただでさえ、維新は大阪万博で不評を買っているのだから、本拠地の大阪でも逆風が吹きかねない。直近のNHK世論調査の政党支持率では、自民と共に公明もやや減していて、公明は支持者の高齢化、池田名誉会長の死去、山口那津男の長期政権への不満などを考えるとじり貧傾向は払拭できない。岸田政権への支持率は民主党から自民党に政権が移った後、最低で解散したいが出来ない。自民党総裁選もできない。派閥を解消したことで若手議員の勉強会と称して「岸田チルドレン」を育成したいのだろうが、沈没が目の前に迫っている岸田政権に乗る若手はいないだろう。フランス大統領のように賭に出るのか?
ネットニュースでは前菅総理が次期総理を推すような記事が載っていたが、森元総理もそうだが、実績も無く不評を買った元総理が「お目付役」を買って出る自民党の文化は継承されるのか?
自民党に限らず、公明や維新の政治は、世間の常識から掛け離れている。



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狂人の頭の中 「今晩NHKの映像の世紀バタフライエフェクト『東京裁判』を観ました」

2024-04-02 00:21:42 | 狂人の頭の中
以前にも右翼の先生方にお叱りを受けるような「太平洋戦争の戦争責任は昭和天皇にあり」ということを書かせたもらったと思います。
今日、「NHK映像の世紀バタフライエフェクト 東京裁判」を観て改めてこの大戦の昭和天皇の戦争責任を確認しました。
再論というか再確認になりますが、現代で言うと企業が不良品や意図的に不正を行った場合には、その企業のトップ及び経営陣は退陣するのが常、というかケジメです。皇族である皇子・天皇・上皇・法皇は政争に敗れれば出家、島流しもしくは処刑されてきたのです。これは大和政権以降行われてきた政治責任の取り方です。
日清・日露・太平洋戦争、第二次世界大戦での日本の蛮行は東アジア、東南アジア、南アジアにまで及んでいます。無用な拡大主義の結果です。明確な皇族の政治責任を負わなくて済むようになったのは、織豊時代以降かと思いますが(どなたか知恵をください)、要は公家政権から武家政権から移行することで、公家や皇族の政治的な力は地に落ちて時代を掻き回すような力は無くなったのです。
しかし、江戸時代が終わり明治天皇が担ぎ上げられて、明治天皇から薩長政権への影響力はそれなりにあった。大正時代を飛び越えて昭和時代に入ると大正時代から「皇族摂政」をしていた昭和天皇は実質共に「皇族のトップ」となり、天皇を中心とする政策決定が行われてきた。ここで「天皇の戦争責任回避派」は、『天皇は閣僚の決定を不本意ながら承認してきた。』という様な言論が多い、先ほど書いたように「最終決定には組織のトップが責任を負う」のが当然である。昭和天皇自身も自身の責任について言及している。
昭和天皇がもし東京裁判にかかった際にどのような刑になるのかはわからないが、退位や蟄居なのだろうか?
ナチスドイツにおいては、最高責任者であるヒトラーは自死、二代目の首相であるゲッベルスも自死した。昭和天皇に自死は求めないまでも、なんらかの政治責任は取ってもらい、後世に戦争の愚かさを自らの身を通して示して欲しいと思う。

責任の所在をあやふやにするのは、もはや日本のお家芸になってしまった。これは昭和の大罪である。

アメリカの日本統治の思惑があったにせよ、だ。










狂人の頭の中 「岸田首相、政倫審で…『倫理があれば法改正は要らない』」

2024-02-29 17:13:37 | 狂人の頭の中

今日というか、今「衆院政治倫理審査会 」が行われている。最初は現首相が答弁、質疑があって後は自民党の「小粒議員」の答弁が行われています。
首相も議員(元大臣級)も言うことは同じで「会計責任者の誤り」「知らなかった」「長年の慣行」「十年を超えることなので調査できない」。歴史は繰り返すというやつで、今まで様々な疑惑があるの中で国会議員などの常套句になっている。政治家に限って言えば「知らない」「他人がやったこと」で罪を免れるという稀有な職業である。
よく与党寄りの記者、評論家が言うのは「政治資金規正法 が改正されれば、抑止できる」という言葉。全く訳の分からぬ解説だと思う。例えば殺人罪の刑を厳しくすれば殺人事件は無くなるのか?殺人にいたる犯人は「殺人罪の刑が重いから、殺すのは止めておこう」とは思わない。刑を重くしていてもなんの効き目もなくて、それより問題なのは、議員はそれぞれの倫理観と責任感、「貴重な献金(収支)に対してチェックを私がする。」ということ。議員それぞれの倫理観が問われているのに、派閥の事務総長で元総務大臣などは派閥の資金収支について「事務局長だけが知っている/事務局のミス」それでいて「政治家として責任を感じる」。要約すると「事務局の問題でオレの責任じゃない」ということです。
私は「政治家と金」について私は寛容な考えですが、国家のためでなく地元や自分の権益ためだけに奔走する政治家には厳いい見方をしています。政治はお金を稼ぐ家業ではない。
政治家のみならず、金にだけ走る子供や大人であっても同じ事です。


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狂人の頭の中 「岸田首相、派閥解散宣言も足並み揃わず-腕力の無さを反映?」

2024-01-28 16:10:35 | 狂人の頭の中

派閥のパーティー券の資金環流の件から自民党内は大きな台風に晒されている。いの一番で岸田派解散を打ち出した首相だが、本来総裁の号令一下「自民党内の派閥は今後禁止する」と言えばいいのだが、首相になった経緯も自分の人望でなったわけではないので、言ったところで反発も多いと計算したのだろう「まずは自分の精錬さをだして、その内派閥自体世間が許さなくなるだろう」と踏んだのか、現時点で茂木派、麻生派以外は解散したか、解散の意向を示している。麻生元首相は「自民党の政策研鑽のために…」といって粘っているが、派閥から離脱する議員が出てきている。元々、麻生派は大所帯ではなく権力を持つに従って増えてきた経緯があるのでコアメンバーでない議員ほど離脱していったり、地元支援者からのプレッシャーもあるだろう。
立民をはじめ、野党には自民党の集金/配金マシーンにあたるような派閥は無い。そもそも派閥パーティーで十分な集金がないので仕方ないのかも知れない。しかし、小沢一郎が築き上げた「新進党」や「(大)民主党」には派閥が存在していた。それは急ごしらえの野党集団であったから、それぞれの支持母体を背景として派閥は出来ていたが、新進党出身や弱小野党から転身してきた議員は「勉強会」「政策グループ」というものに所属し、その影響力もあった。そもそも今の自民党の中で「政策研鑽のために…」というのは志を一つにした政党の中にあるのはおかしな話しだ。
善し悪しはあるが田中角榮は派閥を越えて人望があったし、可愛がってもいた。それは自分の派閥を肥えさせる方策でもあったろうが、田中派になびかない人間と承知していても可愛がっていたという話しはよく聞く。
野党にお金が集まる道理が無い。野党が政策作成に参加することは少なくせいぜいのところ、自民党と相談し「自民8割/野党2割」という法案が成立し「我が党の政策が通った!」と威張り飛ばしている程度。力なき所に金は集まらないのが政治の厳しい一面を表していて、それが派閥の存在を肯定する論理の裏付けにもなっている。
よく「三人寄れば派閥ができる」というが、そういうことが集団生活のをすることで生き延びてきた人間の性、習性なのだろうが、しかし国民の信任を得て国会議員になり、また首相になった人間はよりお金に関してキレイでなくてはならない。
おそらく、しばらくして「勉強会」なるものが自民党内に出来てきて、「お金は配らない」といいながら、支持者から勉強会にお金が集まってくるだろう。昨今で言えば安倍首相のような強力な自民党内に力があるような総理・総裁が誕生しないと「脱派閥」ができるような自民党内のシステムを作るのは難しいだろう。
法律の改正云々という話が出ているが、政治家に確固たる倫理観と管理能力があれば法改正なんて要らないわけだ。
台風が去るのを待って、また復活し、また糾弾されるこの繰り返しが続いていくことだろう。

こんなの占い師じゃなくてもわかる。






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