ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

お金を払えばなんでもしてくれる、ではないと思いませんか?

2014-02-27 13:17:04 | グループホーム
わたしは、両親あわせて7年ほど介護施設とかかわりがあることもそうですし、

たぶん「いろいろ話しやすい」雰囲気も手伝って

介護スタッフの方の 本音だったり悩みを 聞く側に回る機会が多いです


  お金を払っているんだからこれぐらいやってくれて当然

  もっとうちの母のケアを手厚くしてほしい

家族としてこういう気持ちはあるのが当然

施設にそうした改善を求めるにも、アリ だと思います


でも、どの施設も人材不足が現実です

それをわかっていて「行政が悪い」せいにして一方的な要求をエスカレートさせる

それはもはや「値切り」といっしょの感覚ではないですか?

徹底的に絞りとってやる、みたいな・・・・・・


その結果、とばっちりを受けるのは

誰ですか?

他の利用者です


ひとりの利用者に毎日ふたりで30分、つきっきりの介助をしてもらっている間、他の利用者には目が届かない時間がある

「してもらっていること」にも目をむけることがどうして出来ないのでしょう


親身にケアして欲しければ

お金で雇っている、という感覚を捨てて

対等な立場で関係を築くことが大切だと わたしは思います