少年と犬

久しぶりに京都シネマへ、映画観に行ってきました。

「ベル＆セバスチャン」　監督：ニコラ・ヴァニエ

第二次世界大戦中のフランスの山村に住む少年と犬が主人公です。
よかったです。

　　　　　

少年は孤児で、血のつながらないおじいちゃんと暮らしている。
犬は村人たちから害獣扱いされ、命を狙われている。

そんな少年と野犬、孤独な彼らは次第に心を通わせていく。

　　　　　

物語はナチスドイツに立ち向かう場面もあり、ハラハラするところも…。
雄大なフランスの山々がスクリーンに映し出され、美しい。

そしてなんといっても主役の少年セバスチャンの笑顔がいいな。
犬のベルの表情もいい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おじいちゃん、勇気ある女性アンジェリーナ、ドイツの将校など、その他の登場人物もよかった。

撮った監督は探検家でもあるらしい。
それで、あんなに壮大なスケールの山の映像が撮れたんだなあ～。

ベル役の犬はグレート・ピレニーズという犬種。
大きくてふわふわしてて、あったかい毛布みたいに可愛い。
いい映画でした。

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琳派のイメージ

連休初日、京都国立近代美術館へ行ってきました。
「琳派イメージ展」が、昨日から始まってます。

　　　　　

今年が琳派400年記念ということで、京都の美術館や博物館などは琳派特集めじろ押しです。

神坂雪佳、福田平八郎、上村淳之etc…。鳥や鹿、花の絵がよかったなあ。

琳派のイメージということで、他にも様々な展示があって楽しい♪
例えば…。
川久保玲（コムデギャルソン）のドレス
グラフィックデザイナー田中一光さん作のポスター
ジャズというタイトルのマティスのポップな絵。

　　　　　

芸術を楽しんだあとは、椅子に座って景色を眺める…。
ゆっくりできるスペースがあるのが嬉しい。

3連休初日でしたが、意外と空いていて思うように展示物がみられました。

芸術の秋。
近代美術館で琳派のイメージにふれてみる。おすすめです！

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髪結い猫字屋

又新たに面白い時代小説に出合いました。

「寒紅梅～髪結い猫字屋繁盛記」　今井絵美子

照降町で猫字屋という髪結い床をしている、おたみが主人公の江戸人情物。

　　　　　

鹿一という訳ありの男ぶりのいい髪結いも加わり、おたみと娘のおけいは、店で忙しく立ち働く。
髪を結うわけでもないのに、店にしゃべくりに来る男達がいたり…。
話のネタも事欠かないし、なんだか心地良い、人々のオアシスのような店。

親と子の愛情を中心に、人と人とのつながりを描いた良作。
江戸時代って、現代より喜怒哀楽が激しくて人情が厚い気がする。

人の気持ちに寄り添うことの大切さを教えてくれる一冊。
ちょっと温かい心持ちになれます。

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焼きたてマフィン

下宿屋をしているお料理上手な女性フィリスは、元歴史の教師。
そして下宿人も元教師ばかり。
…という環境の中、事件に巻き込まれるというミステリです。
「焼きたてマフィンは甘くない」　リヴィア・J・ウォッシュバーン

　　　　　

収穫祭の料理コンテストで「パンプキン・クリームチーズ・マフィン」を出品すると決め、はりきるフィリス。
ところが、その収穫祭で事件が起こります。

お祭りの飾り用に作ったカカシが、なんと人間の死体となっていたのです…。
しかも被害者の口には、フィリスが作ったマフィンが入っていた？！

お料理上手で聡明な年配の女性フィリスが活躍するコージーミステリのシリーズ物です。
いつもの下宿人達の登場も楽しいし、今回は孫のボビーとのやりとりも楽しい♪

アメリカ中南部の小さな町の暮らしを描きつつ、奇異な事件をもりこんでいる。
優しくて賢い主人公のフィリスが、チャーミングです。

食欲の秋、焼きたてのマフィンなんて、いいなあ～。
コージーミステリは美味しそうな食べ物が出てくるのが魅力です。

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謎の屋台

先日、家族でケーキ屋さんバイカルへ行き、バイカルお客様用駐車スペースのすぐ横で見つけたのが…。

　　　　　

屋台です。うどんと書いた大きな赤いちょうちん。
この屋台のメインは、うどんか？

月見うどんとか書いてあります。

おいしかったりするのかなあ～、ここで営業してるのかな？

京都は、屋台って少ないんですよね。
気になる…謎の屋台です。

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