第一部 講演会
高橋 裕 (東大名誉教授)
河田 恵昭 (京大防災研究所長)
竹林 征三 (風土工学研究所長)
:社会が変われば災害も変わる。開発は新型水害を用意する。
時間雨量70㎜以上の集中豪雨3時間続けば淡路島全体の
河川が大規模氾濫する
:大阪湾断層が動くと淡路島(旧東浦海岸)に5mを超える津波が
10分程度で来襲、住民避難の余裕なし
:環境破壊地球温暖化、降れば大雨、降らねば干ばつ
災害は虎視眈々と私達と地域を狙っていること忘れるなと語る
第二部 パネル討論
…災害に強い淡路島づくりを考える
高橋座長のもと6名のパネリストからは地方人口減少社会と
防災どうするか?
:山が荒れると国土が荒れる、防災はトレーニング(学習)なしには
出来ない。自助、公助、協働と云われるが公助はアテにするな
安全な場所へ早く逃げることが一番
〔感想〕 農山漁村が食料、飲料水、電力、環境等自然の恵みを
大都市へ供給し続けているのに中央は地方は地方で自立せよと
云う。災害は現状復旧止まりでは今後高齢者で島は守れない事
態も予想され不安一杯だ