ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

絶対、こんなMCは無しね

2010-11-18 03:46:06 | Weblog
うちの生徒さんがこんな場面に遭遇したらしい。 ************** 「いやぁ次、新曲なんですけどうまく行くかどうかわかんないんで~、失敗したら許してください(笑)」 曲終わって 「よかった~うまくいった~、ちょっと間違っただけですみましたわ」 「昨日、適当に作った曲です聴いて下さい」 「まぁ、よかったらCD買ってってください。音質は悪いですけど(笑)」 ********** . . . 本文を読む

なんとなく演奏が盛り上がらないとき

2010-11-18 03:24:14 | Weblog
なんとなく演奏が盛り上がらないとき。 一番大事にしているのは、恥ずかしがらない事。 それから、最後まで諦めない事。 客席がシーンとしているからと言って、 気にしてはいけない。 オーディエンスに向かってと言うのもあるけど、 まず、バンドのメンバー同士の音に しっかり、意識を向けて、音ががっちり 絡み合って、遠心力みたいなものが生まれるまで 頑張る。 全員が意識を一つにして、 いつも以上にエネル . . . 本文を読む

音楽をやめることは、もうできないはず。

2010-11-17 09:32:04 | Weblog
プロを目指す人がいる。 目指し続ける人も居れば、やっぱりやめる人もいる。 でも、音楽を止めてギターを売り払って、就職する というのは、果たしてできるだろうか? 出来たとして幸せだろうか? 僕は、一度就職して、楽器を弾く事を すっかり3年やめたことがあった。 生まれて20数年間、物心ついたときから 音楽がまわりにあった自分にとって 聞くだけの人間になることは 「なんのとりえもない」人間になる事 . . . 本文を読む

こう言っちゃなんだけど、

2010-11-17 08:15:45 | Weblog
進度があげられない人の方が、 結果的に丁寧なレッスンになる事が多い。 一つの事を何回もやりますから。 深く掘り下げるレッスンになる事がほとんどです。 例外は、途中で 「こんなことをやってていいのだろうか?」 と言い始める人たちなんです。 こう言い始めると 「こんな事をやってみたい」 「これをしたらどうだろうか?」 と脈絡の無いことをリクエストし始めます。 ******* 上手くなる、上達す . . . 本文を読む

松田聖子を聞け

2010-11-17 02:34:53 | Weblog
昭和の歌謡曲は、バカに出来ない。 あの頃、歌謡曲と言うのは、 プロジェクトチームで 作詞のプロ、作曲のプロ、 アレンジのプロ。 そして演奏のプロフェッショナルが揃っていた。 特に松田聖子は、要チェック 作詞、松本崇、作曲ユーミン バックはパラシュートという 超一流のミュージシャンだった。 まず、松田聖子の歌の上手さ。 それを除いて、バックに演奏に耳を傾けよう。 ものすごい小技が効いているは . . . 本文を読む

歴史を学ぼう

2010-11-16 02:09:54 | Weblog
歴史を学ぼう。 歴史を学べば、間違いを繰り返さない。 ムードに流れた判断は、少なくなる。 自分の考えが、ちっぽけな事もよくわかる。 . . . 本文を読む

消費と音楽

2010-11-16 01:58:20 | Weblog
僕は、音楽が消費されるものとして 作られて久しいと思う。 広く聞かれて使われて、 そういう事を前提として音楽が制作される。 CDを作るとき、音源を制作するとき、 それを考えずに作ると言う事の方がありえない世の中だと 思う。 でも、僕は、本当に良い音楽は 何度聞いても感動があると思う。 そういう意味で音楽は消費されない。 音楽が流れる度に演奏者は生き返る。 それが本当の音楽だと思うのです。 . . . 本文を読む

ロックアレンジの一般常識

2010-11-15 19:01:36 | Weblog
よくあるアレンジの中で、ちょっとかっこいい 知的なロックアレンジの出所を案外, 誰も知らない。 バンプ オブチキンのこのYouTube http://www.youtube.com/watch?v=g2WpG1e2V9s こういうスタイルの元を探ると。 ************ これの元になるアレンジを生み出したのは、U2 http://www.youtube.com/watch?v=Zdp . . . 本文を読む

さじ加減を大事にする

2010-11-15 10:19:19 | Weblog
たとえば、アップのストロークにアクセントを入れたら ジャズっぽくなると話しをすれば、 アクセントをてんこ盛りに付けたりする。(苦笑) メトロノームに合わせて、 練習すれば、メトロノームとタイミングが あうことばかり気にする。 しかし、ポイントは音楽に力がある、と言う事。 だから、それは一つの手法に過ぎないのです。 だから、そういう行き過ぎた方向に行きがちな人は 誰かのコピーをしてみたら良いと . . . 本文を読む

クララ ゼーゼマン

2010-11-13 07:17:36 | Weblog
アルプスの少女ハイジのクララが 立って歩けたのを見て欲しいです。(笑) あれは案外僕には他人事でないの。(笑) . . . 本文を読む

思い続けること。

2010-11-13 07:05:54 | Weblog
思い続けること。 思い立ったら、始めること。 その為には、一番好きな事をスタートに する事。 ウソのないスタートほど強いものはない。 ウソはウソを呼ぶ。 正直な事は、自信も感謝も呼ぶ。 ウソをついてたと思ったら、 ゴメンと謝ってスタートを切りなおすんだ。 . . . 本文を読む

アルバムを作りたい

2010-11-13 06:27:39 | Weblog
アルバムを作りたい。 そう相談を受けました。 彼は、曲がまだまだ出来ないと言う。 けど、作るには自分の一番の売りは何か? しっかり見極めれば、作りかたは有ると助言しておきました。 彼は、素晴らしい歌心を持っているので、 今の売りはそれ。 だから好きな曲を選び、好きなアレンジをして、 得意なギターを弾けば、ベストな自分を出せる、 と思います。 だから、10曲好きな曲をまず選ぼうと話しました。 また、ある人はすごくソロギターがうまかった。 だからソロギターを毎月作ろうと話した。 毎月録音して行けば自然とアルバムが出来る。 作曲しても良いし、これもありモノでもかまわない。 歌の伴奏が得意で引っ張りだこだから、 それを入れても良いな。 そういう訳でまず自分のやりたい事、 得意な事を見極めれば、作品はおのずと 出来上がるし、作ろうと思う事から すべてがはっきりして来る場合も多い。 ここで作品を作る上で一番大事な事はと言うと、 僕は執念だと思う。 思いついた事は、まず念じ続けること。 そうすればいずれ形になる。 今、知り合いのシェフの作ったオーベルジュに来ています。 これは料理好きな一人の人間の思いの連続でしか ありえないな。 そう感じました。 . . . 本文を読む

人の耳は騙される、ということを大事にする

2010-11-11 03:45:38 | Weblog
音楽理論は、大事だけど、 本当は、抜け道もいっぱいあるんです。 人の耳は騙される、ということを いつも考えないといけない、と思っています。 とってもかっこいいと思うものが、 本当に単純なものであったり、 ときに、良いんですか?こんなこと。 みたいなこともある。 むしろ、理論に精通しているから 大胆なこともできる部分がある。 何が型破りなのか、形無しなのか、 見極める事が出来ると思います。 . . . 本文を読む

音楽理論は数学に近い

2010-11-11 03:37:09 | Weblog
音楽理論は数学に近い。 だから、紙に書いて、自分で考える必要がある。 五線紙じゃなくても良い。 白紙にど、れ、み、、で書いても最初はかまわない。 もちろん、五線紙は便利です。慣れれば。 まずはメジャースケール、 3種類のマイナースケールを知っていれば、 全てのダイアトニックコードとテンションを書き出して、 コードネームをつける。それに機能表示を書く。 これは、うちの中級以上の生徒さんなら出来 . . . 本文を読む

理論と感性の狭間

2010-11-11 03:15:18 | Weblog
音楽理論というのは確かにあり、 自由に音楽をやろうとすれば、そういう知識は 多かれ少なかれ必要になるんです。 感性というのは、すごく大事で アンテナを張るということは、何事にも大事だと思います。 予備情報がないと何も出来ないようではいけない。 「あれ?ちょっと違うよな?」 みたいな違和感を予備知識によって、 「まあ、そう書いているから」 「そうしなさいと言われたから」 というのは、何か大事なもの . . . 本文を読む