いや~、今年も残すところあと2ヶ月になりました。
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波瀾万丈の2009年。もう、この先何が起こっても驚きませんよ!(不運、継続中)
どんと来い天中殺
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さて、お待たせ致しました。日本リンホフクラブのワークショップ報告【後編】です。
あ、前回のブログをお読みになっていない方のために。ちょっと、解説を。
去る10月3日(土)、フードフォトワークショップが開催されました。
この講座は、デジタルカメラ時代に、ビューカメラを使って、和菓子を撮影して
みましょう!という講座です。
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前半は、写真上級者の皆様を前に、くどくて長い話が延々と続き…。
さあ、これから撮影?と思いきや、ここからが、さらに長くなるんですー。…。
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その話の内容とは。
料理写真を撮る際、ご飯を食べる状況を自分の記憶を頼りに 妄想 しましょう!
要するに、シャッターを切る前に、この料理の何を表現したいのかを、盛り込み
ましょうというお話をしました。具体的には、ライト&質感&スタイリング&画角
について、私の写真を使って、説明致しました。
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この後、インスタントフィルムホルダーの使い方の注意点を解説して、午前中が
終了しましたが。「引きブタを引ききらないように!」と言って、引ききったのは
私です・・・。(←これぞ、反面教師。)
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さて、本当に長らくお待たせしました。ここから撮影編です。大判初心者の方は、
何を言っているか、ちんぷんかんぷん?だと思いますが、その辺りご容赦下さい。
大判カメラの最大の特徴は、蛇腹を使ったアオリが利用出来るという点です。
フィールドカメラより、ビューカメラは動かせる範囲が広いので、つい沢山使って
みたいというお気持ちは、十分、分かります。(←私もそうでした。)
しかし。ここで、ちょーっと待って下さいねっ。
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前半、『どう撮るか?という意図を反映させましょう!』と、お話していました。
アオリ迷路に、ハマッテしまった皆さんは。まず、ここまで戻ってみましょう。
最初、私はさらーっと、冠布とルーペを使わずにピントを調整していたと思います。
これは、単に慣れているからと言う訳ではありません。(←多少、慣れはありますが。)
画面の中で被写体が写る大きさと範囲を、レンズの焦点距離から割り出して、
決定してからカメラを設置していました。この計算方法は大丈夫ですね?
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次に、ピント面をコントロールします。どこからどこまで落とすか or 残すのかは。
被写体の何を強調するかによって判断します。どのアオリを使えば、自分の思い通
りの表現になるのか?考えてみましょう。
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そうして、アオリを使った後は、最後に必ず、ピントの微調整をしましょう。
シャインフリュークの法則は理解できていますか?
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ここまでくれば、後もう一歩です。
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最後に露出計の値から、露出倍数を割り出しましょう!
全体に平均な光が回るライティングで、料理を撮ることは、ほとんどありません。
明るさの差があるからこそ、立体感が生まれます。自分の思う露出は、どの範囲
ですか?メーター通りではなく、アウトプットを見越して決定しましょう。
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この他、今回は、カラーメーター&色温度の話は、少ししか触れませんでしたが、
次回開催の場合は、光源&カメラ前のフィルターワークについて、お話したいと
思っています。
大判カメラって、結構面白い奴なんです。写真の基本を知るにはもってこいです。
自分で学ぶからこそ、楽しい。自分で発見するからこそ、感動が味わえる。
そんな世界に触れてみたい方、ご興味をお持ちになった方。
大判カメラの世界でお会いしましょう!自分だけの表現に出会えると思います。
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日本リンホフクラブ事務局の皆様には、準備から当日までお世話をお掛けしました。
メーター類を貸し出して下さった(株)セコニック様。ストロボを提供して下さった
(株)コメット様、大変助かりました。ありがとうございました。
そして、私の長い話につきあって下さった、参加者の皆様、お疲れさまでした。
時々ため口になったりして、とんでも先生ですみません。(←先生と呼ばれています
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ありがとうございました。真剣に撮影に取り組んでいる、皆様が大好きです!
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ストロボ3投使用。晩秋の夕暮れ時、縁側でお茶でも飲みましょう!みたいな
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状況を妄想し、光源でもカメラ前でもなく、夕暮れ時の色を作り込んでみました。
ワークショップに参加された方は、方法はお解りですね。ここまで赤く発色します。
この写真は、現在東京ガス様横浜ショールームで、パネルサイズでご覧頂けます。
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ここで、
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友人が、11月3日まで、安曇野で個展を開催しています。
会場は、とても雰囲気の良いところだそうです。写真はもちろん、温かい人柄に
癒されたい方、ぜひ、ご来場下さい。詳細は、こちらから。よろしくお願いします。
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ありがとうございました。
取り急ぎ連絡を取りました。
本人は恐縮しておりますが、大変喜んでおります。
人が人を育てるとの言葉がございます。
私どもには、温かい気持ちで包んでやりながら
若者の未来を預かる責任があるのだと教えて頂きました。
この場をお借りして、お礼と取り急ぎご連絡をさせて頂きます。失礼致しました。
会社からこっそり(堂々と。汗)コメントしてます。
知新さんの仕事が好きで、よく見ています。
仕事と言ったのは写真だけでなく、デザインやコンセプトが明確で素晴らしいからです。
コンビネーションの天才と誰かが言っていましたけど、
多くの要素をそぎ落としたシンプルコンビネーションと形容した方が正確ですね。
大判カメラ講座の話を読んで、ちゃんとした基礎の上にお城は建つんだと納得しています。
この講座は異色ですけど、写真を趣味にしている人への愛が感じられていいですね。
さすが世界に冠たるリンホフ!いい講師をそろえています。
東京ガスへ、この写真のパネルを見にいきます。
これからのご活躍を楽しみにしております。
温ちゃん、無事か?
元気そうにしているけれども
頭なんだから大変だよ
顔色も良くなかったし。
とにもかくにも、ブログはいいから休みなさい!
手伝えることがあったら遠慮なく言うんだよ~!
わざわざ、コメントを頂きありがとうございました。
この度は、色々とご配慮頂きこちらこそ恐縮です。
来週、そちらに伺わせて頂きますので、よろしくお願い致します。
皆様にもよろしくお伝え下さい。
会社からのコメント、ありがとうございました。
(が、大丈夫ですか?近頃私用メールとか、厳しいと聞いております。)
もしかして、店舗ディスプレイ関係の方ですか?
間違っていましたら、すみません。
私の仕事について、ご意見を頂きありがとうございました。
このように言って頂けて、大変うれしいです。
また、大判カメラは、写真の基礎が詰まっておりますので、
多くの皆様に興味を持って頂けたらと思います。
他の講師の方は、皆様素晴らしい方ばかりですので、ちょっと、お恥ずかしい。ですが、
頑張ります!
関内は、中華街にもほど近いので、お散歩がてらお運び頂けると幸いです。
大丈夫、無事です。
ご心配をお掛けしてすみません。
優しいコメントをありがとうございました。
今、気力が充実していますので、頑張れると思います。
というか、この状態でどこまでやれるか、やってみたいです。
完成度を落とすことなく、いい物を作りたいです。
集中力が試されているのだと思い、やりきります!
頑張ってやっている温ちゃんに
水を差すようなこと言ってごめん。
そういうとこが、みんなに愛されるのだと思う。
クライアントさんの信頼も絶大だし。
いい撮影になるよう祈っているから。
よけいなこと書き込んで、ホントごめん。
御加減がよろしくないご様子
とても心配しています。
それに受難続きとのこと。
体調が悪いと、暗い方向へ考えがちなのに
とるてんさんは前向きで、ブログも続けてて
内容も参加してくれた方のことを考えてて
すごいです!
とるてんさんは強くて明るくて、人に優しい方
だと思います。
ほんとに応援しています。
早く体調が回復されますように。
お仕事が成功されますように。
このブログにずっと励まされてきました。
どうか頑張って下さい。ファンより。
もう~、そんな重傷じゃないですから!
大体、私は小学生からの頭痛持ちですよ~。
こう見えて、根っからの文化系。
いっつも、顔色が悪いんですよ!!!
そんでもって、体調がいい時なんて、1年に何日もないんですから。
慣れっこなんで~~~。
一度でいいから、体調万全で現場に行ってみたいと思ってるくらいですから。
なんか、こんな風に書くと、今にも倒れそうに思われるかもしれませんが。
不健康な安定を保っていますので、ご安心下さい。(笑)
↑なんのこっちゃ!?
はじめまして、ですか?
間違っていたらごめんなさい。
温かいコメントを書き込んで下さって、
ありがとうございました。
↑上のコメントにありますように、
本当に大丈夫ですので、ご安心下さいね。
不運な出来事にも、最近、慣れてきました。
少し、修行僧の心境に近づけましたか?
こんな風に応援して下さって、うれしいです。
頑張りますね。ありがとうございました。
こんなブログでよろしかったら、また遊びにいらして下さい。