☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

【オピニオンリーダーが語る「厨房談義」第23回】
2016年1月25日開催、東京ガス様 業務用厨房ショールーム
『「BO!セミナー」料理撮影セミナー 』
~美味しそう!の先へ、魅力を表現する料理写真講座~
の様子を掲載して頂いております!
作例写真も合わせて掲載しておりますので、お時間のある際にご覧下さいませ。

【続】ハービー・山口写真展レポート

2009年02月18日 | 展覧会な1日

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昨日は、大変失礼致しました。
書こうと思う項目が、多岐にわたりすぎて、頭の中がまとまらなかったのです。
それではー、気を取り直してですね。本日は、少々視点を変えて始めてみます。
(↑行き当たりばったりと申しましょうか。今日という今日は、無事に話が終われるよう頑張ります!

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昨日の続き。。。

さらに、特筆しておきたいのは、
この写真展が、「写真」と「作品」の相違を、鮮やかに提示している点です。

カメラの機能が進歩するに従い、今は誰でもシャッターを押せばきれいに写せる
時代になったと言われています。

偶然出くわしたシャッターチャンス。そこで撮れちゃった物を「写真」としましょう。
身近な人のくつろいだ時間。自分だけに見せる表情を止めた記録も「写真」です。
素敵だと思う写真集。模写して勉強したデータ、これもまた「写真」になります。

それでは。どういった物を、「作品」と言うのか。

まず最初に、もっとも重要なのですが。自分の中に、何を表現するか、強く明確な
意志が存在していると言うこと。そして、それを無から描き出し、人に届けるため
の試行錯誤が施されている。これを、「作品」と呼ぶのではないでしょうか。

今回の写真展において。作者は、
自分の作品を通して、社会に、人の優しさを認識して貰いたいという意志があり。
それを表現するためにロケーションや人を選び。逆光や半逆光の光線を多用して、
立体感やその場の空気を描き。全体には柔らかいトーンを保ちながらも、精緻な
描写力のあるレンズを選択し。最後に、写真に相応しい印画紙にプリントをして。
見る人に自分の意図が伝わるように、展示を一つの物語のように構成してみせた。

写真家の仕事とは何か。『 作品 』で語ってみせた写真展であったと思います。

実際にお会いしたハービー・山口氏は、
ロマンティックな気持ちを、両手一杯に抱えていらっしゃるような方でした。

子供時代にうけた精神的につらい体験を、ご自身の中で深く内省しただけで終え
ることなく。明るいメッセージに換えて、カメラを通じ、外へ発信して来られた。
そのようなドラスティックな変化を可能にした、柔軟で多様な考え方が、多くの
人々を惹き付けずにはおかないのでしょう。

今年は、作品を撮影できる機会に恵まれました。「腰を引かずに撮ってきます。」
と言う私に、「人間力でね。」と仰って下さいました。実は、それが一番難しい 

確かに、人は人を磨くのでしょう。共有した楽しい時間と、そうでない時間に因って。
ローマは一日にしてならず。徳という言葉から、かけ離れた私ではございますが、
色々な人に出会い、様々な経験を経て、人間力を身に付けて参りたいと思います。

私の前に、学ぶべき事が無限に広がっており、最終地点まで五里霧中であっても。
自分の写真と向き合っていこう!と。ガッツが沸いた一日でありましたっ

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ハービー・山口写真展「青空を待っていた日」
開催日:2009年2月13日(金)~2009年2月19日(木)
午前10:00~午後7:00(最終日は午後2:00まで) 
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
    富士フイルムフォトサロン スペース3
*写真展は、明日まで東京で。その後、大阪へ巡回されるそうです。

見のがしてしまったぁ!と言う皆様に、朗報です。
6月~8月に、川崎市民ミュージアムにて、大個展が行われるとのお話でした。
個人的には、ロンドンでの写真のプリントが見てみたいのですが。。。
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展覧会レポートの時は、私の写真はUPしておりません。
  いつも長文を読んで下さってありがとうございます。

さぁーて。来週のお菓子だぁ~い好きはー。
関西へ出張のため、お休みします。(←「いつもすまないねぇ。」「それは言わない約束でしょ!」)
相変わらず、どこまでもバカバカしくって、申し訳なく思っております・・・。  


ハービー・山口写真展レポート

2009年02月17日 | 展覧会な1日

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ここのところ、ブログの更新が飛び飛びになってしまって、申し訳ございません。
昨年から、約3ヶ月間取り組んでいた仕事が一段落。あまりに必死だったので、
納品が済み、各種書類を郵送した後で、何だか寂しくなってしまいました。

なーんて。柄にもなく、カワイコぶった事を言ってみたりして。。。
やる気に溢れたスタッフ、口うるさいデザイナーさん(詫)、優秀な編集者さん。
豊かで幸福な時間を、ありがとうございました。次に呼んで頂けるときには、
今とは別の進歩した私であるように。ここから又、新しいスタートを切ります

さて。ブログに書きたい事が、山ほどあったのです。(←実は、ブログが好きなのかも?)
テーブルウェアーフェスにも触れておきたかったし・・・。(完全に時機を逸しましたか。)

しかし、春を思わせる14日。時あたかもバレンタインデー。ところは六本木
ほぼ?リアルタイムな話題。本日は、この日拝見した写真展のお話に致します。

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年明け早々。ポストに一枚のDMが届きました。
差出人の名前は、”ハービー・山口さん”。昨年の個展の際、芳名帳にお名前を
残して下さった方です。友人達が、大変著名な写真家であると言って、興奮気味
に語っていたのを思い出しました。(←その時まで、お名前さえ存じ上げませんでした。

私にとって。写真をみる際、作者が高名であるかどうかは、重要ではありません。
好きな写真は好き、共感できないものは出来ない。と。得てして、写真観賞とは、
感情の主観的な部分に、左右される傾向があります。だから、多くの方の客観的
な評価に、あまり感心が持てなかった訳です。(←単なる勉強不足と、言えなくもない。)

でも、この時。宛名から、丁寧に、手書きで記されたハガキを拝見している内に、
「手書きでDMを書くこの人は、一体どのような写真を撮られる方なのだろう?」
パソコンごしではなく、プリントを、直に見てみたいと思いました。

かくして、何の予備知識もなく訪れた写真展。そこには、思わず足を止めてしまう
独創的な作品世界が広がっていて、これには正直、驚ろかされました。(詫)

自らが【スナップポートレート】と形容する作品は、人々が、自分の居場所を背景
にして、もっとも自然な姿で映し止められており。一見すると、生活に密着して
いるのに。まるでドラマのワンシーンのような、幻想的な雰囲気を感じさせました。

また。例えば、静かな水面に小石を落とすと、波紋が広がるように。
撮影者である山口氏が、カメラの前に立つ方へ、一石を投げかけたことによって、
写す者と写される者との間に生まれる何とも言えない瞬間や、お互いの心の距離。
それを、見る者に連想させてしまう、表情豊かな作品群でもありました。

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・・・・。えーと。う~んと。ココまで書いて、自分で読み返してみると。笑っちゃうくらい
何を書いているか、よく分かりません。完全に、行き詰まってしまいましたね。
他人の写真展を言葉で説明することは難しい。ひとまず、顔を洗って出直すことにぃ。
良い学生の皆さんは、この整合性のなさを、決っして真似しないようにね~。

この続きは、また明日。果たして、考えはまとまりますやら・・・。結論や如何に

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ハービー・山口写真展「青空を待っていた日」
開催日:2009年2月13日(金)~2009年2月19日(木)
午前10:00~午後7:00(最終日は午後2:00まで)
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
    富士フイルムフォトサロン スペース3
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3フジフィルムスクウェア2F
 
*過去の作品でなく、日本で撮り下ろされた最新作だそうです。
*写真展は、明後日まで東京で。その後、大阪へ巡回するそうです。
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お待たせしました。(詫)

2009年02月05日 | 日々雑感

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どひゃー!お待たせしてしまい、申し訳ございませんでしたぁ!

2月は食卓周りに関するイベントが目白押し。撮影やディスプレイを担当させて
頂いていたので。年明け2日から、ほぼ一ヶ月間、休みが一日も取れず・・・。
のお返事も滞ってしまい、皆様にはほんと、ご迷惑をお掛けしました。

思っても見ないハプニングも起こりつつ、35㎜デジから、6×7、4×5まで。
色々なカメラが入り乱れて。こいつぁ~春から。撮影楽しかったですよー

おっといけない。今週の記事は、受験生スペシャル
先週、現役の受験生さんから、試験直前の心構えを、というリクエストが。
時間も差し迫っていることですので、サクサク行ってみましょう!

    

今を遡ること、かれこれ、大昔。(←もの凄い、おおざっぱ。詫)
某大手予備校(Kの付くトコ)でバイトしていた事があるんです。そのせいですか?
当ブログには、たまに、受験生からのメールやコメントが届いたりするんですよ。

さて、受験産業は、生徒募集のため、様々なスローガンを流布します。
曰く、「夏を制する者は」「英語を制する者は」「見当違いの努力はしない」etc.

しかし、はっきり言っておきましょう!
「直前を乗り切った者が、受験を制す!」 ←これが大学受験の鉄則です。

では、いかにして直前を乗り切るのか?
それはズバリ、モチベーションをどれだけ上げられるかにかかっているのです。

ここで、大学に入る動機が、はっきりすっきり決まっている君!
もう読む必要はありません。大学に入った自分を思い浮かべつつ、勉強に専念
して下さい。目的意識が、受験生諸君&諸嬢に勢いを与えてくれる筈です。

問題なのは、漠然とした不安で勉強が手に付かず、眠れぬ夜を過ごしている君!
今から、無理矢理にモチベーションを上げる方法を伝授しますので、自分に合う
と思った方は、実行してみて下さい。

まず、「なぜ受験するのか」 「人生とは何だ」 「もし落ちてしまったら」 などと
いった考えは、頭の中から、全部消し去ってしまいましょう!(←心頭滅却すれば。。)

次に、明日から試験日まで、受験勉強以外は何もしない覚悟を決めて下さい。

朝は、試験当日と同じ時間に起き、試験時間と同時刻に過去問を解いて下さい。
午後は、一時間勉強して10分休憩のセットをくり返し。机の前から、決して離れ
ないことです。集中力は、暗記&応用能力を何倍にも引き上げます。

今までの勉強が足りなかったとか、苦手科目がどうだとか。直前に一心不乱に
取り組んだことで、全て帳消しになることがあります!試験場へは、この短い
期間に 【 精一杯頑張った自分 】 という、自己陶酔に浸りながら向って下さい。

そして、試験場に着いたら。緊張感を味方につけましょう。
試験中は、時間が余ったとしても、最後の最後まで鉛筆を置いてはいけません。
かっこわるくとも、チャイムがなるその瞬間まで、あきらめずに粘ってみましょう。

悔いを残さないように、今頑張ってみる。結果はどうであれ、その後のスタートを
出来るだけ速やかに切るには、試験後の達成感が鍵になるのではないでしょうか。
これは、広く一般に通じる、人生の先輩としてからの、ささやかなアドバイスでも
あります。(←一度でも後ろに引くと、精神的打撃から立ち上がるのに、余計な時間がかかります。)

これから、いくつもの扉を、自分で開けて進んで行くことになる若い受験生へ。
自身で選んだ最初の扉、その前に立っている皆様に心からのエールを贈ります。
そして、開かれた扉から社会へ旅立たれる皆様を、今を生きる仲間として歓迎
致します。どうか、持てる力を出し切れますように。

 今日の写真は、明日!最近、こんなのばっかりですねー。
   考えてみれば、撮影の仕事も、毎回受験みたいな気がしてきました!
   後悔のないよう、集中して力を出し切れるよう、私もがんばりまーす

2/6写真UPしました。
   改めまして。今日の写真は、深い意味はないのですが、街角スナップを。
   プリント入稿をすることになりそうなので、焼きにくいプリントの練習です。
   せっかく色を決めてプリントしても、スキャナーでデータ化すると、本来の
   色や印画紙の質感が消えてしまって、残念。。。

最後にお知らせです。
来週のブログは、お休みさせて下さい。さすがに疲労感がぁ~。