☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

【オピニオンリーダーが語る「厨房談義」第23回】
2016年1月25日開催、東京ガス様 業務用厨房ショールーム
『「BO!セミナー」料理撮影セミナー 』
~美味しそう!の先へ、魅力を表現する料理写真講座~
の様子を掲載して頂いております!
作例写真も合わせて掲載しておりますので、お時間のある際にご覧下さいませ。

【第2期・参加者募集!】【 お菓子屋さんでお菓子を撮影する写真講座 】

2014年03月29日 | ヲタクの館!写真講座

お菓子屋さんで、不必要に熱い写真講座。
5/16(金)より第2期の開講を予定しております。
第2期は 
「カメラの基本操作をきちんと学ぶ」に加え、「ライティング」と
「季節感を演出するスタイリング」を重点的に学びます。...
ラフスケッチから始めて、写真技法を織り込んだ作品を制作して行きます。
最終写真展の優勝をを目標に頑張りましょう!

会場は、玉川学園のパティスリー・パクタージュさん!
http://www.patisserie-partage.com/
講座では、毎月課題のお菓子を召し上がってお帰り頂きます。
講座限定のお菓子が食べられるかも(?)知れません。

【講座概要】

講師:カメラマン&スタイリスト 知新 温(あらた おん)

《 第3金曜日 》 (全5回 / 7月のみ第2金曜)
 5/16(金) 
 6/20(金)  
 7/11(金) *7月のみ第2金曜
 8月お休み    
 9/19(金)   
 10月修了写真展開催(期日未定)

1) 10:30~12:30 午前クラス 
2) 14:00~16:00 午後クラス
3) 18:30~20:30 夜間クラス

受講料 = 1回 6,000円 × 5=30,000円(写真展参加費・額代含)
(前納 初回までにお振り込みください。)

≪ お申し込み ≫
受講をご希望の方は、FBメールにてお申し込み下さい。
Facebook= arataon@facebook.com

メール= arata_kouza@outlook.jp

お申し込み後、5日以内に確認メールが届きます。
開講日1週間前に、開講の有無をメールにてご連絡いたします。

(人数が集まれば開講(笑。
スタイリングやお菓子、写真にご興味のある皆様、
お菓子屋さんでお会いしませんか?)

今日の「写真」は、講師作品として修了展に出品しました
春らしいお菓子アンバサダーです。
可愛い見た目とは裏腹に、パンチの効いた大人のお菓子です。

3月30日でパクタージュさんは、なんと祝1周年!
アニョー・パスカルが、お店で皆様をお待ちしているそうですよ。
ぜひ、ゲットして下さい。(頭からガッツリ食べるのがお薦めですよ~)


【総評】【お菓子屋さんでお菓子を撮る講座・修了作品展】

2014年03月27日 | ヲタクの館!写真講座

この度は、『お菓子屋さんでお菓子を撮る講座・修了作品展』
【Je te Respecte. 】にお越し下さり、心より御礼申し上げます。
まず、最初に申し上げておきたいのは、
投票上位に選ばれずとも、出品者の皆様は胸を張ってほしいのです。

この写真講座の初回に、
「写真やスタリングというのは、とても難しいので。
いきなり、上手くなることはありません。」と熱く語りました。
「今まで自分が見てきたこと、これから経験すること。
何より、自分自身を信じて、真っ正面から取り組んでほしい。」
というお話をして、皆さんが”ぽか~ん”とされていたのが
まるで昨日の事の様です。

私は、スタイリストでありカメラマンとして実務に携わる過程で、
この仕事で最も重要なのは、オリジナルの絵を描きあげる力だと
実感しながら、日々、精進してきました。

講座では
講師に引きずられることなく、日常に溢れる料理写真に毒されず、
誰も真似でもない、自分自身の作品をゼロから創り上げるよう
ちょっとだけ無理なお願いをしてまいりました。

しかし、受講生の皆様は、
私の想像をこえるレベルで、指令をやり遂げられたと思います。
本当に立派です。

182名の投票も凄いことですが。
投票された方々は会場を何周も回って、
投票用紙にチェックを入れ、真剣に投票して下さいました。

「この人達はそれぞれに工夫して、あれこれ頑張ったんだよね。」
「選べないよ、軽い気持ちで来たのに、真剣になった。」等々、
来場者の方々の会話を聞きながら、私が泣きそうでした!(笑)

得票のない作品は一枚もなく、まんべんなくどの写真も
会場の支持を集めていらっしゃいましたよ。

受講生の一生懸命さと真摯な姿勢は、見る人に伝わったからです。
「写真に心は映らない」と豪語してきた私ですが。
この発言を撤回します。私が間違っていました!!!

お菓子や写真を好きになって下さり、ありがとうございます。
講座の生徒さんの作品を大切に、扱って下さった来場者の皆様、
この場をお借りして、御礼を申し上げます。

確かに、皆様の作品は、まだ、粗も目立つかも知れません。
今しかし、の自分の精一杯を、写し止めて見せた作品は、
どれも甲乙つけがたいほど、素晴らしい物だと感じます。

頑張ったウチの生徒さんの作品に、文句がある方は、
私が相手になりますので、覚悟してコメントしてね!(笑)

何の因果か、私の写真講座(ヲタクの館)に迷い込んでしまい、
写真の世界の一端を垣間見てしまった受講生の皆様。
写真を通して、新しい自分に出会ってほしいと願ってます。

こんなに素敵な時間をプレゼントしてくれた
受講生とご来場者の皆様へ、心より感謝致します。

さて、長々と続きました、結果発表ですが。
最後は、明日、次回の講座のお知らせを終わり致します。
もうしばらく、お付き合い下さいませ♪

おまけと言っては何ですが。
実は、今回は講師の私も出品しておりまして…。
写真は、会場となりましたパクタージュさんの
ショップイメージを意識して
スタイリング&撮影をしたものの1枚です。
受講生の皆様の額装が終わったのが、前日の夜7時。
その後撮影を開始したのですが、間に合って良かったです~。


【お菓子写真講座・修了作品展】【会場賞=4位~1位・作品発表】

2014年03月22日 | ヲタクの館!写真講座
 投票総数182名。いよいよ第1位~4位の発表です。
投票は、講評会中に入った、最後の1票で決まるという
ドラマティックな展開に。表彰式は、思わず涙!でした~。
  
【会場賞・第1位 野崎 千絵美 さん】



投票総数182名により選出された、26作品のトップに立った
優勝作品をご紹介し
ます!

《野崎さん・作品解説》
バレンタインがテーマだったので赤を基調に、...
デザートがお酒も効いて大人っぽいので、バックは黒で。
大人のバレンタインのイメージで、バージンロード⁈
愛を語っているような…。
そして、この日の為に作って下さった、由季シェフの
『女性らしい可愛さ』も表現したかったのと、
二人が結ばれてる…を表現したかったので
グラスにリボンを巻き付けました。

《講評》
26作品の頂点に立った野崎さんの作品を一言で表現すると、
自由な発想力と言えるでしょう!

お菓子を人に見立ててバージンロードと真剣に語りながら
セッティングをされている姿には、オーラがありました。
また、お菓子の素材から大人っぽさを、
デコレーションから可愛らしさといった相反するイメージ
配色とライティング構成で表現出来たことが素晴らしいです。

野崎さんも夜クラスを受講。
暗い室内、黒いバックで200mm望遠レンズを、
手持ちでぶれずに撮影出来るって、あり得ませんよ!
確かな技術、光沢紙でのプリント、人に伝えたいという気持ち。
3つが合わさっての見事な勝利です。
本当に、おめでとうございました!
 
【会場賞・第2位 毛塚 真理子 さん】 1位とわずか1票差!
 
 
《毛塚さん・作品解説》
初めて課題のタルトを見たとき、
ひらめいたのが「森あるのカフェ」!
緑と木で暖かい雰囲気をイメージして撮影しました。

《講評》
毛塚さんは、8位に続き2枚目の選出が準優勝となりました。
ご本人のイメージ通り、木製の小物とグリーンを使って、
可愛らしい雰囲気でタルトを引き立てるスタイリングです。
何種類か、異なる小物を組み合わせて撮影されていましたが、
どれも、高さ、並べ方、色の組み合わせに哲学があって、
撮影意図がはっきり人に伝わる優れた写真ばかりだったのですが
ケーキ描写が優れているこの写真をセレクトしました。
1位になってもおかしくない、完成度の高い作品でした。

【会場賞・第3位 宮本 二美代 さん】
 
《宮本さん・作品解説》
可愛い赤いベリーが乗ったタルトを見てイメージしたのは、
春先のワクワクした気持ち♪
ポップな雰囲気を表現したくて、ビー玉を使う事に。
ガラスの器の中にビー玉を入れ、ガラスのトレーにタルトを乗せたら、
不思議な浮いた様なタルトになりました。
背景の赤い布のシワの光沢加減と
ガラスの留め具の付いたタッセルも合わせたら、
よりタルトの存在感が際立った雰囲気になりました。

《講評》
さすがに色々なスタイリング小物に、驚かなくなってきましたが。
タルトにビー玉! 私の頭の中には浮かばない発想です(笑)。
不思議な写真で、見る人の目を奪いますよね。
この1枚を撮るために、時間中、ものすごい粘りを見せた
宮本さんに拍手!宮本さんは、5位に続き2枚目の選出です。

【会場賞・第3位 さかえ さん】
 
 
《さかえさん・作品解説》
春のフルーツのタルト ということで、
春らしい色のお花に囲まれたタルトを撮りたいと思いました。
普段、ケーキよりもお花を撮ることが多いので
ついお花にピントが合ってしまいがちなのをグッと堪えて
タルトの奥のブラックベリーが浮き立つように撮りました。
実は、講座中に思うように撮れなかったので
講座後に買って帰り
自宅でセットを組んでまた撮り直したものです。

《講評》
復習フォト、早出セット作りと。熱心さNo.1のさかえさん。
個性的な面白い作品を、次々と生み出して下さいました。
お花畑を思わせる、反色を組み合わせたお花の背景に
タルト中心に持ってきて、被写界深度をコントロールし
幻想的な写真となりました。プリント用紙の選択も良かったです。
 
 
 【会場賞・第4位 綿田 博吉さん】


《綿田さん・作品解説》
タイトル:夏の日の恋
初めのイメージはトリコロールで撮りました。
ブルー、赤、白
ブルーは1900年代のイギリス製のアンティックの器、
同じメーカーの皿、タイル、ガラスの破片
赤はタルト、白はテーブルクロス
ケーキをアップで撮り後方にアンティクカップをボケる様に
撮りました。
出来はクラシックなホテルのティータイムになり良かったです。

《講評》
いつも、絶妙な小物遣いに唸らせて下さる綿田さん。
ベリーのタルトに夏のイメージで来るとは!
とても楽しい驚きでした。
しかも、赤青白で、これの配色面積比は難しいですよ!
アンティークの食器で、一気に高級感が出ました。
通なお客様にも大好評の作品です。
テーブルウエアの知識をスタイリングに活かせましたね。

【お菓子写真講座・修了作品展】【会場賞=9位~5位・作品発表】

2014年03月21日 | ヲタクの館!写真講座
お待たせしました!投票総数182名により選出されました、
上位10名の作
品の内、本日は、5位~9位の作品をご紹介します。


【会場賞・第5位 上野 祐子さん】(5位は同票でお二人の作品が並びました!)

 
《上野さん・作品解説》
ベリーのタルトだから、ベリーとあわせようと考えて、
ブルーベリー、ストロベリー、そしてヘデラベリーの枝を用意しました。先生のアドバイスで置いたいちごの赤が、
シルバーのピッチャーに映りこみ、よいポイントになったと思います。
四角いタルトは珍しいと思うので、
その形が魅力的に撮れたらいいなーと思いながらの撮影でした。

《講評》
DMの写真としても皆様に見て頂いた作品です。
この作品展を象徴するような、優れた写真だと思います。
まず、複雑な素材を組み合わせられたこと。
金属、紙、ガラス、ベリー、お花。
一つだけを表現することも難しいですが。
配置と質感を、お菓子の背景として構成されたことは素晴らしいです。

また、お菓子の形と背景とのバランスを考慮した
カメラアングルを時間をかけて捜していらっしゃいました
大人ぽいエレガントな作品です。

【会場賞・第5位 宮本 二美代さん】 5位は同票でお二人の作品が並びました!



《宮本さん・作品解説》
クリスマスがテーマという事で、
イメージしたのは白銀の世界のクリスマス。
背景には、銀世界のイメージで
シルバーのツリーやキャンドルスタンドを。
また、このケーキの綺麗な層になっている断面を際立たせたくて、
銀のトレーで反射をさせて美しいケーキの断面を強調、
そこに白いスノーフレークで
白銀の中にも優しいクリスマスのイメージをプラスしました。
キラッと光るグラッサージュも反射されて、
ケーキの質感も伝えられたらいいなと思います。

《講評》
宮本さんの作品は背景の作り込みが美しい写真となりました。
白銀のイメージとお菓子の色味の双方にあてはまる
ホワイトバランスの選択もよくできています。
お菓子の知識を活かして、
バタークリームの描写と、グラッサージュのハイライトを
見つけられたアングルは、お菓子への愛情のなせる技です。

【会場賞・第6位 関本 和子さん】



《関本さん・作品解説》
バレンタインが課題だったので、とびっきりゴージャスに
そして格調高く、華やかな雰囲気を表現出来ればと思い
撮影致しました。

《講評》
関本さんは、組み写真での出品です。
空間の使い方、デザイン的な画面構成に秀でた作品です。
背景の箱の色の流れなど、細部にわたって繊細な演出が光ります。
ミラーレスより、さらにボケにくいコンパクトカメラで撮影。
被写界深度のコントロール、クローズアップの切り取り方など
リズム感のある華やかな作品で、
お客様より「購入したい!」とのお言葉出たのも納得です。

【会場賞7位は、パクタージュ賞の有我さんがランクイン】
http://blog.goo.ne.jp/okasida-isuki/e/97c16d1f5fa77390ed2b797d824e0899

 
【会場賞・第8位 毛塚 真理子さん】

《毛塚さん・作品解説》
グラス テーマがバレンタインでシックなスイーツだったので
「大人の女性らしさ」をイメージしました。
プレゼントとしてラッピングする想定でフレームに入れてみました。

《講評》
4回の講座を通して、お店のインテリアを意識したスタイリングを
心がけていました。4枚連作として飾ってもよい完成度の高さです。
ラッピングをしてヴァリーヌを撮影しようとする斬新な試みにも
挑戦。惜しくもセロファンに色が入っており、お菓子の色調が
崩れてしまうので、セロファンなしの作品をセレクトしました。

ぼけにくいミラーレスカメラで、
美しいボケを描写出来るだけの知識と技術、
パールのハイライトの流れなど、心憎いばかりの演出です

【会場賞・第9位 黒川 佳代子さん】




《黒川さん・作品解説》
ベリ-のタルト、ひな祭りをイメージして和紙を使いました。
ベリーの色が華やかですので、和紙の色はお菓子より強すぎず、
弱すぎず・・・選んでみました。
タルトの四角い形に合わせ和紙を十二単のように重ねてみました。
タルトのそばにケーキサーバーを置くこと(先生のアイディア)で、
写真にインパクトが出たように思います。
俯瞰でまっすぐに撮るのは難しいと実感しました。

《講評》
黒川さんは、夜のクラスを受講しており、
電球の暗い照明のでの撮影となりました。
手ぶれをせず、形を正確に撮影することの困難さを克服。
カメラのフォールド、シャッターの切り方、
基本をしっかり身につけています。
洋菓子を和のテイストで表現した発想。
計算された和紙選びといったセンスの光るカッコいい作品です。

明日以降は、投票上位4位~1位の作品を、順にご紹介して参ります!
お楽しみに~


【お菓子写真講座・修了作品展】【パクタージュ賞=作品発表】

2014年03月18日 | ヲタクの館!写真講座

17日(月)に4日間に及ぶ、
『お菓子屋さんでお菓子を撮る講座・修了作品展』が
無事に終了致しました。

会期中は、御天気にも恵まれ、沢山のお客様にご来場頂き
心より御礼申し上げます。

182名にも及ぶ投票結果によって選出されました会場賞の
発表に先立ちまして。まずは、

パクタージュ様のシェフとスタッフの皆様により選出されました
パクタージュ賞の受賞者をご紹介します!

見事選ばれましたのは。

「有我エリさん」
おめでとうございます!
有我さんには、お菓子詰め合わせを、郵送致します。

《作品解説》
タイトルは「失礼ショコラティエール(^^;;
もちろん後付けですが、背景のチョコが涙の感じ。偶然の賜物でした(^^;;

《講評》
背景にショコラの洋書の1ページを持ってきたアイデア。
新しい個性的な感覚、誰にも真似出来ません。
どうやって撮影したんだろう?と見る人の気持ちを捉えてます。
シンプルでありながら、お菓子全体を堂々と描写して
見事にパクタージュ賞を射止めました!

 また、惜しくも選にもれましたが、最後まで競った
【パクタージュ賞・次点】は、

「木村裕昭さん」



《作品解説》
クリスマスカードがテーマだったので、
後ろにイルミネーションが写っているイメージで撮影しました。

《講評》
まさに、ラフスケッチ通り撮影を仕上げました。
画角の選択、背景のLEDライトの明るさまで計算された作品です。
お菓子の描写、接写の切り取り方もとても素晴らしいです。

明日以降は、投票上位10作品を、順にご紹介して参ります!
お楽しみに~