今日は銀座のギャラリーに向う途中に日本デザインコミッティー「銀座目利き百貨店」という展覧会をみてきました。会場には様々な「物を見る目の力が問われる仕事をしている方々」49名の店主の『商品』が展示されている、というか商店街が形成されていました。会場に入ったとたんに気分を害してしまいました。どうしてかというと、展示品は全て商品だったからです。すぐにいつものように頭を切り替えてせっかく来たんだから楽しもうと思い摩訶不思議な感覚を抑えながら30分くらいじっくりと商店街をウインドウショッピング。
小山 薫堂さんの商店には『文字の量り売り』と題して200字の原稿用紙に「雨が降るから虹が出る 虹が出ればみんなが笑う」「夫婦円満の秘訣 好きになりすぎない」「絶対に怒らないと約束してくれるなら、今隠していることを全部話します」という文章等々が文字通り量り売りされていて思わず笑ってしまいました。さすがに放送作家のこなれた文体とユーモア精神に脱帽しました。見開屋というお店は松岡正剛さんが出店していて「本は昔から二つの翼を広げるソフトマシーンだったのである」というコメントを寄せながら自分で作った大人の絵本らしきものを16万8000円という値段で売り出していました。正直にいうと、この方何か勘違い、というか思い違いして値段をつけたのかなと僕は思ったのですが…一桁間違えているんじゃないかな。かなり笑えました。そもそも入場料を払っているのに展覧会の会場に入って商品を買う、というのはなんとなく矛盾しているように思うのですが…でもよくよく考えてみるとこんなのもありかな、と思います。美術館なんかでも展覧会場に入ったら作品が買えるなら楽しいかも。ほぼ全員のコメントを読んだわけではないですが、展覧会の図録を買い求めましたので頭を冷やして冷静にテキストのコメントをじっくり読んでみたいと思っています。
入場料が800円は高すぎる。100円でいいと思います。☆(1以下)
図録の表紙を広げてみました。
小山 薫堂さんの商店には『文字の量り売り』と題して200字の原稿用紙に「雨が降るから虹が出る 虹が出ればみんなが笑う」「夫婦円満の秘訣 好きになりすぎない」「絶対に怒らないと約束してくれるなら、今隠していることを全部話します」という文章等々が文字通り量り売りされていて思わず笑ってしまいました。さすがに放送作家のこなれた文体とユーモア精神に脱帽しました。見開屋というお店は松岡正剛さんが出店していて「本は昔から二つの翼を広げるソフトマシーンだったのである」というコメントを寄せながら自分で作った大人の絵本らしきものを16万8000円という値段で売り出していました。正直にいうと、この方何か勘違い、というか思い違いして値段をつけたのかなと僕は思ったのですが…一桁間違えているんじゃないかな。かなり笑えました。そもそも入場料を払っているのに展覧会の会場に入って商品を買う、というのはなんとなく矛盾しているように思うのですが…でもよくよく考えてみるとこんなのもありかな、と思います。美術館なんかでも展覧会場に入ったら作品が買えるなら楽しいかも。ほぼ全員のコメントを読んだわけではないですが、展覧会の図録を買い求めましたので頭を冷やして冷静にテキストのコメントをじっくり読んでみたいと思っています。
入場料が800円は高すぎる。100円でいいと思います。☆(1以下)
図録の表紙を広げてみました。