大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

柳田泰山中国書法展―釣魚臺

2010-11-03 23:15:26 | 日記
今日は朝早く中国美術館にいき、柳田泰山先生の中国書法展オープニングレセプションに出席して来ました。柳田先生の力作がズラリ勢揃いしていて、楷書の美学を中国の皆さまに御披露目できたことは日本人の書家として歴史的快挙だと思いました。夕方釣魚臺にて盛大なパーティ―が執り行われましたが日本と中国の要人が多数列席され、とても華やかな晩餐会になりました。釣魚臺のディナーには大変驚きました。言葉にならないくらい美味!想像をはるかに越えていました。無上の慶びを感じ、はるばる北京に来て良かったとしみじみ思いました。いずれ詳しくは日本にかえったら紹介いたします。柳田先生の中国書法展に参加して本当に良かったです。大変なエネルギーと気力を振り絞って北京で展覧会を実現した柳田先生の気迫に心から敬意を表したいと思いました。感謝に堪えません。

滋賀県立近代美術館

2010-11-03 10:00:00 | 美術
 先日滋賀県立美術館で開催されている『生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り』(2010年10月19日~2010年11月21日)を見に行ってきました。期待した以上に充実した内容の展覧会でした。特に明恵の木造『 神鹿(シンロク)』と、近江山河抄 国宝 『崇福寺塔心礎納置品(外箱内箱瑠璃壺ほか)』、 かくれ里 県指定 『ずずいこ』が目を引きました。京都に行く数日前に展覧会のチケットをある人からいただいたのですが、滋賀県立近代美術館まで足を運んで本当によかったと思います。ちょうど隠れ里のDVDを自宅で観ていて油日神社に行ってみたいと思っていた矢先に美術館で翁の面とずずいこを拝見できた事はラッキーでした。生前白洲正子さんには5、6回お会いし、『晶』という字を揮毫していただいたこともあり、とてもお世話になりました。意識的に白洲正子さんの書や原稿、旧蔵品をコレクションしているのですが、最近はなかなか入手困難になっているみたいです。なにかの縁で白洲正子さんにお会いできた事は自分の人生において、とても重要な理由があるような思いがします。
☆☆☆

滋賀県立近代美術館
油日神社


かくれ里 県指定 『ずずいこ』 


明恵の木造『 神鹿(シンロク)』