エイサーの本来の姿や「エイサーのまち・沖縄市」を市内外にアピールしようと、沖縄市観光協会エイサー会館準備室「エイサー家」が、市内のコミュニティーFMラジオ局「FMコザ」と「オキラジ」で番組「1、2、エイサー」を週1回放送している。
15分間の放送時間に、エイサーの起源や地域ごとのエイサーの特徴、イベントなど多くの情報を盛り込んでいる。「Ustream」でのインターネット生配信などで、世界中からも視聴できる。
番組は2年目に入った。昨年まではエイサー会館準備室の真栄平剛士さん(38)が放送を担当していたが、ことしからはスタッフ6人全員が週替わりで出演するようになった。地元の青年会でエイサーに関わってきたOBらが大半で「エイサー経験者の生の声を発信できる」と真栄平さんは魅力を語る。
16日、本年度2回目の放送では、渡久山環さん(37)と比嘉祐子さん(33)がエイサーの起源や、エイサーが踊られる意味について話した。エイサー会館準備室として、エイサーに関する資料の提供も呼び掛けた。
渡久山さんは「聴取者からの質問にもどんどん答えていきたい」とやる気満々。比嘉さんは「他の地域のエイサーなど、自分たちも学びながら発信したい」と語った。
放送時間はFMコザで毎週火曜日午前10時半、オキラジでは毎週木曜日午後2時25分から。「エイサー会館準備室 エイサー家」のフェイスブックページなどで録画した動画も配信し、質問も受け付けている。
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