沖縄三線.com

沖縄のことあれこれ。

県内免税品売り上げ7倍 14年10月から半年間 中国人客“爆買い”

2015-04-30 07:51:30 | ニュース

2014年10月に訪日外国人向け消費税の免税対象が拡大された後、県内の免税品売り上げが好調に推移している。

14年10月1日~15年3月31日の免税品売り上げが前年同期比7倍超など外国人の消費が旺盛だ。

特に中国人旅行客が大量に買い物をする「爆買い」現象が見られる。

これまで訪日外国人に対する免税品は家電製品や衣料、バッグなどに限定されていたが、昨年10月から食料品や化粧品などの消耗品も消費税免税の対象となった。

売れ筋商品は炊飯器のほか、マグボトル、化粧品、粉ミルク、運動靴など。最近はトイレ用の温水洗浄便座も人気があるという。


サンエー那覇メインプレイス衣料館(那覇市)の吉川朝浩副店長によると、現在化粧品コーナーで買い物する外国人客は1日当たり100人以上が訪れる日もあり、免税品売り上げは100万円を超える。

同コーナーで中国語対応する販売員は「1年分の化粧品をまとめ買いする中国人客もいる。1人当たり25~30万を使う」と話す。


「買い物費の予算の上限はない。滞在3日間だけですでに人民元約5万元(約96万円)を使った」と北京から訪れた張磊(ちょうらい)さん(34)は語る。


デパートリウボウ(那覇市)の14年10月1日~15年3月31日の免税品売り上げは約7倍の大幅増となった。

化粧品など消耗品の購入が最も多いという。


免税対応するイオン琉球(南風原町)の7店舗の免税品売り上げは約20%増だ。

同店舗内では英語や中国語、韓国語の案内表記を用意するほか、25日に開業したイオンモール沖縄ライカム店に7カ国語対応の両替機も導入した。

プレオープン期間中、中国人客が12万5千円のウイスキーを1本購入したという。


また、沖縄アウトレットモールあしびなー(豊見城市)の免税店舗数は67店舗で、免税品売り上げは約30%増となった。

14年10月~15年3月の外国人団体客数は54%増の約9万7千人。国籍は中国が最も多く、次いで台湾だった。


一方、来沖する観光客の国籍が多様化しており、多言語対応が課題となる。イオン琉球の広報は「欧州圏から沖縄を訪れる観光客は増加の傾向がある。今後さらに多くの言語対応が必要だ」と話した。
/琉球新報電子版(呉俐君)

----------------------------------------------------------------------

三線も爆買いしてくれないかな。

そのときは沖縄三線.comでどうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする