沖縄県が27日発表した2015年度の観光収入は前年度比12・7%増の6022億1400万円となり、3年連続で過去最高となった。
初めて6千億円台を記録した。
観光客1人当たり県内消費額は1・9%増の7万5881円だった。
増加要因には「宿泊費」をはじめ「土産・買い物費」などが挙げられた。
県は16年度の目標値について、観光収入が12・0%増の6743億円、1人当たり県内消費額を5・4%増の8万円に設定した。
同日、県庁で会見があり、翁長雄志知事は「21年度の観光収入1兆円に向けて、残りの5年も努力していきたい」と述べた。【琉球新報電子版】