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泡盛、米国に直輸出 酒造協などの4品 日本食店に販売

2016-12-28 18:35:41 | ニュース

 沖縄県物産公社は27日、県酒造協同組合と石川酒造場、久米仙酒造の泡盛計4銘柄を米国に輸出すると発表した。第1弾として750ミリリットルボトル3800本(340ケース)を専用コンテナでカリフォルニア州向けに出荷し、現地の日本食レストランなどに販売する。酒造組合などが商社を介さず、物産公社を通じて泡盛を輸出するのは初めて。

 輸出は、米国で沖縄物産展などを企画し、米国での泡盛普及に取り組む沖縄ブルーオーシャンフーズ(渡嘉敷祐介社長)の仲介で実現した。

 輸出する銘柄は、沖縄ブルーオーシャンフーズなどが実施した米国での1年間に及ぶ試飲会などの現地調査で人気のあった「南風43度」(県酒造協同組合)、「島風20度」(石川酒造場)、「古酒甕仕込24度」(同)、「響天ブラック35度」(久米仙酒造)。

 当面は4銘柄のみの輸出だが、米国での動向を踏まえた上で銘柄を増やしていく。

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求人2ヵ月連続1倍超 11月 新規1・72倍で最高

2016-12-28 18:33:10 | ニュース

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が27日に発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・02ポイント増の1・02倍だった。2カ月連続の1倍超えで、労働局は「労働市場の改善は堅調である」と評価した。新規求人倍率(季調値)は前月比0・04ポイント増の1・72倍で過去最高だった。県統計課が同日に発表した11月の完全失業率(原数値)は、前年同月比0・3ポイント減の3・9%だった。

 有効求人倍率は北海道と並び全国46位で最も低かった。月間の有効求人数(季調値)は前月比2・7%(714人)増の2万7148人、有効求職者数(同)は前月比0・2%(65人)増の2万6578人だった。

 新規求人数(原数値)は前年同月比23・2%(1657人)増の8806人。増加率では、年末の年賀状など配達関係の求人があった運輸業・郵便業の99・5%で最も高く、218人増の437人だった。一方でハローワーク沖縄の有効求人倍率は0・76倍で一部厳しさも見られた。

 沖縄労働局の松嶋歩職業安定部長は「従業員の定着促進とミスマッチの解消」を課題に挙げ、局として事業主へ働き掛けや求職者への支援をしていく考えを示した。

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