ノルウェージャンクルーズライン(本社・米国フロリダ州)が中国人旅行者向けにデザインしたクルーズ船「ノルウェージャン・ジョイ」(16万7725トン)が16日、那覇港新港ふ頭地区の国際コンテナターミナルに初寄港した。那覇に寄港したクルーズ船としては、米国ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン、乗客定員4180人)に次ぐ2番目の大きさ。
船体には赤い鳳凰が描かれ、全長は約333メートル。中国語を話す乗組員が常駐した船内で、中華料理や高級ブランド品のショッピングを楽しめる。16日に寄港した乗客は家族連れを中心に約4900人。観光バス約120台が待機し、本島内を案内した。
行程は上海(中国)―那覇―上海で4泊5日。9月23日と12月5日にも那覇への寄港を予定しているという。