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県内ホテル稼働率、リーマン前超え 客室単価も同水準に 16年度

2017-08-26 22:03:36 | ニュース

沖縄振興開発金融公庫(川上好久理事長)は25日、リーマンショック直前の2007年度と16年度を比較した県内主要ホテル(同一ホテル32軒)の稼働状況を発表した。客室稼働率はシティーホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルともに07年度を上回った。客室単価はリーマンショック直前と同等の水準に戻ってきた。

客室稼働率はシティーが07年度比10ポイントプラスの81・4%、リゾートが同3・9ポイントプラスの81・4%、宿泊特化型が同20・5ポイントプラスの79・5%となった。リーマンショックや東日本大震災の影響で低迷した時期もあったが、近年は入域観光客の増加に伴って高い稼働率を維持している。

客室単価はシティーが07年度比1・0%減の1万3444円、リゾートが同1・5%減の2万2841円となった。一方で宿泊特化型は、外国人観光客による利用増加などを受け同4・0%増の7098円とリーマンショック直前を上回った。同公庫は「客室単価は、ようやくリーマンショック直前の水準に戻ってきた段階だ」と分析した。

1ホテル当たりの平均売上高はシティーが07年度比2・7%減の21億6700万円、リゾートが同0・4%減の34億7300万円だった。宿泊特化型は、宿泊収入の増加で同46・7%増の3億2200万円となった。

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8月気温、観測史上最高

2017-08-26 22:01:14 | ニュース

沖縄気象台は25日、沖縄地方の8月1~23日の平均気温が平年より1・4度高く、統計を取り始めた1946年以降、8月としては過去最高になったと発表した。晴れの日が多く、日照時間が長かった。今後もしばらく高い気温が続く見込みで、沖縄気象台は「8月の平均気温の最高更新は確実だろう」としている。

気象台によると、1~23日の平均気温は那覇で平年比1・8度高い30・5度、宮古島で同1・5度高い30・0度だった。8月のこれまでの最高は、平年を1・2度上回った98年。26日から1週間、気象台は「最高、最低気温ともに平年より高くなる」と予想しており、8月の平均気温は過去最高となりそうだ。

1~23日の降水量も平年比19%にとどまり、46年以降で最少だった。今後1週間は雨の降る日もある見込みだが、8月の雨量としては過去最少になる可能性がある。


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