うるま市は19日、第14回うるま祭り闘牛大会会場の石川多目的ドームで「闘牛のまち」宣言をした。闘牛を観光振興などで活用し、これまで以上に魅力あるまちづくりにつなげていくことを誓った。
農民の娯楽として戦前から親しまれてきた闘牛は、2018年7月に市の無形民俗文化財にも指定された。
島袋俊夫市長は「うるま市の闘牛は古くから市民に親しまれ、地元に根付いた文化として広く認知されている」と語った。
1911年11月13日の琉球新報には、旧具志川村(現在のうるま市)の安慶名闘牛場で闘牛大会が催され、約2万人の観客が集まったとの記事が掲載されており、うるま市が長い間、闘牛のまちであったことを表している。