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沖縄のことあれこれ。

オオマゴダラが「県蝶」に 検討委で最終候補 年度内に正式決定

2019-10-24 22:31:35 | ニュース

沖縄県を象徴する「県蝶」を決めるための「沖縄県の蝶」選定検討委員会(委員長・宮城邦治沖縄国際大名誉教授)の第2回会合が23日、県庁で開かれ、オオゴマダラを県蝶の最終候補種に決めた。来月中にパブリックコメント(意見公募)を実施し、玉城デニー知事の決裁などを経た上で本年度内にオオゴマダラを県蝶として正式決定する。県蝶の制定は埼玉県に次いで2例目。

県によると、候補種の選定は(1)豊かな自然環境の象徴(2)親しみやすさや知名度(3)教育的な活用度(4)学術的・生物学的視点(希少性や独自性)―の四つの観点から進めた。オオゴマダラは本島のほか宮古島や石垣島など県内全域に分布しており「選考基準に当てはまるとして満場一致で決まった」(担当者)という。

検討委員会には宮城委員長のほか生態学や昆虫学、森林生態学の分野から計4人の委員が出席した。

県蝶の制定に向け、沖縄県の蝶制定県民の会がシンポジウムを開催し、機運醸成を図ってきた。2017年には「はーべーる総選挙」(主催・沖縄県の蝶制定県民の会、琉球新報社、共催・医療法人陽心会)を実施し、候補5種の中からオオゴマダラが1位となった。

沖縄県の蝶制定県民の会の会長で農学博士の大城安弘さんは「総選挙でオオゴマダラを推す県民の声が大半を占めた。それほど広く親しまれているということだろう。これを機会にほかの希少種にも目が向けられるようになれば」と語った。

*-*-*-*-*

ほのぼのした動画みつけました。

場所は那覇市のちょうちょガーデンです。

 

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MONGOL800も出演 100万人の平和コンサート 入場無料 25日読谷総合運動公園

2019-10-23 18:50:34 | イベント

平和をメインテーマに掲げる音楽イベント「第5回Okinawan Dream 100万人の平和コンサートinよみたん」が25日、読谷村総合運動広場で開かれる。18日、村役場で記者会見が開かれ、実行委員長の石嶺伝実村長や出演者らが意気込みを語った。

イベントにはMONGOL800、しおり、琉球チムドン楽団、P―fam、101BANDが出演し、司会は空馬良樹さんらが務める。会場内のブースでは、Tシャツ販売や子どもが楽しめるプログラミングコーナーなどがある。

石嶺村長は「ウチナーンチュは困難に直面しても歌で元気づけられた。今回も若いアーティストを中心に盛り上げていきたい」と話した。村出身のP―famの2人は「来場者を笑顔にさせたい」と語った。

コンサートは入場無料で午後4時半開場、5時開演。

問い合わせは読谷村役場企画政策課(電話)098(982)9205。

公式フェイスブックはこちら☆

 

昨年度の模様

第4回「Okinawan Dream 100万人の平和コンサートPEACE & PIECE」in 読谷

 

 

 

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うるま市「闘牛のまち」宣言 観光振興に活用、魅力発信へ

2019-10-21 00:12:54 | ニュース

うるま市は19日、第14回うるま祭り闘牛大会会場の石川多目的ドームで「闘牛のまち」宣言をした。闘牛を観光振興などで活用し、これまで以上に魅力あるまちづくりにつなげていくことを誓った。


農民の娯楽として戦前から親しまれてきた闘牛は、2018年7月に市の無形民俗文化財にも指定された。

島袋俊夫市長は「うるま市の闘牛は古くから市民に親しまれ、地元に根付いた文化として広く認知されている」と語った。

1911年11月13日の琉球新報には、旧具志川村(現在のうるま市)の安慶名闘牛場で闘牛大会が催され、約2万人の観客が集まったとの記事が掲載されており、うるま市が長い間、闘牛のまちであったことを表している。


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20号が「強い台風」に 21日にかけて沖縄接近 21号も発生 本州接近のおそれも

2019-10-19 22:51:51 | ニュース

「ブアローイ 台風」の画像検索結果

台風20号は19日午後9時の観測で「強い台風」に変わった。

22日にかけて沖縄の南から九州の南に進む見通し。

四国沖に達する同日午後9時までに温帯低気圧に変わり、本州南岸を東に向かうとみられる。

各地に影響を及ぼす可能性があり、今後の進路に注意が必要だ。

気象庁によると、台風は19日午後9時現在、ゆっくりと北に進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。中心から半径70キロ以内は風速25メートル以上の暴風域になっている。


同じく19日午後9時、トラック諸島近海で台風21号が発生した。

台風の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に約25キロの速さで西に進んでいる。

台風は今後も発達しながら北上し、23日(水)には非常に強い勢力で小笠原近海まで達する見通し。その後も北上を続け、週後半には本州に近づくおそれもある。まだ、進路は定まっていないが、今後も台風の動きには注意が必要だ。

 
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沖縄県内の利益、21%が県外へ流出  経済循環率は全国ワースト4位 観光客増も「ザル経済」

2019-10-19 22:40:32 | ニュース

地域経済の自立度を表す県内の地域経済循環率は78.8%で全国ワースト4位だったことが17日までに、大城肇琉球大学名誉教授の調査で分かった。その地域にとどまらず域外に流出した経済を表す「漏れ率」は21.2%で、1兆105億円が県外へと流出した計算となる。

大城名誉教授が地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」の2013年の数値を基に算出した。大城名誉教授によると、13年の県内で4兆7615億円の所得が生まれたが、最終需要は3兆7510億円となった。


 

全国ワーストは岩手県で、地域経済循環率は75.5%、漏れ率は24.5%。2位の奈良県は循環率76.2%、漏れ率は23.8%、3位は埼玉県で循環率77.7%、漏れ率は22.3%と続いた。

最も循環率が高かったのは東京都の154.2%で、大阪府108.0%、愛知県106.8%と大都市圏が続いた。地域からの経済活動が都市圏に流入している結果となった。

大城名誉教授は「21.2%の経済が県外に漏れている。『ザル経済』の体質は改善しておらず、自立型経済はまだ道半ばだ」と指摘した。その上で「沖縄県は観光関連産業を中心にお金が入ってきているが、県内にとどめることができていない。地元で使う物は地元でつくるという地消地産の取り組みが求められている」と強調した。

RESASは経済産業省と内閣府が作った地域経済分析システムで、地図上で各地の人口や地域経済の循環図、産業構造などデータを知ることができる。

 

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