奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

カムエク No194 0401

2021-04-01 05:04:17 | 山登り

カムイエクウチカウシ山 1979m(以下「カムエク」)

2021年4月1日(木)→ 長編→ 写真25枚使用

 0329 No193で「 山小屋の値段ほか」で、〇〇こそ「本来の山登り」と紹介すると、一昨年アップした日高の山が一日で人気記事2位(1839峰)、3位(ペテガリ)を占めた

 そこで、2014年に神奈川のI氏と登った日高の「カムエク」も紹介します

 

★ ネットで調べたカムエク

 カムエクは、北海道日高山脈に属する山である。日本二百名山の一つに数えられる。名称はアイヌ語の「熊の転げ落ちる山」に由来する。登山家の間ではしばしばカムエクと略して呼ばれる

 避難小屋や整備された登山道がなく、山頂までの道のりも長いカムエクは、多くの登山者が二百名山最後の目標に設定している上級者向けの山です

 では、一緒に登りましょうか

 

札内ヒュッテに前泊(写真は7/12 4:11)

 

・私らが登ったのは2014年7月12~13日

初日4:57札内ヒュッテ出発~七の沢出合まで車道を歩く→ 登山靴から沢靴に履き替え~八の沢出合~14:24八の沢カールで登山靴(泊)[休憩込みで8時間27分歩く]

二日目5:17出発~山頂~テント撤収~17:44札内ヒュッテ着[休憩込みで12時間27分歩く]

 

4:57 札内ヒュッテから道路を2時間ほど歩く

6:21 ヒグマの糞?発見

7:17 河川敷を歩く

7:47 中洲の中を歩く

8:12 もうすぐ八の沢

8:47 八の沢出合の先行者のテント(後でわかるが〇幌やまびこのたかたかさん他1さん)

9:22 流木を越え歩く(帰りは川岸をあるくと楽だった)

10:24 雪の上も歩く

10:57 三股付近(標高1000m付近)

11:07 雪消える2:13 左岸側?を歩く

12:13 左岸側?を越える

13:51 もうすぐ八の沢カール(テント場)

13:58 八の沢カール手前の花

14:24 福大3人の慰霊碑に合掌

15:18 八の沢全景

15:19 向こうのテント、札幌の人がいて心強かった(ヒグマとはときどき遭遇しますと言われた)

・ヒグマに不安、もってきた焼酎(たちばな原酒38度くらい)を二人で800ccほど飲んで寝た

 

5:28 札幌の2人、先に出発

6:37 山頂手前のナイフリッジ

7:17 カムエク山頂(一等三角点)ザックは同行Iさんのもの

7:52 山頂から稜線を下り、八の沢カールへ左折(目印に赤布を付けた)、真っ直ぐいくとピラミッド峰

・今思い出した。この日の2人と山頂往復時に会わなかったけど、ピラミッド峰に行ったのか?、カールのテントは片付いていた

11:45 カールの方向を振り返る

17:44 無事に小屋着(私の80㍑ザックと愛用のレキストック)

 

☆ 反省など

・テント担いで八の沢カールで泊るよりも、八の沢出合でテント2泊してアタックザックで山頂を目指した方が楽だと思います。2泊目ヒグマが怖くて泊らずに帰る人もあるそうです

・我々はテント、食料、焼酎(1000cc)と八の沢カールまで持って上がったので、その荷物は行きも帰りも重たかった。特に二日目はザックの紐が肩に食い込み、帰りの車道で何度も休憩し、翌日みると肩に帯状の痣ができていました

・僕らが登るとき出会った2人(八の沢出合でテント張ったやまびこの人)は下山時八の沢カールでヒグマと遭遇し、40分ヒグマの移動を待ったそうです。たかたかさん、お元気ですか?1839峰は登られました?

・令和元(2019)年7月11日、29日にヒグマに襲われる事故発生、また(その年の)9月にも以下のとおり発生

2019年カムエクで死体発見 追記9.13

 カムエクにおいて、登山者が3日に男性遺体発見、男性(登山者)は警察に通報し、警察が翌9月4日9:45頃に1880m地点で遺体を確認しました。死亡理由は判明しておりません。遺体の両腕の一部が欠損していたとのこと。カムエクは今年に入ってヒグマによる登山者への襲撃事件が散見されます。この死因が滑落によるものか、ヒグマによるものかわかりません(中略)、遺体は千葉県の30歳男性

・上記2019年7月のヒグマの事故は2回とも八の沢カールとその付近(10分先)、9月は山頂手前

・過去の遭難に学ぶ カムエク八の沢カールヒグマ襲撃事件も参考に!!

 

☆ 200字以内で「カムエク」を紹介(岳人2014年10月号)

 

 


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