私の雪山装備
2022年 1月14日(金)
今日は朝から雪、朝から暇、昨日使った山の道具を整理していて、見出しのタイトルを思いついた
一緒に「雪山登山の基本装備」のお話でもしませんか(私の自慢話に付き合ってください)
上写真は、モンベルの小冊子から
1 アイウエア
軽いオークリー、レイバン、スワンのサングラスを行き先によって使い分けます。ヤブ山ではもちろん面積の広い(値段の安い)スワンです
2 ウエア
上:防水の観点から、私は5年たったら新しいものを買います。今は某メーカーのストリームパーカ、赤の色違いが購買理由です
写真1
下:某メーカーのオーバーパンツ
写真2
20年近く履いていますが、使用頻度が少ないのでまだ防水しています。内側のスカートにフックが付いていて靴紐に繋ぐと雪が入らずスパッツ不要です。深雪(大雪)が予想されるときは冬用スパッツ装着します
3 フットウエア
今はない、岐阜市のヒマラヤアウトドア店で買いました。履いたとたんに”何、コレ、暖か ”と思い、衝動買いしました
写真3
靴底も一度張り替え、これも15年以上使っています
4アイゼン(※)
グルベルの12本爪(2本は上向き)を使っています。以前は鈴鹿3ルンや長野の禍誤除けの滝で氷壁訓練などしました。信州日報(2008.2.19)に私がその滝を登っている写真が掲載されました。その記事、私の宝ものです
禍誤除けの滝(写真は私ではありません 2008年 名古屋Y山想会在籍時)1/15追加
5 ヘルメット・帽子
冬用タイヤと同様¥¥、ヘルメットに耐用年数があること皆さん知っているはず。このヘルメット10年被っていると自慢すれば、その人は ”私はバカです "と言っているようなものと私は感じます。以前はアイゼン、ピッケルに合わせグリベルでしたが、一昨年からマムート被っています
6 グローブ
年を取ったせいか最近指先が冷たいです。昨日(の貝月山)は外側にテムレス、内側にはカリマーの薄手(メリノウール)で行きました。もちろんウェアポケットには手が冷えた時のためにホッカイロを温めていきました
7 ピッケル(※)
長い、短いグリベルのピッケルを使い分けています(アイスバイルもグリベル)。奥揖斐では急こう配の山は少ないのでもっぱら長いのを。短いピッケルは最近使っておらず、北アルプスなどに行かれる ”これからの方”にあげたいと思っています
8 エマージェンシー
私はツェルトではなく、その危険がある山行は(単独行動しないので)初めから3~4人テントを持って行きます
もし貴方が連れ(個人)のテントを使用したら、その人が使っているコンロのガスボンベなどお礼に差し上げてください。テントは買った値段なんかではなく、日ごろの、使った後のメンテナンスがとても大変なのです
その他1 雪崩三種の神器(ビーコン、ゾンデ、スノーショベル)
本格雪山を行うなら仲間と一緒に3種そろえましょう。私はこの3種を使うような山へは行かないことにしています。→ 登りたい山より、登れる山が私のモットー
その他2 ザック
写真4
普段使うのはドイターの35㍑かアークの40(雪山のみ)ですが、テント泊では65の右を、アタックザックには400グラム軽量(中)のを、ザックが汚れない山では左のザックを使います。80㍑ザックも持っていますがここ5年使っていません(その体力なくなりました)これもこれからの人に差し上げます
☆ ここでクイズ= 写真1~4の山グッズのメーカー名 (6社)全部当てたら山道具検定 ”中級 ” 合格です(笑い)
その他3 赤旗
写真5
・篠竹を3~5年寝かせて(乾燥)させた赤布の旗、40センチくらいは雪に刺すので最低でも1メートル以上の長さは必要。雪面が固いところではピッケルで穴をあけ旗を刺します
・左の竹(真竹)も3年ほど寝かしたもの、雪の上のテント泊時ペグなどに使用します。ペグは現地調達の枝でいいとか、割りばしでいいという人もいますが、冬の御嶽山など8合目から上は木がないので、最低4本は頑丈な竹ペグ持って行くべきと思います
写真6 2018年 3月11日 能郷白山3合目でテント泊、翌朝アタックザックに赤旗背負って磯倉(左の尖がり)へ
この写真、よく見ると、ズボンは写真2、靴は写真3、ザックは写真4、赤旗は写真5、シャツはNo248に載ったもの、手袋はテムレス、ピッケルはグリベルの長もの、ストックはスキー用、スノーシューは今使っている青いMSRでした(O63Kさん撮影)
・・・ 長話しに付き合っていただき、ありがとうございました
※ 私は、奥揖斐の山では基本的にピッケル、アイゼンは持っていきません。持って行く山はテント泊する山(夜明け出発時に凍結している)と日帰りでは能郷白山、伊吹山の標高の高い山だけ。池田山、貝月山、天狗、小津権現、花房、土蔵、若丸山などの日帰り登山は要らない(カンジキとストックで充分)と思っています。もちろん不安な方は両方必ず持っていってください(写真6のザックには12本爪アイゼンが入っています。急こう配の凍結した斜面をスノーシューで降りる度胸はありませんので!)
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