9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  そして 山口 薫の<公共貨幣>

2016年10月01日 | 日記
とあるスナックで
小林
コーさん、天野統康の本に、山口薫という人のことが書いてありましたね。


コー
この人の、<公共貨幣>という本を読んでみたけど、びっくりしたね。
250年続いてきた<銀行制度>を変える、新しい金融、銀行制度だな。

<革命>だな。

国民主体、市民主体の<金融制度>だな。

しかしこれは、大変じゃないかい。今の金融制度の根本を変えることになるんだろうから。

<部分準備銀行制度>をなくすわけだから。

これは大変だと思う。


小林
でも、いまのままでは、どの国も<破産>ですよ。
そういう仕組みだということですよ。どうしても、必然的に<破産>だといってますよ、山口薫は。


コー
そうだね、それを

<債務貨幣システム> と呼んでいるんだな。

この本の P-96

再度強調する。要求払預金は預金通貨ではないし、したがって法貨でもない。単なる銀行の信用貸出にすぎない。こうした無からの信用創造を可能にするのが、部分準備銀行制度(Fractional Reserve Bankinng System)と呼ばれる<無からお金(という機能)を生む>仕組みである。この要求払預金によって、マネーストックの84.4%が賄われている。14.8%の日銀券については、民間会社である中央銀行が銀行券を発行している。実に、マネーストックのうちの99.2%は民間が発行しているということになる。しかもそうしたマネーストックは、民間が利息をつけて貸し出すことによって作り出された<お金>である。したがって、政府といえども、民間が創り出すお金を借りて回すしかない。利付き債務としてお金が創り出されるこうした現行の貨幣システムのことを、債務貨幣システム(Debt Money System)と呼ぶ.
私たちはこのシステムを疑わず、このシステムの中で、いかにすれば景気を回復したり、不況を克服したり、失業を減らしたりすることができるのかを議論している。もしこのシステムが欠陥システムだとすればどうすればいいのか。このシステムを変えなければならないという選択肢が不可避となる。


小林
たしかに、これを理解するのは感覚的に難しいですね。自分の給料が振り込まれた自分の口座から引き出したお金にも、元をたどっていくと、銀行の利息(債務)がついているということかもしれないんですから。

あせらず、じっくりと私はこの動画で勉強してみます
コメント
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