とあるスナックで
小林
コー
小林
コー
小林
この本の中で著者は、いわゆる平成不況は、いままで日本が初めて経験した<バブル景気>の後の<バブル不況>だといってますね。
コー
そうなんだ、そこから日本はずーと<デフレ不況>なんだと思う、経済成長をしなくなったんだと思う。その間に周りの国は経済成長をしていたんだけどね、順調に。特に中国は大きく成長したね。GNPは日本を軽く抜き、その差は広がっていくばかりだ。アメリカだって、日本以上に成長したはずだよ。<リーマンショック>の一番の打撃を受けたはずのアメリカさえもちゃんと成長している。バーナンキが<お金>をバラ撒いたんだと思うけどね。<信用膨張>の後の<信用収縮>そしてその対策としての<信用膨張>か。
結局、<300人委員会>いわゆる<寡頭銀行権力>は、この繰り返しで世界を<破壊>し、そして<再生>し、だんだんと<ニューワールドオーナー:NWO>を作ってきたんだと思う。 P-122
さて、本題に入るとして、バブルが膨張するためには、なによりもまず、その裏付けとなるマネーサプライの存在が必要である。いま、1987年以降のわが国のマネーサプライの動向を確認すれば、図5のとおりである。87年から90年にかけて、M2+CDの対前年比伸び率が10%の大台を超え、この間の5%前後という実質国民総生産<GNP>の伸び率をはるかに上回っていることがうかがい知れるであろう。ここから、「バブル景気」および「バブル不況」のいずれについても、そもそもこうしたいわばバブル・マネーの供給を許容した日本銀行じたいの責任が厳しくとわれなければならないことになる。
結局、<300人委員会>いわゆる<寡頭銀行権力>は、この繰り返しで世界を<破壊>し、そして<再生>し、だんだんと<ニューワールドオーナー:NWO>を作ってきたんだと思う。 P-122
さて、本題に入るとして、バブルが膨張するためには、なによりもまず、その裏付けとなるマネーサプライの存在が必要である。いま、1987年以降のわが国のマネーサプライの動向を確認すれば、図5のとおりである。87年から90年にかけて、M2+CDの対前年比伸び率が10%の大台を超え、この間の5%前後という実質国民総生産<GNP>の伸び率をはるかに上回っていることがうかがい知れるであろう。ここから、「バブル景気」および「バブル不況」のいずれについても、そもそもこうしたいわばバブル・マネーの供給を許容した日本銀行じたいの責任が厳しくとわれなければならないことになる。
小林
リチャード・A・ベルナーはこのことを、激しく非難しているんですね。日銀がこのことをわからないはずがない、わざと<バブル>を作り、それがいずれ潰れて、<バブル不況>が日本全体に広がることを、知らないはずがないと。
コー
日銀による、<日本破壊>が意識的に行われたと。もちろん<寡頭銀行権力>の強い強い圧力がアメリカ政府を通してあったことは当然なんだけどね。
<検証 バブル失政>岩波書店 軽部謙介 著 を読むとよくわかる。
<検証 バブル失政>岩波書店 軽部謙介 著 を読むとよくわかる。