松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

嫌いなものは

2008-08-21 16:26:58 | なんでもない日々
なんと申しますか、人が死ぬということに関して淡泊になっているなぁ。と思う今日この頃です。
しかし、そんな松浦もどうしても気持ちがおかしくなりそうになる瞬間というものがあります。
それが、火葬場です。
あの、重々しいいぶし銀の扉がゆっくりと閉じられていく様。遺体を焼くバーナーの低く、小さいが故に気になるうなる声。
そしてなにより、ぼろぼろになるまで焼いた後の骨を、ぶつぶつと説明しながら集める係員の慣れた手つき。
それらの一つ一つが、不可逆なものをこれぞとばかりに松浦に覚悟させ、おびえさせ、時に神経を逆なでするのです。

つい今し方まで、精神的な疲れで寝込んでしまいました。
大変珍しいことです。

ところで、映画『スターウォーズ』では、最後ダースベイダーは火葬されるわけですが、土葬するイメージが強い西洋では珍しいことですよね。
あれは、ダークサイドに対する「明かり」としての炎を対比させる狙いがあったのでしょうか。それとも、単なる絵的な美しさを優先したのでしょうか。
ふと、そんなことが頭をよぎりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする