松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

ファンタジーに不向きな人

2011-07-21 18:18:18 | アニメ・コミックで思うこと
あいカギ 1 (サンデーGXコミックス)
クリエーター情報なし
中部財界社


知らないうちに2巻まででてました。
あの「恋愛ディストーション」も愛蔵版で出したりして、力を入れているのはわかるのですが……。
前作の「エンジェル高校」もそうでしたけど、この人はっきり言ってファンタジーには向いてません。

初期の短編集のなかで、ご本人もファンタジーはうまくかけない、と認めているのになぜこんな企画ばかり通してしまうのか。担当に恵まれなかったのか。ちょっと謎です。

目新しさが必要なのは、新人賞だけです。
あとはその人の持っているワールドの中で、読者を楽しませてくれればいいのだと思うのですが。
著者の特性は、デビュー作に凝縮されているはずです。
ありそうなんだけど、たぶんほとんどない。そんな青春もの、描いてくれないかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教えてgooをみていて

2011-07-20 16:16:16 | なんでもない日々
ご承知の通り、このブログはgooのサービスを利用しています。
そのようなわけで、記事を書く前にはgooのトップページをながめるのですが、今日はひとつアンテナに引っかかる見出しがあったので、その話です。

ソースは「教えてgoo」なのですが、その質問というのは
『30歳で彼女ができません。女性が出会いを探すのはどこですか?』
というような内容でした。

30歳というと、まあ一番苦悩する時期かなと思うので、質問者さんの焦る気持ちはよくわかります。でも人には向き不向きがありますから。
松浦のように社会性がない人は、一人でいる方が最終的には幸せなのかもしれません。

松浦も30歳くらいのとき焦りました。
でも今だからわかるのですが、『つきあっている人がいる方がふつうである』とか『世の中カップルだらけ』などという妄想にとりつかれていただけなのです。
福田元総理じゃないですが、自分を客観視できればそんな苦悩はすぐに去ります。
どう考えたって、異性とつきあうような能力は備わっていません。

大切なことは、あとからわかる。
そういってしまえば、それまでです。でも、もっと早くに自分の生き方を定めておけば、よい仕事ができたのに。と後悔することはあります。
一番大事なのは、時間です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー女子ワールドカップは今が頂点だと思う

2011-07-19 17:55:00 | なんでもない日々
なんだか長ったらしいタイトルですいません。
あのですね、最初に誤解のないようにお断りしておきますが、別に日本代表チームが今後勝てないとかそういった意味ではないですよ。
スポーツ競技として、それも世界大会として今回のワールドカップは理想的な状況だった。といいたいのです。

ひとつには、日本代表の選手らは健全なアマチュアリズムに則って生活しているということ。
確かにバイトしながらの競技人生は楽じゃないでしょう。でも、なんとかやっていけている。好きなサッカーを練習できている。
そういう、手探りでサッカー人生を歩んでいる選手らが世界一になれる。
こんなすてきな状態は、滅多にないことだと思うんです。

テレビをつければわかるように、今すでに資本主義のモンスターどもが選手たちの生活を破壊しようとしています。
もし仮にマスメディアに多少なりとも倫理や品格が残っていたならば、一次リーグから徐々に盛り上げていって、昨日の朝のニュースで優勝杯を手にした表彰台の選手を映して終わりにしたでしょう。
映画でいえば、ラストシーンは表彰台に金の紙吹雪が舞うところです。
その後のインタビューやら政治屋との雑談なんて撮る監督はいませんよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上から目線の招待状

2011-07-18 18:07:11 | なんでもない日々
なんだか非常にかんに障るメールを受信しました。
内容は結婚式の招待状みたいなものなのですが、なぜ連休のど真ん中にこんな不愉快な思いをしなければならないのか、しばし自問してしまいました。

文面を要約すると、
『おれおれ。今度結婚する。大学時代の友達は全員集める。招待状送るから住所を至急返信しろ』
とまあ、こんな感じです。
(上記の文章は、松浦が再構成したものであり本物とは違います)

それで、なんでこんなに気に障るのか考えてみました。
ひとつには、もう最後に会ったのがいつだったかも思い出せないほど希薄な関係なのに、妙になれなれしい語り口だということ。
ふたつには、完全に上から目線で書かれていること(ジャイアンの「来ないやつはぶん殴っちゃうからな!」と同レベル)。

やっぱりね、親しき仲にも礼儀あり、だと思うのですよ。
ましてや、顔も思い出せないほど疎遠だったならなおさら。

まあ、ここはスルーするのが大人の対応ってものなのだろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏風邪かな?

2011-07-17 16:06:00 | なんでもない日々
頭痛とだるさで苦しんでおります。
最初は熱中症かな、と思ったのですがエアコンを効かせても、水分を取っても治りません。
どうも夏風邪をこじらせてしまったようです。

体温の調節がですね、うまくいかないのかな。
急に暑く感じたり、逆にエアコンなしでも平気だったり。
コンディションが不安定なんですね。

こんな季節で、夜もしっかりねむれないですから。
とにかく風邪薬を飲んで、眠れるときは時間を選ばずに休むようにしないとダメですね。
幸い、明日も祝日です。
いろいろとやりたいこともあったのですが、ここはひとつ我慢して治療に専念します。
腰痛が治まってきた頃だけに、また体調不良で計画が遅れるのは歯がゆいのですが、仕方ありません。

今晩はサッカーの決勝もあるのにね。
みんな友達(いる人は)とかと酒飲みながら楽しむのかな。
いいなー。

いろいろな意味で、今は我慢の時なのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなひどい話

2011-07-16 14:41:00 | なんでもない日々
三連休です。
実家に来ています。

で、かつての自室に入ったら暑いのなんの。
エアコン、壊れていました。

仕方がないので、ダイニングでノートパソコンを広げています。
ところが、父がすぐ横でゴルフ番組を見ています。
うるさいです。ふだんテレビを見る習慣がないからなのか、たいへん耳障りです。
まったく集中できません。

で、二十分以上我慢してふと顔を上げたら寝てるじゃないですか!
みてないなら消してくれよ!

なんだか余計に疲れてしまいました。
ただでさえ暑さで疲れ気味なのに、精神的にも削られます。
こういうとき、喫茶店とかファミレスで仕事ができる人はいいなと思います。
でも喫茶店はともかく、ファミレスは食事をするところです。ろくに注文もしないで延々と仕事や勉強をするなんてまねはできません。
人間として守るべき一線です。
仕方がないから耳栓でも買ってくるかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しいいす買おう

2011-07-15 18:11:18 | なんでもない日々
先日、変な角度でくしゃみをしたら腰痛になってしまい、なかなか治らない松浦です。
基本的には運動不足に原因があるのだろうとは思います。だけど、医者が満足するまで運動していたら生活が成り立ちません。
一日は24時間しかないですから。

それで少しでも痛みを緩和しようと原因を探っていたら、いすに行き当たりました。
松浦のいす、背もたれも座面も中のスポンジがへたれている15年くらい前のものです。
もちろん低反発とかそんないいものじゃないし、軸もぐらついているのですよ。

腰痛の原因をいすに押しつけるつもりはないですが、こりゃそろそろ買い換えてもいいかなと思ってます。
バカみたいな高級品はいらないですが、長時間の作業に耐えられる快適性と、何より腰に優しい設計のものがいいな。
ちょっと調べてみたら、メッシュタイプのPCチェアーが通販でありました。
ただいすだけは、座ってみないと善し悪しがわからないので三連休に家具屋さんに行こうかと思ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作戦の見直し

2011-07-14 16:55:55 | なんでもない日々
今日は、活動計画のお話です。

7月中にマンガ原作の持ち込みを敢行しようとたくらんでいましたが、先に小説の方を完成させようと思います。
アポ取りの記事を期待してくださっていた方は、来月までお待ちください。

なんでそういうことになったのかというと、お盆休みが関係しています。
お盆休み前や、年末年始直前の編集部がどんな状況になるかは関係者じゃなくても想像がつくというものです。まともに相手をしてもらえるとは考えられません。
また、小説の方は書き上げてから約一ヶ月が経過して、手を入れるにはちょうどよい頃合いです。今のうちに仕上げておかないと、秋の公募ラッシュに参戦できません。

やっぱり、なんだかんだで御三家に認められないと物書きとしての営業もままならないという事情があります。高いところからスタートした人だと「二番じゃダメなんですか」とか寝言を言いますが、底辺を知っていますから。だからたとえわずかでも高いところを目指してがんばりますよ。

才能に恵まれた人が頂点を目指しても、極められるかどうかは運次第。
ましてや松浦なんかが最初から「努力目標」とかいいわけを用意したら、二流にすらたどり着けずに終わってしまいます。
受験生の勝負が夏にあるなら、芸術の秋の勝敗を決めるのも夏でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傾向と対策、シナリオ編

2011-07-13 17:00:00 | アニメ・コミックで思うこと
ももんち (ビッグコミックススペシャル)
クリエーター情報なし
小学館


マンガ原作の話です。
昨日の記事でも書きましたが、
マンガはリアルで生臭い話。
小説は逆に、読んでさわやかな話。
が最近の風向きなんじゃないか、と思います。

そんな中、いわゆる『優しいお話』がほしい、というのがビジネスジャンプなんだとか。
一番リアルでねちっこい話が好きそうなのに、意外ですね。

で、具体的にはどういうマンガなのかなとおもって本棚をあさっていました。
上記の「ももんち」はビックコミックですが、たぶんこういう系統の話なんじゃないかなぁ、と憶測しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立場が逆転している?

2011-07-12 15:55:51 | なんでもない日々
コミック原作について調べていて気づいたことを書き留めておきます。

小説の公募に多いのが「おもしろければいい!」「新鮮な作品を求む」というようなうたい文句ですよね。
要約すると、「俺たちが思いつかないようなことを提案してくれ」ということでしょうか。
それに対して、マンガの編集部は方針がはっきりしています。
募集要項に「人間のどろどろ、ぎとぎとしたリアルでえげつない話を求む」など具体的にどういう物語を求めているのか提示しています。

もうひとつ気づいたのは、文芸とマンガで立場が逆転していること。
文芸といえば、上にも書いたように人間の闇の部分を書く! みたいなイメージがありますが、最近はそうでもないようです。むしろえげつない話はマンガで読んで、小説を読むときくらいは気分よくいたい。
そんな読者像があるように感じられます。
本屋大賞の「謎解きは」なんてほとんどマンガのノリですよね。
それに対して金融系マンガをはじめ、青年誌の多くに連載されているのがこってり系の物語です。

そのあたりの使い分けをしないと、仕事に結びつけるのは難しそうですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする