松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

添削サービス解答編

2011-07-11 19:44:55 | なんでもない日々
こんばんは。
添削サービスを調査してみよう! という企画の最終回です。

第二回の記事でも取り上げましたが、ネット上でも情報が非常に少ないN出版の添削サービスです。ちなみに、数少ない情報源だった「かつきはやと」さんのブログは検索でヒットしなくなりました。
なにやらもめていたようなので、該当記事を削除したのかもしれません。
興味のある方はキャッシュを探してみてください。

さて。
今回わかったことを箇条書きにすると以下のようになります。
1)添削サービスといいつつも、最初から落としどころは決まっているようだ。
2)ある程度のアドバイスフォーマットの存在が疑われる。
3)広告では下読み経験者がアドバイスとあるが、その一方で堂々とアルバイトの募集をかけている。

ある意味、非常に経営方針にぶれのない会社です。
彼らなりの鉄則があって、送られてきた作品から単語や要素をピックアップして、フォーマットに落とし込んでいく。それは新人賞の寸評も、添削サービスも全く同じです。

以下は憶測ですが。
アルバイトの募集に応じたスタッフに作品と添削フォーマットを渡し、一読した上で指示通りの添削用紙を仕上げるように教育しているのでしょう。
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持ち込みのための準備開始

2011-07-10 16:36:56 | なんでもない日々
小説の話じゃないですよ。
シナリオのことです。

聞くところによると、強者は代表電話に突貫するそうですが、仕事の実績もない松浦がアポを取れるとは思えません。
でもきっかけはつかまなきゃならない。

それで、シナリオ系の公募を調べていたらヤングジャンプに引っかかりました。
マンガ原作の公募もやっていますが、堂々と「持ち込み歓迎」と書いてあります。
ついでに電話番号も書いてあります。
代表電話じゃないみたいです。

かなり敷居が下がりました。
まずは弾を用意して、電話してみるしかないでしょう。
東進ハイスクール風にいうと、
「じゃいつ持ち込むか? 今でしょう」

とりあえず読み切りの話を三本くらい書いて、電話してみようと思います。
今週の目標はこれで決まった。
書くのは早いほうなので、三連休の前には電話ができるといいな。
がんばります。
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ライターが飯を食うための選択肢

2011-07-09 16:30:03 | なんでもない日々
シナリオライターとはいっても、様々なジャンルがありまして。
ふつうはドラマなどの脚本家、が最初に浮かぶのだろうけど。でもそんな柄じゃないですよ。松浦が月9とかいったら、ジョークにもならないでしょう。
だいたい俳優とかなら少しは知っているけど、アイドルやタレントの名前なんてほとんど知らないんだから。

そこで低予算で壮大な話が作れて、さらにいきなり物語り構築の主軸になれる分野を探してみました。
まあ、舞台が宇宙だろうと学園だろうと予算が同じ、という意味ではアニメーションなんかがそうですが、関わる人間の数が多いからちょっと大変。
というわけで、マンガ原作ですよ。

小説など文芸は、原則持ち込みはご遠慮くださいというのが出版社の姿勢なのですが、マンガ原作に限っていえば、文字ベースの仕事なのに持ち込みが可能なジャンルっぽいです。
もちろん、魅力的でかつ説得力のある企画じゃないと通らないのは当たり前ですが。でも、読んでもらえるのと門前払いでは雲泥の差がありますよ。

ところが困ったことに、このマンガ原作というのはシナリオにフォーマットらしきものがまるでないのです。
ネームみたいなものを書く人もいるらしいですし、実際のところはどうなんだろう。
ちょっと研究してみます。
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場違いでした

2011-07-08 19:20:21 | なんでもない日々
バーバリーをブルーベリーと読み間違えるような松浦が、なぜかブランド店ばかりのショッピングプラザに行きました。
場違いです。浮いてます。
店に入っても、とくに目当てのものなどあるはずもなく、仕方がないので待ち合わせ場所っぽいベンチで携帯端末をいじっていました。

ベンチに腰掛けてモバイルをいじる。
街でごくふつうの光景が、ここでは違うんです。

周りはよくわからないおしゃれ犬を連れている、これまたよくわからないファッションセンスのおばさんと、その連れのやくざみたいな男がほとんど。

本能がささやきます。
ここはおまえの来るところじゃない。秋葉原に帰れ、と。

でも、最近の秋葉原はもう昔の秋葉原じゃないんですよ。
ラジコンとか、無線が忘れ去られた今、居場所なんてないんじゃないかな。
ヨドバシカメラとかもできちゃって。なんだかおしゃれさんじゃないですか。
松浦の知っている秋葉原は、もっと小汚いところです。
「ゼイラム」のロケに使われちゃったりするところなんですよ。
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七夕だけにWindows7

2011-07-07 17:50:50 | なんでもない日々
松浦のノートパソコンは未だにVistaです。
でも今日は七夕じゃないですか。しかも東京は曇りの予報だったのに、晴れてるし。
そんなわけで、7にアップデートできないかなぁ、と調べてみました。

まあ、やってできないこともなさそうですが、結論から言うと既製品はそのまま使うのがよろしいかな? ということです。
どうしても7がほしければ、最初から7が入っているPCを買って、少しずつデータなどを移していけば楽だよ、と。

でもねぇ。
来年8がでるんでしょ?
そして7のサポートもあと4年。
そう考えると、ちょっと躊躇してしまいます。

同じようなことを考えている人は結構いるみたいで、ロースペックのPCなんかが特価! とか、在庫限り! なんていう風に売られていました。
実際、5万以内でこんなに選択肢があるなんて一昔前では考えられないことです。

タイムスリップなんかしなくても、ちょっとぼんやりしていればPCの市場は劇的に変化していくんだろうな。なにもしなくても、浦島効果が堪能できますね。
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全然、マンガじゃない本

2011-07-06 16:16:00 | 一般書籍で思うこと
マンガ 統計学入門 (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社


統計学。
難しいですね。
試しに「マンガ」「統計学」で検索するといろいろと引っかかります。
その中で、一番硬派なのがこれだと思います。はっきりいって、マンガと書いてありますがタイトルに偽りありです。
正しくは、「欧風の挿絵多数書籍」でしょう。
日本人の感覚でマンガで教えてくれよ! というのなら、もっと萌え絵系の本を手に取った方がいいです。
オーム社とかソフトバンククリエイティブとかからでてます。

じゃあ、内容が深いのか? というと、そうでもありません。
むしろ全体を網羅しようとして、具体例などがほとんどなく理解は難しいです。
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レベルの高い仕事

2011-07-05 16:32:48 | なんでもない日々
一部で話題のドラマ『glee』をみていて思ったことです。
なんというか、やっぱりレベルが違うな。
NHKもこんな作品を買ってきて放送するなんて、民放つぶしでもしたいのか? というくらいの違いですよ。

まあ、気になるのでネットで作品の情報を調べていたらわかったこと。
舞台は高校だが、出演者は20代。それも、プロデューサーが番組企画が上がったときから約三ヶ月もブロードウェイをみまくって選び出したとか。
もうこれだけでも、作品の質は雲泥の差だよなあ。

タレント事務所から無能芸能人を押しつけられて、
「こいつを主役にしてドラマ作って」
とか仕事出してくるような業界人は、爪の垢でももらってきて飲んだらいいと思う。

いやいや。
向こうは英語圏で売れるから予算が……。
といういいわけも聞こえてくるだろうが、それはどうかな。
はじめから日本だって海外展開可能なレベルの作品を作ればいいじゃないですか。
お金の問題だって、解決手段がないわけじゃない。
創作においては、お金は時間と等価なのです。制作本数を減らして、人と時間を割けば予算が少なくてもカバーできる。
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ばてているのか、風邪を引いたのか

2011-07-04 15:55:51 | なんでもない日々
なんだか金曜日以来、体調がすぐれません。
はじめは夏風邪かな、と思ったのですが暑さでばてているだけなのかもしれないし。何とも判断がつかない状態です。
土日静養していれば治る、はずだったのですが今日に至ってまだ完治せずです。

思考回路もめっぽうマイナス方向にふれていて、なにをやっていても楽に死ぬことでしか救われない気分ですね。まあ、考えがネガティブなのはいつものことですが。
以前からこういうことはたびたびあったんですが、その都度なにかしらの小さな、ほとんど奇跡のような希望を見つけ出してなんとか生き延びてきたような気がします。

でももう若くもないし。
中年のおっさんがみる夢はみにくいです。
客観的にいって、きもいです。
我がことながら、「いい年して、なに妄想に耽ってるんだよ!」と突っ込みたいです。

青臭いね、で笑って済ませられるのは20代までですね。
もうそろそろ死ぬ準備でも始めろよ! という声が聞こえてきます。

そうですね。
もうじき保証人がいないから部屋も借りられなくなるだろうし、そのときは潔くこの世を去りたいと思います。
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好きなものはガソリン

2011-07-03 12:31:31 | なんでもない日々
バットマン「ダークナイト」がテレビ放映されていたので、そんな話です。
もちろんバットマンはかっこいいのですが、ジョーカー様に心惹かれる松浦です。
結局のところ「リア充爆発しろ」が行くところまで行くと、「好きなものはガソリン」になるのではないか、と。

そういう意味では、バットマンとジョーカーって深いところでは同じようなトラウマを持っていて、違うのは症状だけのような気がします。
そしてそんなヒーローやジョーカーに、松浦のような人間が共感するんだろうな。

本当にあの映画に共感できる人は、心に傷を負った人なんだと思うんですよ。
映画公開当初は「これはすごいものを見た」と感動しました。当然、布教活動をするのですが、リア充の人は「おもしろいね」とはいうのですが「すごいね」とはいわないものです。
そして「いい年してなにバットマン?」という目で松浦を見ます。

きっとそういう人は自分たちの幸福が、松浦のような人間の犠牲の上に成り立っていることを知らないのでしょう。もしくは見て見ぬふりをしているのか。

松浦は大金持ちの御曹司でもないし、ジョーカー様のように頭が切れるわけでもない。
だから不満の矛先は自分に向けるしかないし、それで済ませているけど。エネルギーは相当たまってますよ。もうね、東日本大震災を引き起こせるくらいのマグニチュードです。きっとね。
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次回作

2011-07-02 10:55:01 | なんでもない日々
次に書くもののテーマをいろいろと考えていたのですが、ようやくみえてきました。
まだぼんやりとしていて、詰めていかなければならない箇所はたくさんありますが、扱いたいもの、進むべき方向は決まったので気分は楽です。
同じ資料を読むにしても、視点が定まった感じ、とでもいいますか。

テーマっていうけれど、おまえの書くものにそんな要素ないじゃないか!

と怒られそうですが、一応毎回考えています。
説教くさくならないように。
煩わしく感じられないように。
ページをめくる手が止まらないように。
一生懸命、楽しく読めるように工夫はしています。でも頭の中で、自分のいいたいことは決めておかないと書いていて行方不明になってしまいます。
そしてそんな技巧だけの小説は、やっぱりつまらないんだと思うんですよ。

いいたいことがダイレクトに伝わってしまうようでは小説ではないし、読んでみてもなにも感じられないようでは物語じゃない。
そんな風に考えています。

どこで読んだか忘れましたが、「お話と物語は違うもの」だそうです。
この言葉の意味するところを本当に理解しているとは思いませんが、松浦なりに解釈するとほとんどのテレビ番組がみるに値しないのはトークショーだからなのかな。
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