TONALITY OF LIFE

作曲家デビュー間近のR. I. が出会った
お気に入りの時間、空間、モノ・・・
その余韻を楽しむためのブログ

夜な夜なカルヴァドス

2022-01-15 20:40:31 | グルメ

1989年産のカルヴァドス ルモルトン。
昭和から平成へと移り、高校を卒業〜浪人生活へと入った忘れられない年である。
ヴィンテージならではの歳月を味わおうと正月三が日に開栓した。

「シャンパン」がフランスはシャンパーニュ地方で造られたものに限定されるのと同様に、
「カルヴァドス」を名乗るにはノルマンディー地方が条件になるという。
この地方には約800種類ものリンゴがあると記載したサイトの真偽はともかく、
そのなかでカルヴァドス用として認められているリンゴは48種類、プラス数種類の洋ナシなのだとか。
調べていくうちに「ルモルトン」は、銘醸地ドンフロンテ地区で農園を営むルモルトン家が
自家醸造、自家熟成させて造るカルヴァドスであることが判った。
洋ナシの割合が高いのがこのエリアの特徴で、
リンゴ100パーセントのものよりも香りの幅が広いと感じる。

さて、飲みながら時の流れに思いを馳せようとしたものの、
偶然手に入れたボナイユート チョコレートとの相性があまりにすばらしく
意識はそちらに持っていかれてしまった。
鼻腔口腔への強烈なパンチに緩急を付けてくれる
シチリア産古代チョコレートの話しは次のエントリーで。

参考URL:
https://lemorton.com/en/home/
https://anyway-grapes.jp/producers/france/normandie/lemorton-/index.php
https://brandydaddy.com/entry/chishiki-20-calvados/



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