ガイドブックで川の東側を眺めていたところ、面白い形状の区画が眼に留った。
周囲が碁盤の目になっているなかで、この一角はダイアゴナル(対角線)に道路が走り、
中央にサークル、それを取り囲む八角形の街路、そして4箇所にダイヤ形の緑地帯らしきものが設けられている。
住宅地なのか公園なのか、この幾何学的な場所を確かめることも目的に
DAY5は自転車を借りてミンモと橋を渡った。
結論から言うと、そこはやや古びた住宅街だった。
一戸一戸の区画は広く、街路樹やたくさんの庭木に囲まれているものの、地形が平坦なところが惜しい。
例えば放射状の中心が一番低い田園調布のような起伏があれば、この独創的な街区をもっと体感することができただろう。
中央のサークルは緑地帯、そしてダイヤ形はバラ園で、
「Ladd's Rose Gardens Circle and Squares」という名前を現している。
今は剪定が施され冬薔薇がちらほら咲いているだけだが、
半袖の頃には “Rose City” ポートランドの名に相応しい芳香に包まれることが想像できた。
あとで調べたところ、William Sargent Ladd(1826-1893)という人の発案だそうな。
ゴールドラッシュの波に乗って東部から西海岸へやって来て、
実業家として成功を収めたあとはポートランド市長も務めた人物とのこと。
サークルを望む「Palio Dessert & Espresso House」でお昼を食べた。
街区の外れには「Bee Thinking」という養蜂の専門店。
ハチミツはもちろんのこと蜜蝋キャンドルやTシャツといったグッズのほか、
巣箱から防護服まで本格的な養蜂具が販売されている。
レクチャーをおこなう教室も併設されていて
こんなお店が住宅街のなかにあるところもポートランドらしい。
このあとはビーガン料理の店「Harlow」を目指してさらに東へと漕いだ。
新鮮な小麦の若葉を圧縮したジュース “WHEAT GRASS” を飲むために。
自転車、橋、健康志向の食事もこの街のキーワード。
周囲が碁盤の目になっているなかで、この一角はダイアゴナル(対角線)に道路が走り、
中央にサークル、それを取り囲む八角形の街路、そして4箇所にダイヤ形の緑地帯らしきものが設けられている。
住宅地なのか公園なのか、この幾何学的な場所を確かめることも目的に
DAY5は自転車を借りてミンモと橋を渡った。
結論から言うと、そこはやや古びた住宅街だった。
一戸一戸の区画は広く、街路樹やたくさんの庭木に囲まれているものの、地形が平坦なところが惜しい。
例えば放射状の中心が一番低い田園調布のような起伏があれば、この独創的な街区をもっと体感することができただろう。
中央のサークルは緑地帯、そしてダイヤ形はバラ園で、
「Ladd's Rose Gardens Circle and Squares」という名前を現している。
今は剪定が施され冬薔薇がちらほら咲いているだけだが、
半袖の頃には “Rose City” ポートランドの名に相応しい芳香に包まれることが想像できた。
あとで調べたところ、William Sargent Ladd(1826-1893)という人の発案だそうな。
ゴールドラッシュの波に乗って東部から西海岸へやって来て、
実業家として成功を収めたあとはポートランド市長も務めた人物とのこと。
サークルを望む「Palio Dessert & Espresso House」でお昼を食べた。
街区の外れには「Bee Thinking」という養蜂の専門店。
ハチミツはもちろんのこと蜜蝋キャンドルやTシャツといったグッズのほか、
巣箱から防護服まで本格的な養蜂具が販売されている。
レクチャーをおこなう教室も併設されていて
こんなお店が住宅街のなかにあるところもポートランドらしい。
このあとはビーガン料理の店「Harlow」を目指してさらに東へと漕いだ。
新鮮な小麦の若葉を圧縮したジュース “WHEAT GRASS” を飲むために。
自転車、橋、健康志向の食事もこの街のキーワード。