三国越林道という伊賀・京都・滋賀を結ぶ舗装林道がある.ツーリングマップルではちょうどページの切れ端になっていたりして,これまで走行する機会がなかった.三国越林道の起点は,これまで何度も通り過ぎていた茶源郷の和束町にあった.
三国越林道は舗装路だが,山岳道路を思わせるような山を豪快に切り開いたような道だ.道中,随所に落石のあとがあった.標高は600mと低いもののサンギリ林道を彷彿させるような険しい道のりだった.
先の方まで進んで行くと,展望台や見晴らしのよいところに東屋がある.交通量は皆無で聞こえてくるのは風の音だけだ.時折,遠くの方からオートバイの排気音が聞こえてくる.ライダーにとって三国越林道は,ニッチなところなのかもしれない.どうやら自分と同じようなライダーが走行しているものと思われた.
展望も素晴らしく,伊賀盆地を見渡すことができる.遠くに見えるのは,奈良の山だそうだ.このあとは,一気に京都から滋賀県は信楽町へと抜けることにした.
途中,信楽町の鶏鳴の滝へと立ち寄ってみた.ここには,元旦の朝になると、黄金色の鶏が現れて新年の幸を告げるという伝説があるそうだ.滝まで陶磁器の信楽焼きで有名な狸の置物が,道中の道案内をしてくれる.
三国越林道―和束町から信楽町を結ぶこの道は,春は桜であふれた美しい景観を見せてくれるという.緑の萌えいずる頃に再訪してみよう.
(*´・ω・`)b
この時期でも、常緑の木々…
紀伊半島だなぁって感じでございます
(*・ω・)
関東出身の関西発信情報
(^_^)
だんだんとディープな情報になるんでしょうけど
(。-∀-)
本年もよろしくお願いいたします
(_ _)
コメントありがとうございます.
今年もよろしくお願いいたします.
木々の緑の強さは夏に比べると確かに弱くなっていますが,真冬を思わせるような景観は京都南部から奈良北部にかけては見当たりません.
この時期でも常緑の木々,言われてみればたしかに違和感はあります.気分だけは,もうすっかり関西ライダーです.
こちらの土地にもようやく慣れてきたところなのかもしれません.
今年もオートバイでのあてのない旅を続けます.