京丹後市の網野町に夕日ヶ浦という砂浜に面した温泉街がある.町の雰囲気は昔ながらの温泉宿と言った感じがして、なかなかいい.この町の北側はリアス式海岸となっていて、山中海岸をワインディングロードが続く.
網野町の塩江と磯の境界となる七竜峠に「みどりの一里塚」という展望所兼休憩所のような広場がある.日没間際ということもあって、広場にはだれもいなかった.そして、強烈な西日がだれもいない広場に降りそそぐ.
この峠には、白い蛇にまつわる恐ろしい伝説があるようだ.峠の近くに七竜神社があって、蛇が祀られているらしい.そんな峠からは、久美浜湾とその砂州である小天橋の絶景を一望できる.
帰り際、七竜神社をひと目見ようと思って探してみたけれど、辺りはすでに薄暗く、神社がどこにあるのか分からなかった.また、明るいうちに訪れた時に探してみようと思う.
とは言いつつ、おなじ京都府に住んでいても、南部の宇治から北部の京丹後へ行く機会は、そのアクセスの悪さから中々ない.次の再訪は、来年の暖かくなった頃になるだろう.
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